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私立中高進学通信

2017年9月号

6年間の指導メソッド

白梅学園清修中学校

少人数の一貫教育で才能を大きく伸ばす

学力の確実な定着や実践的な英語力の強化で合格実績を上げてきた同校。2017年度からは言語教育に特化したプログラムが始まり、さらなる飛躍を遂げようとしています。
生徒と先生の距離が近く、アットホームな同校。吹き抜けになっているアトリウムは交流の場でもあり、ネイティブの先生にも気軽に質問できる雰囲気です。

生徒と先生の距離が近く、アットホームな同校。
吹き抜けになっているアトリウムは交流の場でもあり、ネイティブの先生にも気軽に質問できる雰囲気です。

6年間で確実に言語能力を向上させる

 少人数による完全中高一貫教育を行い、生徒一人ひとりにきめ細かい指導を行っている同校。中等部は2006年の開校。比較的新しい学校ですが、開校以来6年連続で国公立大学への合格者を輩出し、2016年度は初めて国立大学医学部にも現役合格者を出しました。

「入学してからの成績の伸び率や合格実績は、生徒が6年間がんばったことによる結果だと思っております」

 と話すのは入試・広報担当の新宿先生。この合格実績を可能にしている独自の教育とはどのようなものでしょうか。まず強みになっているのはグローバル教育。ネイティブの先生による英語の授業は週に5時間あり、中2でイギリス、高1でカナダ(2017年度実績)と6年間で2回の海外研修に全員が参加します。研修までに滞在国の歴史や地理、政治情勢などについて事前学習を行い、英語だけではなく総合的な学びを教科連動で行うのも特徴です。

「開校以来、取り組んできた英語教育に加え、本年度から、すべての生徒が論理力を身につける授業改革も行っています」

 と話すのは学習指導部長の布施先生。2017年度から、大学入試改革も見据えつつ、すべての教科において、表現力や思考力をさらに磨くため、言語能力向上に特化した取り組みをスタートさせ、「見方・考え方」表現入試という新たな入試も導入しました。

 具体的には、中1であれば表現力を高めるため「記録できる」「紹介できる」「説明できる」、思考力を高めるため「要約する」「筋道だてる」「構造化する」といった明確な言語目標を設定。目標はすべての先生に共有され、日々の教科指導と並行して、目標達成のための指導が盛り込まれています。

  例えば布施先生が担当する国語では「記録できる」という目標に対して、メモを取る重要性について書かれた新書を読みます。ポイントを学んだら、今度は実際に、クラスメイトの発表内容を聞いて記録。先生は、ルーブリック(評価基準)を生徒と共有したうえで、提出された課題の達成率を適正評価しています。

 目標は進級するとレベルが上がり、総まとめとして高1で5000文字の論文作成に挑戦。高2と高3では、積み重ねてきたスキルをもとに、さらなる演習課題に取り組み、大学入試改革へ十分に対応できる力を養っていきます。

『朝学習』で積み重ねる知識定着と自己学習力

 毎朝25分間もの時間を取って行われている『朝学習』も、確実な知識の定着と自己学習力を向上させる、同校ならではの大事な取り組みです。『朝学習』には5教科の基礎力を着実に身につけさせる狙いがあり、2回分の『朝学習』で1単位に換算する授業として行ってます。この『朝学習』の成果を問うため、各教科で基礎問題の成績を競い合う『基礎力コンテスト』を年に2回開催。中学卒業までに漢字検定3級の全員合格をめざすなど、明確な目標設定もされています。

 また朝日中高生新聞の『天声人語で200字作文』に、中学生全員が投書する取り組みも『朝学習』で行っています。時事問題に関連する難しい課題が多く、200字に論点をまとめるには相当な努力が必要です。

「『朝学習』や普段の学習の成果もあり、書くことに抵抗がない生徒が多いです。本校の生徒の投書は紙面に何度も取り上げられています」

 と布施先生は話します。また、レポートやプレゼンテーション資料の作成に欠かせないパソコンのスキルも、『朝学習』のプログラムに組み込まれています。

恵まれた教育環境で能力を最大限伸ばす

「本校は同じ敷地内にある白梅学園高校の付属校ではありません。高校と本校高等部はカリキュラムがまったく異なり、クラスが一緒になることもありません。完全な中高一貫校として、6年間を通した少人数教育を行い、それぞれの生徒の夢と才能を伸ばしています」

 と新宿先生は環境面でのメリットを強調します。少人数であるからこそ、苦手とする勉強のフォローや精神的なサポート、入試に向けた指導を個別に細かく行えるそうです。

「教員と生徒の距離が近く、アットホームな雰囲気。教員にとっても、一人一人に向き合えるのは大変ありがたく、教えがいがあります」

 アクティブラーニング型の授業でも、それぞれの個性を見ながら指導ができるため、生徒全員が積極的に取り組み、学問の深さや自ら学ぶ楽しさを知ることができていると言います。

 各教室には最先端の電子ボードが設置され、ICT環境も整えられている同校。『生徒一人一人の才能・特徴を発見し、それを最大限伸ばす』という建学の精神の言葉通り、充実したサポートと恵まれた環境が、確かな合格実績につながっているのは間違いありません。

全教室に電子黒板が設置され、すべての教科で使用しています。画像や動画を効果的に用い、わかりやすい授業を展開しています。全教室に電子黒板が設置され、すべての教科で使用しています。画像や動画を効果的に用い、わかりやすい授業を展開しています。
苦手とする学習のポイントやメンタルの状態など、生徒一人一人の状況をきめ細かく把握できるのが少人数の強み。教員の目が行き届き、学校生活での不安がないようサポートされています。苦手とする学習のポイントやメンタルの状態など、生徒一人一人の状況をきめ細かく把握できるのが少人数の強み。教員の目が行き届き、学校生活での不安がないようサポートされています。
白や木目の色調で明るく、開放感のある教室。机は大きく、ゆったりとした雰囲気で勉強に集中できます。白や木目の色調で明るく、開放感のある教室。机は大きく、ゆったりとした雰囲気で勉強に集中できます。
言語力強化を各教科で実践
生徒が提出した『体育ノート』の一例。教員は毎回、全生徒のノートを確認し、コメントを付けて返却します。生徒との信頼関係を築くことにも役立っているそうです。生徒が提出した『体育ノート』の一例。教員は毎回、全生徒のノートを確認し、コメントを付けて返却します。生徒との信頼関係を築くことにも役立っているそうです。

 言語能力の向上を目標に掲げ、各教科で取り組みを始めています。体育でも毎授業後に、『体育ノート』を書いて提出する試みを行っています。

「これまでは、授業で課題に取り組んでも、“できた・できなかった”だけで終わっていました」

 と体育科の中澤先生は言います。さらに学習効果を上げ、言語力の強化にもつながればと『体育ノート』に達成できたこと、できなかった課題、できるようになるための対策について書き、整理するように指導を始めました。

「教員はノートを確認したあと、コメントを付けてフィードバックします。毎回、このやりとりを実践することで、体育という授業を通じ、自分自身の課題を客観的にとらえる力、現状から有効な対策を打ち出す思考力、判断力を養うことができると思います」(中澤先生)

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