LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2017年7月号

生徒の未来対応型学校へバージョンアップ

大妻中野中学校

『グローバルリーダーコース』『アドバンストコース』
2コース制で未来を切り拓く力を育てる

「本校では10人に1人が32カ国からやってきた帰国生。グローバルな環境がすでにここにあります」(宮澤先生)

「本校では10人に1人が32カ国からやってきた帰国生。グローバルな環境がすでにここにあります」(宮澤先生)

コース再編でより効果的なカリキュラムを実施

 2015年にSGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト校の指定を受け、ICT教育、グローバル教育を進めてきた同校。2018年はいよいよ、『グローバルリーダーズコース』(高い英語力を養成するコース)『アドバンストコース』(国内難関大学合格をめざすコース)の2コースにコースを改変し、より密度の高い教育を実施する予定です。

「文科省が打ち出している教育改革に、柔軟なカリキュラム対応ができるように、グローバル以外のコースを1本化しました。『アドバンストコース』を8年間実施してきて、適切なサポートがあれば、全ての生徒が高い要求に応えて大いに力を伸ばせるのだと実感しています。コースを推進する自信が、教員全体についたという面もあります」

 と校長の宮澤雅子先生は話します。保護者から、『アドバンストコース』の教育内容へのニーズがかなり高かったこともあり、コースの1本化に踏み切ったそうです。

『グローバルリーダーズコース』では、海外の大学への進学も視野に入れ、世界の課題を英語で話し合うなど高度な英語力を養成し、『アドバンストコース』では難関大学合格という目標に向かってより深く学んでいきます。カリキュラムは異なるものの、両コースとも『将来の社会で活躍できる人材』を養成することを目標としています。

 同校では2016年に中1~高1までの全生徒にタブレットを導入するなど、大きな改革にも取り組んできました。コースを再編することで、こういった改革をよりスムーズに具現化していきたいと考えているとのことです。

 また、SGHプログラムの一環として、グローバル社会における問題解決能力を身につけるため、発展途上国の学校と共同で地域の問題を話し合うフィールドワークの授業も行っています。こういった授業をはじめ、多種多様なSGHプログラムを実施しており、英語力育成では、4技能を測るTOFEL iBTテストの受験も推進しています。

新しい入試スタイルで多彩な生徒の入学をめざす

 2017年度入試から、教科横断型問題や論述問題などを出題し、思考力・応用力・表現力を問う『新思考力入試』を導入したのも、改革の一つです。

「これからの社会では、ゼロから新しいものを作り出していく力が求められます。その力を問うのが『新思考力入試』です。『新思考力入試』で選抜された生徒たちがもつ、積極性や型にはまらない発想などによって、ほかの生徒たちが良い刺激を受け、活気が生まれています」

 2018年度入試からは『算数入試』も実施し、理系分野に秀でた生徒の入学をめざします。これは、今後の社会においてSTEM教育の重要性が高まるであろうことを見据えてのことです。まずは『算数入試』で入学した生徒と希望者を対象に、プログラミングの放課後講座を実施し、手ごたえがあれば、通常のカリキュラムにも導入していきたいといいます。

「生徒たちの人生に、キャリアや仕事は一生涯ついて回ります。その時に“こんなはずじゃなかった” “この力が足りなかった”ということがないようにしたいと思っています。

 生徒たちの1年間は社会人の10年間が私の口ぐせです。社会の状況に合わせた改革をスピーディに行っていきます」

※TOEFL iBTテスト=英語を母語としない人たちのための英語能力判定テスト。
大学レベルの英語力を測定し、海外の大学への入学資格としても活用されます。

※STEM教育=Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を重視した教育方針。

ここがポイント
多彩な入試でさまざまな能力をもつ生徒たちを募る
女子校でいち早く算数入試を導入

2018(平成30)年度生徒募集要項(一部 一般入試のみ)

第1回 第2回 第3回 第4回
アドバンスト入試 アドバンスト入試 アドバンスト入試 アドバンスト入試
試験日 2月1日(木)8:30~ 2月1日(木)14:40~ 2月2日(金)14:40~ 2月3日(土)8:30~
募集人員 女子約60名 女子約40名 女子約30名 女子約30名
試験科目 2科(国・算)
または
4科(国・算・社・理)
2科(国・算) 2科(国・算) 2科(国・算)
または
4科(国・算・社・理)
【国語】50分・100点 【算数】50分・100点 【社会】30分・50点 【理科】30分・50点

 さまざまな入試改革を行ってきた同校。英語得点が1.5倍換算される『グローバル入試』、国語・算数・理科・社会にプラスして発想力・表現力などを問う『新思考力入試』を実施してきましたが、さらに2018年度入試からは算数のみで受験できる『算数入試』が実施されます。海外帰国生入試も2回に分けて行われ、多彩な生徒がチャレンジできる仕組みになっています。

ここがポイント
ICTに対応した校舎づくりで次世代の教育をサポート
最新設備でバックアップ

 2013年に最新のICT環境を整えた新校舎を完成させました。電子黒板と連動した授業や、1クラス全員が同時にオンラインで学習できるWi-Fi環境など、最先端の授業を実施できる環境が整っています。

ここがポイント
企業と共同で途上国の問題に取り組む
グローバルな問題解決能力を養成

 SGHアソシエイト校として、発展途上国と共同で学ぶことが重要であると考えています。同校ではタイ・チェンマイの現地校と提携し、タイと日本が抱える社会問題について、共同で研究しています。上智大学、大手広告代理店・博報堂のサポートを受け、生徒たちは現地の生徒と共にプレゼンテーションやフィールドワークを行っています。

ここがポイント
1人1台タブレット利用で英語のマンツーマンレッスン
Skype英会話で1クラス同時授業

 フィリピンの英会話学校と提携し、全校生徒が週に1度、パソコンでSkypeのテレビ電話機能を使った25分間のマンツーマンレッスンを受けられるようになりました。その効果は絶大で、生徒たちの英語の発音が格段によくなり、長期留学の希望者は実施前の約4倍になったそうです。

(この記事は『私立中高進学通信2017年7月号』に掲載しました。)

大妻中野中学校  

〒164-0002 東京都中野区上高田2-3-7
TEL:03-3389-7211

進学通信掲載情報

【SCHOOL UPDATE】留学プログラム 進路指導として“留学”を捉えた取り組み
【校長が語る 思春期の伸ばし方】時にはぶつかり合うことで相手を認め 切磋琢磨して成長していく時期
【生徒の未来対応型学校へバージョンアップ】『グローバルリーダーコース』と『アドバンストコース』の2コース制で未来を切り拓く力を育てる
【注目のPICK UP TOPIC!】世界を学ぶ!大妻中野の海外プログラム
【グローバル時代の学び方】世界につながる大妻中野のグローバル教育
【アクティブラーニングで伸ばす新しい学力】全教員でICTを徹底活用!大妻中野の授業改革
【Students' Chat Spot】9年ぶりにNHK全国学校音楽コンクール全国大会出場を果たした中学合唱部
【SCHOOL UPDATE】未来に生きる子どもを育てる 伝統の大妻教育とグローバル教育の融合
【目標にLock On!! 私の合格Story】「後輩のためにも道を作りたい」と全力でやり遂げた濃厚な6年間
【母校にエール!OGOB interview】行事や部活動を通じて友と絆を強め多くの先生に支えられた学校生活でした
【Teacher's Lounge 先生たちの座談会】伝統校だからこそ、イノベーションを 校内IT教育の充実化を図り生徒達の可能性を伸ばしています
【キャンパス歩き】最先端設備に囲まれた 新しい学びと出会える新キャンパス
【校長が語る 思春期の伸ばし方】自己肯定感を育てることが 思春期を乗り切る第一歩
進学通信2017年7月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ