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私立中高進学通信

2017年6月号

SCHOOL UP DATE

女子美術大学付属中学校

学校生活の集大成
大きな成長の証が作品になる

卒業制作展
東京都美術館内にある講堂でプレゼンテーションが行われました。巨大プロジェクターを使って受賞者たちが作品への思いを語ります。

東京都美術館内にある講堂でプレゼンテーションが行われました。
巨大プロジェクターを使って受賞者たちが作品への思いを語ります。

真剣な表情で受賞者の言葉を聞く在校生たちの姿が印象的でした。真剣な表情で受賞者の言葉を聞く在校生たちの姿が印象的でした。

 明治33(1900)年から、女子の美術教育の中心的な役割を担ってきた同校。

 毎年、東京都美術館で開催されている卒業制作展は年々発展を見せ、2016年度は館内の講堂でプレゼンテーションも実施されました。

 そもそも、卒業制作展は、「学校生活の集大成」となる作品発表の場です。

「作品を作るためには、さまざまな視点でものを考え、発想力をつける必要があります。生徒たちは、学校生活での学習や体験を通し、自分と向き合い、そして自分の良さを引き出して制作に取り組みます。一般の高校では受験勉強を行うことで、自分を深めていきますが、本校では卒業制作に取り組むことで自分を深めていきます」(美術科主任/遠山香苗先生)

 生徒たちが全力を注ぐこの卒業制作は、高3の6月からおよそ8カ月間をかけて制作されます。そして、展示作品の中から、100周年大村文子基金女子美美術奨励賞(最優秀賞)、優秀賞、佳作が選出されました。

 制作展期間中に開催されるプレゼンテーションでは、最優秀賞、優秀賞を受賞した生徒が、在校生に向けて作品の解説、制作過程の苦労や思い、そして学校生活に対してのアドバイスなどを語りました。

 高校生活で使用した品々を干した自室のベランダと自画像を油絵で描き、最優秀賞を受賞したS・Kさんは、「いい環境で学べることに自信を持ってがんばってほしい」と在校生たちに呼びかけました。また、毛糸を編み込んだ作品で、同じく最優秀賞を受賞したT・Yさんは「この3年間で精神的な強さが身についたと思います。大学に進学してもさまざまなことにチャレンジし、もう一度、自分が本当にやりたいことを探したいです」と未来を見据えていました。

        
作品と向き合うことで自分を深める
最優秀賞を受賞したS.Kさんの「春を待つ」。最優秀賞を受賞したS.Kさんの「春を待つ」。
最優秀賞を受賞したT.Yさんの「Little Arcadia」。最優秀賞を受賞したT.Yさんの「Little Arcadia」。
新たな一歩がここから始まる
卒業制作展には、生徒たちの思いがつまった力作が並びます。来場者たちはそれぞれの作品に見入っていました。

卒業制作展には、生徒たちの思いがつまった力作が並びます。来場者たちはそれぞれの作品に見入っていました。

 「教師たちも、生徒と真剣に向き合って、制作の手助けをしていきます」と遠山香苗先生。 「教師たちも、生徒と真剣に向き合って、制作の手助けをしていきます」と遠山香苗先生。
 「個性を尊重してもらえる学校。そのおかげで自分が成長できた」と学校生活を振り返ってくれたS.Kさん(左)とT.Yさん。 「個性を尊重してもらえる学校。そのおかげで自分が成長できた」と学校生活を振り返ってくれたS.Kさん(左)とT.Yさん。

(この記事は『私立中高進学通信2017年6月号』に掲載しました。)

女子美術大学付属中学校  

〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8
TEL:03-5340-4541

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