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私立中高進学通信

2017年8月号

グローバル時代の学び方

目黒学院中学校

発信力と国際理解力を養いグローバルリーダーを育成

さまざまな体験による自信が意欲と実力を伸ばす
高2を対象とする『アジア・セミナー』ではマレーシアとブルネイを訪問。

高2を対象とする『アジア・セミナー』ではマレーシアとブルネイを訪問。

コミュニケーション能力と主張し発信する力を養う

 国際社会で活躍できる力を育成するために、同校はコミュニケーション能力、グローバルな価値観、そして確かな英語力の育成を図るプログラムを展開しています。

「コミュニケーション能力とは、自分の意見を相手に伝えるだけではなく、相手の発言した内容を分析し理解して、自分の意見も合わせて双方向で駆使できる能力だと思います。
 日本人は良い着想や分析力を持っているのに、相手に主張する力が弱い。本校は毎年アジアの国を訪れる『アジア・セミナー』を実施していますが、現地の学生たちが思ったことを臆せず表現する姿に、発信する力の大切さを感じます」

 と教頭の本間金栄先生は話します。

 その発信力を磨くために、毎年開催しているのが『プレゼン技法研究会』。中1から高2までの全員が参加し、資料作りから発表まで工夫を凝らすことで考察力、発信力を鍛えます。

「初めは緊張ぎみの下級生も、先輩の堂々としたプレゼンテーションを見て、みるみる自信をつけて上達していきます。こうしたところにも中高一貫校の強みが生かされています」(英語科主任/中島進先生)

学年を越えて取り組むイングリッシュ・キャンプ

 英語による発信力の強化にも努めています。中学の英語表現の授業ではゲームを取り入れながら英語を話す機会を増やし、中3ではアメリカでホームステイをする『USセミナー』に備えて、実践的な英語表現を学んでいます。高校では少人数に分かれて「制服の是非」や「オンラインゲームの功罪」といったテーマにそって、英語でディベートを行います。2017年度からは定期考査にスピーキングテストを導入し、英語による発信力を高めています。

 さらに、英語の話す力・聞く力を伸ばす『イングリッシュ・キャンプ』も2017年秋にスタート。中高それぞれで、学年を横断してグループを作り、ネイティブの先生のサポートを受けながら、英語のみでコミュニケーションを取る毎日を過ごします。

「学年を越えたグループでは、英語力に差があるため、自ずと協力し合うようになります。これらの体験を通して、コミュニケーション能力の育成にもつなげていきたいです」(英語科/大西正先生)

「グローバル・リーダーというと活躍の場は日本国外というイメージですが、これからは国内にいても国際感覚が必要です。本校のさまざまな取り組みや海外研修で得たことを、日常生活に活かすように話しています。
 海外研修で気候も文化も宗教も違う国の人たちと交流し、そこで得た知識や経験を日本に持ち帰り、海外の人と一緒に日本の発展に貢献してほしいですね」(本間先生)

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アジアの文化・歴史・宗教・民族を深く理解
アジアの中の日本を意識する『アジア・セミナー』
ブルネイの歴史や宗教について学びましたブルネイの歴史や宗教について学びました

 高2を対象に行われる『アジア・セミナー』では、年々発展を遂げる多民族国家マレーシアと、約80%がイスラム教徒で天然資源と自然に恵まれたブルネイを訪れ、現地の学生と交流します。

「日本では触れる機会が少ないイスラム教徒の暮らしを知ることは、 “多様性”を身近に感じることができる良い経験になります。また、日本人ということで現地の人たちにリスペクトされ、日本のアニメや音楽が好まれていることを肌で感じることで、外国から尊敬される日本人でありたいという意識が芽生える生徒もいます」(大西先生)

 この研修ですっかりアジアに魅了されたある生徒は、立命館アジア太平洋大学に進学。アジアからの留学生とルームシェアをしているそうです。

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ホストファミリーとのやりとりで自信をつける
『USセミナー』での異国体験が 英語学習への意欲につながる

 中3で行われる『USセミナー』では、16日間アメリカの一般家庭でホームステイをします。午前中は現地の学校で語学を学び、午後はさまざまなアクティビティを体験。最初は英語が通じるか不安でいっぱいですが、日を追うごとに自信を深め、帰国の際にはホストファミリーとの別れに涙を流す生徒も。帰国後もホストファミリーとメールでのやり取りを続け、翌年の夏休みにアメリカを再訪する生徒もいました。

『USセミナー』をきっかけに1年間の長期留学にチャレンジしたり、海外の大学に進学した生徒もいます。生徒にとって「もっと英語を学びたい」と思う意欲を引き出す海外研修になっています。

現地の学生とバーベキューアメリカ生活を満喫!現地の学生とバーベキュー
アメリカ生活を満喫!
現地の小学校を訪問現地の小学校を訪問
Action Report File003
自発的な学びを促し、発信力を鍛える
学年を越えて“伝えること”を学ぶ『プレゼン技法研究会』

 中1から高2までの生徒全員が参加する『プレゼン技法研究会』(高3は任意参加)。個人もしくはグループでプレゼンテーションを行うこの行事は、生徒の発信力を磨く“鍛えの場”となっています。土曜に行われるため、保護者の見学も可能。生徒はプレゼンテーションの練習とともに、パワーポイントや模造紙などの説明資料作りにも余念がありません。

 プレゼンテーションの内容は、学校の校外授業や『USセミナー』『アジア・セミナー』で体験したことなど、さまざま。『プレゼン技法』と銘打つだけあって、発表の仕方も多彩で、パワーポイントやポスターを使うほか、ディベートや寸劇を行うグループもいるそうです。

 生徒だけでなく、先生もプレゼンテーションを行うことも。生徒に負けじとがんばる姿が生徒の心に火をつけます。

 発表のあとには学年横断のグループで振り返りを行います。上級生が下級生を盛り上げ、議論が活発になっていく様子は、中高一貫校ならではの良さといえるでしょう。

人前でも堂々とプレゼン!人前でも堂々とプレゼン!
真剣なまなざしでまとめたことを発表します真剣なまなざしでまとめたことを発表します

(この記事は『私立中高進学通信2017年8月号』に掲載しました。)

目黒学院中学校  

〒153-8631 東京都目黒区中目黒1-1-50
TEL:03-3711-6556

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