Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2017年9月号

アクティブラーニングで伸ばす新しい学力

日本大学豊山女子中学校

1人1台タブレット利用で思考力を磨き多面的に学ぶ

ICTツールによる情報共有が学ぶ力を引き出す
中2の英語の授業。iPad AirでGoogle検索をして正しい発音を確認。グループで教え合う姿も見られました。

中2の英語の授業。iPad AirでGoogle検索をして正しい発音を確認。グループで教え合う姿も見られました。

タブレットで変わる授業

 2017年度から中1、中2と高1の学年に1人1台のタブレット端末を導入した同校。さまざまな教科で活用がスタートしています。通信機能は校内だけでなく、登下校中や自宅でもつながるLTE方式を採用。自宅に持ち帰って学習に活用するなど、すっかり生徒の日常に溶け込んでいます。

 各教科の先生方も、タブレットを授業でどのように使えば効果的に活用できるのかを模索・研究しています。例えば、中2の理科の授業では、実験結果のグラフを各生徒のタブレットと教室の大型ディスプレイに表示して、結果の考察を全員で行っていました。高1の物理の授業では図をタブレットで参照しながら「力のつり合い」の演習問題の答え合わせに活用していました。

 タブレットを使うことで、視覚的な情報の共有が進み、生徒同士や生徒と先生が話し合う場面が増えたそうです。生徒の解答や文章などを大型ディスプレイに映し、クラス全員で見て検証しながら授業を進めているため、自分の解答がクラスのみんなに見られることにも慣れ、「失敗は恥ずかしくない」という雰囲気も生まれました。

「生徒にはタブレットを使いながら、課題解決力を身につけてほしいですね。情報を選択する力や言葉にして伝える力を伸ばしていけば、相手の話を聞く姿勢も自ずと育つと思います」

 と広報部主任の我妻等先生は話します。

付属校のメリットを生かして

 今後は学年が進むにつれて、より高度な活用を推進していきたいとする同校。高校生には1人ずつメールアドレスが付与されますが、高大連携や校外での学習・活動への利用が期待できそうです。

 日本大学はGoogleと提携しており、大学が発行するメールアドレスでGoogleの各種サービスを使うことができます。これは日本で最大の学生数を誇る同大学ならではのメリット。付属校である同校の高校生もその対象に含まれており、グループで情報を共有する機能や文書や画像などを管理するクラウドストレージを自由に使うことができます。安全な閲覧や検索ができるようセキュリティ管理対策も強固です。

 ネット上のさまざまなサービスを使いこなす力は、大学入学後の勉強やレポート作成、就職活動だけでなく、社会人になっても、必ず必要となります。高校時代からこうした環境に身を置いて学びを深められるのも、日本大学の付属校だからこそ。学園のスケールとメリットが教育環境にどう反映されるかをチェックするのも、学校選びの大きなポイントになります。

001理科
タブレットを使うから“考える時間”が増える

 中2の理科の授業では、実験後のグラフをタブレットと大型ディスプレイに映して全員で見ながら、考察をしていきます。生徒たちは授業のポイントを、タブレットに映し出したグラフの横にペンシル機能で書き込んで、忘れないようにメモします。

 ノートを開かなくてもすぐにアクションできるのがタブレットの良さです。そのぶん、紙で作った原子モデルを使い、問題を解く時間のゆとりが生まれました。

黒板と大型ディスプレイの2つの画面を見ながら学ぶのは、同校の定番です。黒板と大型ディスプレイの2つの画面を見ながら学ぶのは、同校の定番です。
タブレットでデジタル化し学びながら、紙を使ったアナログな学びも行って学習内容を深めます。タブレットでデジタル化し学びながら、紙を使ったアナログな学びも行って学習内容を深めます。
002英語
間違いがわかりやすい!自分のノートを撮影して共有

 中1の英語の授業では、自分のノートの自己採点したページをタブレットで撮影していました。撮影した画像は、その場でクラスのみんなにも見てもらいます。間違ったところが映されると少し恥ずかしいですが、先生が

「○○さんは、こう考えたからこう答えたんだと思う」

 と、ミスした原因を解説してくれるため、よく理解でき、納得感も大きくなります。ほかの生徒のきれいなつづりを見るのも、英語を学び始めたばかりの中1生にはモチベーションになります。

タブレットでノートに書いた解答を映してみんなで共有します。タブレットでノートに書いた解答を映してみんなで共有します。
クラスメートの解答を共有することで、さまざまな角度から学びを広げます。クラスメートの解答を共有することで、さまざまな角度から学びを広げます。
003英会話
ネットの翻訳機能を使って英文プレゼンテーション
グループワークで英語のスピーチをまとめ、練習しました。英単語もスピーチとともに覚えてしまいます。グループワークで英語のスピーチをまとめ、練習しました。英単語もスピーチとともに覚えてしまいます。

 中1の英語の授業では、国立科学博物館を訪れた校外学習のまとめを、英語でプレゼンテーションしていました。現地で撮影した写真をつなげて、「恐竜」など関心のあるテーマについて解説していきます。

 とはいえ、中1の段階では授業で習った会話表現だけでは自分たちの言いたいことを伝えられません。したがって、先にネット上の翻訳機能を使って、発表の内容を日本語から英語に翻訳し、ネイティブの先生に中学生にふさわしいスピーチに直してもらいました。先生がスピーチを読み上げる音声をタブレットで録音し、それをお手本にグループで練習・発表をします。習っていない文法や言い回しを、ネットの翻訳機能を使って取り入れた生徒たちは英語での表現を楽しみながら身につけています。

004物理
タブレットを自在に動かし図形の概念を演習
タブレットの画面を拡大したり傾けたりして、じっくりと問題に向き合う生徒たち。タブレットの画面を拡大したり傾けたりして、じっくりと問題に向き合う生徒たち。

 高1の物理の授業では、物体に働く力の向きについて、演習の答え合わせをしています。タブレットなら図形を描いて大きさを変えたり、自在に矢印を引いたりできるので、重力や垂直抗力などの概念を説明するのに適しています。文字色を変えられるので間違えやすいところや正しい答えも一目でわかります。

ココも注目!
授業以外にも役立っているタブレット
(広報部主任/我妻等先生)(広報部主任/我妻等先生)

 部活動や家庭でもタブレットが活躍しています。

「運動系のクラブでは三脚にセットして撮影し、フォームチェックに使っています。スポーツは自分の動きを客観視することが大切です。 “思ったより腕が上がっていない”などその場で動きが確認でき、よいフォームがイメージしやすくなります」

 タブレットには学校と生徒、保護者とのコミュニケーションを促すアプリも入っています。

「タブレットを導入した学年では、保護者への配付物はほとんどオンラインで行っています。緊急時の連絡や安否確認の機能もあり、万が一の連絡手段が確保されているのは通学時の安心材料の一つです」

(この記事は『私立中高進学通信2017年9月号』に掲載しました。)

日本大学豊山女子中学校  

〒174-0064 東京都板橋区中台3-15-1
TEL:03-3934-2341

進学通信掲載情報

【学校生活ハイライト】体育祭で育む団結力学年対抗の組分けが絆を深める
【未来を切り拓くグローバル教育】ターム留学制度を新設海外への扉を増やす
【中学入試のポイント】英語インタビュー入試など 新たに3つの入試を導入
【その先に備えるキャリア教育】価値 次世代型キャリア教材で培う新しい価値を創造する力
【行ってきました!学校説明会レポート】女子の心をつかむ体験授業が魅力夏休み学校見学会
【The Voice 校長インタビュー】「女子にしばられない」教育で視野を広げて未来を切り拓く
【SCHOOL UPDATE】広い視野を持ったグローバルリーダーを育成
【アクティブラーニングで伸ばす新しい学力】1人1台タブレット利用で思考力を磨き多面的に学ぶ
【中学入試のポイント】調べてまとめて発表する思考力型入試
【SCHOOL UPDATE】文化週間・合唱コンクール 固い団結力を歌にのせて各クラスが優勝をめざす
【グローバル時代の学び方】世界に飛び出すきっかけをつかむ2つの海外研修
【The Voice 新校長インタビュー】女性の活躍の場が広がりゆく今こそ未来を見据えた学校改革を
【10年後のグローバル社会へのミッション】英語にたくさん触れて 自主的に英語を楽しむ環境づくりと教育
【注目のPICK UP TOPIC!】「サイエンス部」が全国大会に出場
【SCHOOL UPDATE】タイムカプセル開封式 15年間の成長と母校での日々に思いをはせる
【部活レポート】放送部
【授業発見伝】理数科 創造的な学習意欲を育てる課題研究発表会
【母校にエール!OGOB interview】教育実習生として戻ってきた今 母校の素晴らしさを痛感しています
進学通信2017年9月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ