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私立中高進学通信

2017年9月号

6年間の指導メソッド

東洋大学京北中学校

人間性の向上『より良く生きる』がテーマ

創設者の遺訓となった『諸学の基礎は哲学にあり』を土台にした哲学教育を学びのベースとする同校。『本当の教養を身に付けた国際人の育成』を目標にした独自の国際教育も加えて、未来に向けて自己実現するためのたくましい力を養成しています。
中学の3年間、必修で行われている『哲学』の授業。哲学的に物事をとらえ、対話を交えて価値観を認め合いながら、常に自問自答していくことができる力を養っていきます。

中学の3年間、必修で行われている『哲学』の授業。
哲学的に物事をとらえ、対話を交えて価値観を認め合いながら、
常に自問自答していくことができる力を養っていきます。

「国際人」といっても特別な存在ではない

 2015年に現在の校名に改称し、同校は共学校として新たな歴史を刻み始めました。第1期生たちは今年度に中3となったばかりで高校への進学は2018年度からですが、本当の教養を身に付けた国際人を育成する独自の6カ年一貫教育学習プログラムはすでにスタートしています。

「本校で過ごす6年間のテーマは、『より良く生きる』という精神的に自立した姿勢に基づく人間性の向上です」

 と校長の石坂康倫先生は話します。このテーマの土台にあるのは、今から130年前に私立哲学館(現在の東洋大学)を開き、その後、同校の前身となる京北尋常中学校を創設した哲学者・井上円了博士が遺した有名な言葉『諸学の基礎は哲学にあり』の精神です。

「そもそも哲学という学問は、自分で考え、実行する力を養う学問です。その根幹にあるものは、切磋琢磨した自らの力で『世の中に貢献したい』と勇気をもって一歩を踏み出す志であると私は思っています。あえて“グローバル教育” “グローバル人材”などの言葉を使わなくても、一人ひとりは世界の中の確固たる一人ひとりであり、選ばれた特別な人だけが国際人ではありません。

『より良く生きる』ために何を学ぶのか。そのような信念をもって6年間、学び続けるところから、『本当の教養を身に付けた国際人』としての誇りが芽生えてくることを期待しています」

三位一体の教育で自らの生き方を模索
東洋大学京北の教育ビジョン

『本当の教養を身に付けた国際人』を育てるために、同校が実践しているのは『哲学教育』『国際教育』『キャリア教育』が融合した三位一体の教育です。

 はじめに、『生き方教育』とも呼ばれている同校ならではの哲学教育からみていきます。同校では哲学的教養を育むため、中学では『哲学』と『国語で論理』の授業を必修科目としています。

「『哲学』では哲学対話の手法を取り入れ、自己の価値観を見つめ直し、自問自答できる力を養っていきます。『国語で論理』では、物事を分析・考察・表現の三段階で学んでいきます」

 ここで養われる論理的思考力は、どの教科でも活かされる思考のベースとなります。このほか全員で取り組む『哲学エッセーコンテスト』や希望者参加による『哲学ゼミ』など、哲学的な考察力を磨く取り組みが多数実施されています。

 『国際教育』で同校が軸としているのは、コミュニケーション力の育成です。中1の『フレッシュマン イングリッシュキャンプ』(国内で2泊3日)は、入学後のオリエンテーションも兼ねて、英語を通してクラスの親睦を深め、ネイティブの先生方との触れ合いで異文化を体験します。中2の『イングリッシュキャンプ』(国内で2泊3日)は、ネイティブの先生を中心に英語をたくさん聞いて話す体験をします。確実な語彙力と英語の表現力を養うだけでなく、山歩きなどの校外学習も行われます。中3の『カナダ修学旅行』(5泊7日)ではホームステイや現地校との交流で生の英語に触れ、話す力、聞く力を磨きます。

 これらすべて全員参加のプログラムですが、英語力を伸ばすだけでなく、人とコミュニケーションをとる力、異文化を知る大切さの理解力を育むことが念頭に置かれています。このほかに希望制で『セブ島英語研修』(約1週間)も実施。ここではさらなる語学力の強化と同時に異文化理解にも努めるプログラムを用意しています。

『キャリア教育』でも、同校ならではの特色ある取り組みが行われています。中学校のころから、先を見据えた進路指導プログラムを充実させ、東洋大学附属校というメリットを生かして、多様なキャリアデザインに対応できる高大連携プログラムを展開しています。その一つが、中1・中2で実施しているキャリア教育プログラム『社会を知る』です。

「社会の第一線で働く若手社会人へのインタビューを通して、学問と社会のつながりを学ぶところから始めています。社会を知ることは、大学進学からその先に広がる未来を描く道しるべとなります。
 中学生が、社会人から実際の仕事の様子や生活について聞く機会はあまりありません。そのため、このインタビューはとてもよい経験になっているようです」

『より良く生きる』ための道を生徒自らが模索すること。その重要性を伝える同校の取り組みは生徒の学力と心を伸ばし、必ずや飛翔させることでしょう。

「信念をもって学び続けてほしい」と語る石坂康倫校長先生。「信念をもって学び続けてほしい」と語る石坂康倫校長先生。
中1の『フレッシュマン イングリッシュキャンプ』。入学して間もない時期に行う、オールイングリッシュが基本のオリエンテーションです。中1の『フレッシュマン イングリッシュキャンプ』。入学して間もない時期に行う、オールイングリッシュが基本のオリエンテーションです。
中学の必修科目の一つ『国語で論理』。物事を論理的に考えながら、それを文章にする表現力へとつなげていきます。中学の必修科目の一つ『国語で論理』。物事を論理的に考えながら、それを文章にする表現力へとつなげていきます。
高1のオリエンテーション合宿中に開催している『校長授業』の様子。高1のオリエンテーション合宿中に開催している『校長授業』の様子。
国際教育の一環で行っている高校の『国際理解』。国際的な諸問題に対する正しい知識や、異文化に心を開く姿勢を身に付けていきます。国際教育の一環で行っている高校の『国際理解』。国際的な諸問題に対する正しい知識や、異文化に心を開く姿勢を身に付けていきます。
自らに問う「なぜ私たちは学ぶのか」
生徒のレポート。『本日の結論』としてまとめられた“声”に、石坂校長先生はていねいなコメントで応えていきます。生徒のレポート。『本日の結論』としてまとめられた“声”に、石坂校長先生はていねいなコメントで応えていきます。

 高1の5月に実施しているオリエンテーション合宿。この合宿では、石坂校長先生から直接学ぶプログラムが設定されています。

「合宿の中で私は、毎回90分間の『校長授業』を担当しています。生徒に投げかけるテーマは、『なぜ私たちは学ぶのか』というものです。最初は怪訝そうな顔を見せる生徒たちですが、『学ぶことは、どんなことを自分にもたらすのか』『学ぶことは、どんなことを自分以外の人にもたらすのか』『学ぶことは、どんなことを世の中にもたらすのか』などの問いと真摯に向き合う中で、やがて自らの生き方に一つの答えを見つけます。
 学校のテーマである『より良く生きる』ためにも、学ぶ意義について一度、立ち止まって考えてみることも悪くないと思っています」(校長/石坂康倫先生)

(この記事は『私立中高進学通信2017年9月号』に掲載しました。)

東洋大学京北中学校  

〒112-8607 東京都文京区白山2-36-5
TEL:03-3816-6211

進学通信掲載情報

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進学通信2017年9月号
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