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私立中高進学通信

2017年7月号

親も楽しめる!私学の保護者サークル

芝浦工業大学柏中学校

開講21年目を迎えた
「芝柏絵画の会」

わが子の卒業後も続けたい!魅力いっぱいの公開講座
人気の美術コースの参加者は、定員いっぱいの20名。いくつも置かれた静物(写真右上)を中心に、弧を描くように好きな場所にイーゼルを並べて描き始めます。画材やモチーフの選び方、描き方は参加者の自由です。

人気の美術コースの参加者は、定員いっぱいの20名。
いくつも置かれた静物(写真右上)を中心に、弧を描くように好きな場所にイーゼルを並べて描き始めます。
画材やモチーフの選び方、描き方は参加者の自由です。

初心者もベテランも描く楽しさを満喫
お子さんの中学入学と同時に講座に参加した秦さん(写真奥)。吉田さん(写真手前)のお子さんは、父親が楽しそうに絵を描いている姿を見て、それまでの部活をやめて美術部に入部したそうです。お子さんの中学入学と同時に講座に参加した秦さん(写真奥)。吉田さん(写真手前)のお子さんは、父親が楽しそうに絵を描いている姿を見て、それまでの部活をやめて美術部に入部したそうです。

 今年も5月から、同校の公開講座が始まりました。在校生の保護者、卒業生の保護者をはじめ、その友人・知人・近隣の住民も参加することができる公開講座で、用意されたプログラムは「美術」「陶芸」「韓国語」「英会話」の4つ。その中から、今回は「美術(芝柏絵画の会)」をご紹介します。

 あいにくの雨模様となった開講初日でしたが、普段は授業で使われている美術教室に続々と参加者が集まってきました。教室の一画には10種類以上の静物が置かれ、参加者はそれを取り囲むように各自、思い思いの場所にイーゼルをセットしていきます。

「この学校に来てもうかなり長くなりますが、実は私は3代目の講師です」

 こう語るのは現代美術家の谷口千恵子さん。

「どのように描くかは参加者にお任せです。好きな静物を選んで、色にこだわったり、細部にこだわったり、思うままに描いていいんです。私は、ちょっと工夫したらもっとよくなりますよと画面の構成や持ち味を生かしてアドバイスします。皆さんの個性を刺激するのが私の役割です。できあがったとき、それぞれの作品に自分にはないものを発見して共感する。それが楽しいんです」

 イーゼルをセットし終えると、キャンバスやスケッチブックを置いて皆さん作品制作に取りかかります。イーゼルの間を縫うように歩き回りながら、ひとことふたこと声をかける谷口さん。構成についてのアドバイスに参加者も納得の表情です。こうして作品に取り組み、最後に展覧会でその成果を発表します。

 4月から5月にかけて、今年も柏市のギャラリーで展覧会が開かれました。20年の節目を迎えた今回は、1年の集大成となる作品のほか、回顧展コーナーが設けられ過去の作品も展示され、大規模な展覧会になったそうです。参加者の中には、20年前にこの講座がスタートして以来通い続けている人もいます。

講座がスタートしてから20年以上通い続けている早川さん。手にしているのは20回記念の展覧会に出品した油絵、蔦温泉の冬の様子を描いた「雪の朝」です。講座がスタートしてから20年以上通い続けている早川さん。手にしているのは20回記念の展覧会に出品した油絵、蔦温泉の冬の様子を描いた「雪の朝」です。

「ちょうど息子が高3の年に公開講座が始まりました。以前から絵を描きたいと思っていたので、すぐに参加を決めました。とても楽しくて、子どもは卒業したのに、私はまだ在校しています(笑)」

 そう語るのは早川さんです。

 卒業生の保護者、在校生の保護者、いろいろな世代と交流できるのも同校の講座ならではの魅力。秦さんは、現在高1生の息子さんが中学に入学したときに講座に初参加してから、今年で4年目を迎えました。

「ずっと何か始めたいと思っていたとき、案内を目にしました。絵を描いた経験はほとんどありませんでしたが、最初の頃に比べると多少はうまくなったかなと思います。新しい友人もできました。講座は近隣の人にも開かれているので、学校を知ってもらういい機会になりますね」

 息子さんが高2のときから始めて10年になるというのは吉道さん。

「学校に頻繁に通うようになって、学校や先生のことを詳しく知ることができ、子どもとの会話のきっかけになったかもしれません。講師の先生は、それぞれの持ち味を最大限生かすように褒めて指導してくださるので、ついその気になって(笑)。皆ともすごく仲が良いので、とても楽しいです」

 今年から参加する堀田さんは、中2の息子さんのお母さんです。

「子どもから少しずつ手が離れ、趣味に時間を使えるようになってきたこともあり、今年から始めました。今日は展覧会の様子を写真で見ました。これからが楽しみです」

 土曜の午後のひととき、熱気にあふれる美術教室は、大人の部活という雰囲気。和気あいあいと楽しく会話をしながらも、真剣な表情でキャンバスに向かう様子が印象的でした。

「この静物の位置を少し動かしてみたら、どんな感じになるかしら?」とアドバイスする講師の谷口さん。「参加者の中にあるものを外に出してあげるのが私の仕事です」。美術教室は終始和やかな雰囲気で笑顔が絶えません。「この静物の位置を少し動かしてみたら、どんな感じになるかしら?」とアドバイスする講師の谷口さん。「参加者の中にあるものを外に出してあげるのが私の仕事です」。美術教室は終始和やかな雰囲気で笑顔が絶えません。
堀田さんは、息子さんが中学に入学した時、学校で配られた案内を見て美術講座に魅力を感じたそうです。今年、中2に進級したのを機に参加することを決めました。静物を見ながら真剣な表情でスケッチブックと向き合います。堀田さんは、息子さんが中学に入学した時、学校で配られた案内を見て美術講座に魅力を感じたそうです。今年、中2に進級したのを機に参加することを決めました。静物を見ながら真剣な表情でスケッチブックと向き合います。
かたちの正確さにこだわるか、色使いに気を配るか、並べ方を工夫するか……。見ているのは同じ静物でも、それぞれの思いが込められている作品には個性が出てきます。充実した2時間はあっという間に過ぎていきます。かたちの正確さにこだわるか、色使いに気を配るか、並べ方を工夫するか……。見ているのは同じ静物でも、それぞれの思いが込められている作品には個性が出てきます。充実した2時間はあっという間に過ぎていきます。
どんな作品を描こうか……。構図を決めるために、描き始める前にモチーフをスマホで撮影する人も。参加者は思い思いの方法で、作品を仕上げていきます。どんな作品を描こうか……。構図を決めるために、描き始める前にモチーフをスマホで撮影する人も。参加者は思い思いの方法で、作品を仕上げていきます。
2017年度 芝浦工業大学柏の公開講座

本年度、同校では4つの公開講座で募集がありました。

美 術

デッサンから水彩・油彩の作品制作へ
定員:20名 日程:土曜日・全20回

陶 芸

手捻りから電動ロクロ〜電気窯での作品制作
定員:各15名 日程:土曜日・全15回(4コース)

韓国語

会話を楽しみ、会話に慣れることを目的に
定員:15名 日程:土曜日・全20回

英会話

会話を楽しみ、会話に慣れることを目的に
定員:15名 日程:木曜日・全20回

 2017年4月29日から5月2日にかけて、パレット柏・柏市民ギャラリーで開かれた第20回「芝柏絵画の会」展の様子。展覧会は、講座参加者で準備しました。20周年を記念した今回は、回顧展コーナーも設けられ、例年にも増して規模の大きな展覧会に。

(この記事は『私立中高進学通信2017年7月号』に掲載しました。)

芝浦工業大学柏中学校  

〒277-0033 千葉県柏市増尾700
TEL:04-7174-3100

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