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私立中高進学通信

2017年8月号

6年間の指導メソッド

田園調布学園中等部

英語で主体的に発信できる生徒を育てる

さまざまなテーマについて自分で考え、英語で発信できる力を身につける。これが中高6年間の到達目標です。 帰国生のための『取り出し授業』や海外中期留学制度など、一人ひとりの実力とやる気を満たす取り組みにも注目です。
『イングリッシュ・ルーム』では、お昼休みに中2・中3の有志が集まる『English Lovers’ Club』が開かれています。放課後には高校生を対象にしたディベートクラス(中3も参加可)も実施しています。

『イングリッシュ・ルーム』では、お昼休みに中2・中3の有志が集まる『English Lovers’ Club』が開かれています。
放課後には高校生を対象にしたディベートクラス(中3も参加可)も実施しています。

英語に親しみ楽しむ空間をプロデュース
英語科『 Can-Do List』の一部4技能のうち、「話す」に関する到達目標

 昼休みの校舎2階。ネイティブの先生と中学生たちが、ランチを食べながら談笑する楽しそうな声が聞こえてきます。その声はネイティブの先生が中心となって運営する『イングリッシュ・ルーム』から。中2・中3の有志が昼休みに集う部屋で、ネイティブの先生と自由に英会話をするほか、英語の本やコミック、資料、DVDなどを借りることもできます。

 ゲームで盛り上がっているところに、中1の生徒が「本を借りたい」と、教室に入ってきました。ケイティ・ミューラー先生がすぐに対応し、貸し出しの手続きを教えます。次に来た高校生は、TOEFLの勉強方法の相談があるとのこと。ジェイソン・メイ先生が話を聞きます。昼休みのわずかな間に生徒が何人も顔を出します。もちろん、生徒と先生の会話は英語です。

 グローバル社会に貢献する人格の“根っこ”を育て、豊かな人生を生きる力を磨く6カ年一貫教育を実践している同校。思考力・表現力という2つの能力と、主体性・社会性の2つの態度を融合させたスキルを、授業や学校行事などの教育活動を通して培っていきます。

 英語科ではアウトプットの機会を大切にしています。中学生でのスピーチコンテストやプレゼンテーションコンテスト、また、外部のスピーキングテストなどを活用し、実際に英語を話す機会を増やしており、生徒たちはネイティブの先生と英語で意思疎通できるようになっています。同校では教科ごとの学習の到達目標が『Can-Do List』にまとめられています。英語科の場合はテストの点数や教科書の範囲ではなく「何ができるようになるか」を具体的にリストに示し、卒業までに「できること」と、その力を伸ばすためにどのような授業や取り組みをするかを、把握しながら学習を進めていきます。

リサーチして英語で考え、発表する

 高校になると思考力や社会性の要素が加わり、意見を述べたり、他者と意見をぶつけあう授業が加わります。

 高1の授業では、関心のあるテーマについてクラスでアンケート調査をした結果を英語で発表していました。声の大きさや数値の示し方、テーマとその理由、結果、結論、話の組み立てが論理的かどうかも先生がアドバイスをします。

 映像教材を用いて問題解決型の学習をグループワークで進めることもあります。課題はすべて英語で出され、新出単語やキーワードはディクテーション(書き取り)で理解を促し、そのあとでグループセッションに入ります。自分たちで話し合うときは日本語ですが、先生への質問は英語です。必要に応じてコミュニケーション方法を切り替える柔軟な様子は、「英語を」学ぶのではなく、「英語で」学ぶ姿でした。

上級者だからこそ意欲が大事

 同校には帰国生や早いうちから英検準1級を取得するなど、高いレベルの英語力を持つ生徒も少なくありません。そうした生徒の英語力を維持し、モチベーションを高めるのが『取り出し授業』です。自分のクラスから離れて、ネイティブの先生とともに別の教材で学びます。ここでは会話だけでなく、リーディングやライティングにも力を入れ、英語力を総合的に高めるレッスンが行われています。

 『取り出し授業』を担当するのは、第二言語習得理論を修めたスペシャリストであるサマンサ・オティバス先生です。

「英語力だけでなく、さらに批判的思考力(クリティカル・シンキング)を高めていきたいと考えています」

 と、生徒一人ひとりに合った授業をオリジナルで組み立てています。

 これらのさまざまな新しい取り組みは、今後、より拡充が図られていく予定です。

高1のオーラル・コミュニケーションの授業。「カラオケに行ったことがある/ない」「好きな歌手は?」など、自由なテーマでリサーチし、その結果を英語で発表します。調査の結果をグラフにし“To summarize,(まとめると)”“In conclusion,(結論は)”といったキーワードをしっかり挟み込むことがポイント。高1のオーラル・コミュニケーションの授業。「カラオケに行ったことがある/ない」「好きな歌手は?」など、自由なテーマでリサーチし、その結果を英語で発表します。調査の結果をグラフにし“To summarize,(まとめると)” “In conclusion,(結論は)”といったキーワードをしっかり挟み込むことがポイント。
高校の授業をチーム・ティーチングで担当する平福かおり先生とジェイソン・メイ先生。即興的な発表力を育てるため、既成概念を超えた新しい授業にチャレンジしています。高校の授業をチーム・ティーチングで担当する平福かおり先生とジェイソン・メイ先生。即興的な発表力を育てるため、既成概念を超えた新しい授業にチャレンジしています。
高い技能を持つ生徒は、通常のクラスの授業ではもの足りません。英語力を維持するだけでなく、さらに磨くためのプログラム『取り出し授業』で一人ひとりに対応しています。高い技能を持つ生徒は、通常のクラスの授業ではもの足りません。英語力を維持するだけでなく、さらに磨くためのプログラム『取り出し授業』で一人ひとりに対応しています。
ターム留学制度が今年度スタート
2017年度から始まったターム(学期)留学制度。ニュージーランドの現地校に1学期まるごと通います。2017年度から始まったターム(学期)留学制度。ニュージーランドの現地校に1学期まるごと通います。

「異文化のなかで、当たり前だと思っていた価値観がゆさぶられる経験をしてほしい。それが生き方を考えるきっかけになるのです」

 そう話すのは清水豊教頭先生です。

「中3で実施する希望制のカナダ・オーストラリアへの海外ホームステイは、英語はもとより、異文化体験を通して国際理解を深めるチャンスだととらえています。そして、2017年度より高1のニュージーランドへのターム留学が始まりました。オークランド近郊の公立高校ランギトト・カレッジに現在、9人の田園調布生が通っています」

 科目の履修届も自分で出さなくてはならない主体性が求められるなか、全員が元気でがんばっているそうです。帰国後の成長ぶりが楽しみです!

(この記事は『私立中高進学通信2017年8月号』に掲載しました。)

田園調布学園中等部  

〒158-8512 東京都世田谷区東玉川2-21-8
TEL:03-3727-6121

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