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私立中高進学通信

2017年6月号

目標にLock On!! 私の成長Story

東京成徳大学中学校

エネルギー問題に興味を持って進路決定
時間の有効活用を考え抜いて現役合格へ

大阪大学 基礎工学部 化学応用科学科 1年
秋山翔太郎さん

姉が通っていた中学に入学
留学制度も志望の決め手に
「化学の資料集を見るのが好きだった」と語る秋山さん。「化学の資料集を見るのが好きだった」と語る秋山さん。

 2017年4月から大阪大学で基礎工学を学んでいる秋山翔太郎さん。中学進学時に同校を選んだきっかけは、5歳年上のお姉さんが同校に通っていたことだそうです。

「姉の話を聞き、楽しそうな学校だと思っていました。文化祭にも遊びに行ってそう実感しました。幼稚園からやってきた水泳を続けたかったので、大きな屋内プールがあるのも魅力でした。水泳の特待生として入学できれば、学費の面で両親の負担を減らせそうだというのも一つの理由でしたね」

 中学生のころから先を見据えてしっかりと進路を選んでいた秋山さんは、お姉さんのニュージーランド留学の話も印象に残っていたと言います。

「中3の3学期の3カ月間丸ごと、ニュージーランドに留学できる制度があるんです。希望者のみですが、僕ももちろん参加しました。その年は72名の参加者がいて多かったですね(※2017年度入学生からは学年全員参加に変更)。最初の2週間はペアで行動しながらホームステイ先から語学学校に通い、その後一人で現地のホストファミリーと生活しながら地元の学校に通うんです」

 留学先の学校については、同校からの生徒は「1校に対して3人まで、1クラスに1人」という決まりがあるため、同級生となれ合うことなく3カ月が過ぎ、ぐんぐん英語力が伸びていくそうです。

「ホストファミリーのお母さんはとてもやさしく接してくれました。子どもは男ばかりが3人。当時18歳、15歳、12歳と年齢が近く、日本のアニメが大好きで、人気漫画『進撃の巨人』の話をしたりして楽しかったです。ステイ先からは海が近く、歩いて行ける距離で、毎週のように海やプールで遊びました。いろいろな場所に連れて行ってもらいましたし、英語も上達して、中学生活の中で一番の思い出ですね」

高3で決めた志望大学は関東からはめずらしい進学先
中3の時、学校の制度を利用して3カ月間のニュージーランド留学をしたのが一番の思い出(右から3番目が秋山さん)。中3の時、学校の制度を利用して3カ月間のニュージーランド留学をしたのが一番の思い出(右から3番目が秋山さん)。

 高校へ進学してからすぐ、大学受験を意識したという秋山さん。水泳部を辞め、勉強に専念できるので最初は漠然と東大に行ければ、と考えていたとのこと。とはいえ、確たる志望理由はなく、とりあえず基礎を固めながらまんべんなく勉強しておこう、という気持ちだったそうです。

「とにかく国立大学へ行く、ということだけは決めていたんですが、志望校を絞ったのは、高3になってからです。ある日TVを見ていたら『ガンは治る病気になった』というような内容の番組を放送していて。そんなに医療が発達したら寿命が延びて人口が増大するから、エネルギー問題や地球環境がこれからもっと大切になる、と思ったんです」

 そこでエネルギーに関連する大学の学部を調べると、一般的に理学部は基礎的な勉強が中心で、工学部は応用が中心。そんななか、基礎も応用も両方勉強できる基礎工学部の存在を知り、基礎工学部がある大学は、大阪大学と東京理科大学の2校のみと判明しました。東京で生まれ育った秋山さんですが、あえてより狭き門の大阪大学を志望することに決めます。

「関西に縁のない両親はびっくりしていました(笑)。関西に進学した同級生も少ないです。でも大阪大学は、クリーンエネルギーの研究など大学院で勉強できる内容も興味深く、家族を説得しました。もともと化学が日常生活とつながっていることに興味を持っていたんです。例えば、炭酸飲料が冷えていたほうがおいしいのは、冷やすと甘くなるフルクトースという糖分が入っているからだとか、普段の生活のいろいろなことが化学に結びついている。だから、基礎も応用もどちらも学びたかったんです」

時には立ったまま受験勉強
時間をフル活用して見事合格

 夢が決まってからは、時間をいかに有効活用できるかを考えたという秋山さん。毎朝早起きしていたため、座ると眠くなるので立ったまま勉強することもあったそうです。

「高3の夏休みは学校にも塾にも通い、とにかく勉強しました。学校は毎日開いていてセンター試験の演習などをしてくれたので、7時半くらいに登校し、先生の解説を聞いていました。塾では具体的な大学対策について教えてもらい、通学の移動中は時間がもったいないので、電車の中で40~50分間英語の文法の本をずっと読んでいました」

 徹底した時間管理と猛勉強の甲斐あって、志望校に見事現役合格。スケッチブックの言葉通り“常に先を考え”て計画的に自分の進む道を決めてきた秋山さんは、取材時には大阪への引っ越しを控え、新生活のスタートを楽しみにしていました。

「大学受験の時にびっくりしたのが、全然知らない受験生同士がすぐに打ち解けていたこと。知らぬ間に自分もその輪に入っていて、関西はやっぱりフレンドリーな人が多いのかなと(笑)。新しい友達をつくるのも楽しみだし、基礎をしっかり勉強してから、日常生活に応用できるようなエネルギーや、未知の化学反応について学ぶのもすごく楽しみです」

恩師からの応援メッセージ
かつて学んだ教室で、担任だった岡村高博先生と談笑する秋山さん。かつて学んだ教室で、担任だった岡村高博先生と談笑する秋山さん。
周囲に人が集まるクラスの中心的存在
笑いの絶えない学校生活を送っていた

 秋山くんが高3の時に担任になりました。“生まれながらの学級委員”と呼びたくなるほどのリーダーシップを発揮してくれて、常にクラスの中心的存在でした。高校生になって水泳部を辞めた後は、仲間とハンドボール同好会を立ち上げるなど、勉強以外も行動的でしたね。本人が「毎日面白くて笑わない日はない6年間だった」と言うように、学校生活を楽しんでいたのが印象的です。我が校は、卒業生が20歳になったら成人式の後、母校に集まる伝統があります。大阪で新しいことを吸収し、さらに成長した秋山くんに会えるのが楽しみです。(岡村先生)

(この記事は『私立中高進学通信2017年6月号』に掲載しました。)

東京成徳大学中学校  

〒114-8526 東京都北区豊島8-26-9
TEL:03-3911-7109

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