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私立中高進学通信

2017年9月号

中学入試のポイント

麴町学園女子(麹町学園女子)中学校

適性検査型の『みらい型入試』を新設

2017年度入試に『アクティブイングリッシュ入試』を新設した同校。2018年度入試では『みらい型入試』も新設し、幅広い力を持つ生徒を募集します。
適性検査型入試を新しくスタート

 英語4技能をバランスよく伸ばす独自の英語教育プログラム『アクティブイングリッシュ』を展開する同校。2017年度入試から英語のリスニングや英語の面接を取り入れた『アクティブイングリッシュ入試』をスタートさせ、新しい一歩を踏み出しました。

 2018年度からは、さらに都立中高一貫校の適性型入試に準じた教科横断型のテスト『みらい型(思考力)入試』を新設します。正解が一つではない問題に対して、どう粘り強く取り組むのか、その姿勢やアイデアを問うのがこのテストの目的です。

「これからの社会では答えが一つに定まらない問題に自ら解を見いだす力が問われます。そこで本校では受験生たちが秘めている能力や資質をしっかり見いだし、伸ばしていきたいと考え、『みらい型入試』を新設しました」

 と入試対策部部長の田邊隆先生は話します。

『みらい型入試』のベースにあるのは、同校が推進する『みらい型学力』の育成です。同校では、キャリア教育プログラム『みらい科』を中高6年間をかけて実施。職業体験や高大連携プログラム、ゼミや論文作成などを通して、時代の変化に柔軟に対応する力を育むことを目的としています。

「社会がキャリア教育に求める力が過去と大きく変わっています」

 と『みらい科』プログラムを担当する河越多衣子先生は言います。

「これからの社会で必要とされるのは、特定の仕事のための技能だけではなく、“どんな状況にも対応できる力”です。これからは変化する仕事環境に柔軟に対応できる能力や、粘り強さがある人材が求められます。『みらい型入試』ではどんなことにも意欲的に取り組む力を見いだし、そういった能力を持つ生徒を幅広く受け入れたいと考えています。
 例えば何かの企画を立てる時のワークフローなどを考えさせる問題を通して、常識の範囲内で筋道を追って答える能力を見たいと思います。見たいのは完成度の高い正解ではなくて、どれだけその問題に粘り強く取り組んだかです。極端にいえば、時間切れで答えが出なかったとしても、試行錯誤した過程をきちんと評価したいと思います」

刺激し合い、その資質を伸ばす教育を

『みらい型入試』の新設には、新入試制度で入学する生徒たちの存在が、学校全体にとって良い刺激になってほしいという狙いもあります。

「本校の生徒たちが社会人になったときに『そういう仕事は習ったことがないからできません』とは言ってほしくありません。そのために、『ともかくやってみよう』と考え、周囲にもその影響を波及させられるような生徒に入学してもらい、刺激を与えてもらいたいと思っています」(河越先生)

 といっても、一般の受験生にない特別な能力を要求しているわけではありません。

「まずはチャレンジする気持ちが大事。ふるいにかけるための試験ではなく、生徒自身が持つ良い面や努力した結果を評価したいのです。『正解がわからないから書かない』とあきらめるのではなく、わかった部分だけでも書き綴ることが大事です。採点にもじっくり時間をかけ、慎重に評価したいです」

『アクティブイングリッシュ入試』も、2018年度からは英語配点をより高くし、英検取得などによる「みなし得点」の採用(左ページ募集要項参照)を行うなど、より多様な生徒がチャレンジできるように間口を広げています。

「本校が掲げるキャッチコピーは『しなやかに、たくましく』。一般入試の受験者も含め、それぞれの得意分野や資質は違うと思います。本校は、生徒それぞれの良さを協働しながら伸ばせるようにサポートする学校です。コツコツがんばれるタイプなら、本校でその能力を最大限に伸ばすことができる、と断言したいですね」(田邊先生)

進学通信2017年9月号
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