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私立中高進学通信

2017年4・5月合併号

目標にLock On!! 私の成長Story

東京成徳大学中学校

今につながる経験ができた中高時代
人生の岐路には先生や友達がいた

OB 飯塚真人さん 学習院大学文学部 史学科 1年 ※取材時の学年

OB 飯塚真人まさとさん
学習院大学 文学部 史学科 1年 ※取材時の学年

理想の環境で歴史をとことん学ぶ

 2016年3月に同校を卒業した飯塚真人さんは現在、学習院大学文学部史学科の1年生。目白にある落ち着いたキャンパスでの大学生活は、とても充実しているようです。

「一つの分野を極めた先生方の話を、身近に聞くことができる環境です。先生方に自分の考えをぶつけていけるので、疑問はすぐに解決しますし、この1年間で成長したと思います」

 と、目を輝かせて話してくれました。講義ごとに教室を移動して、インターネットで課題を提出するなど、高校とは違う学びの環境にもすっかりなじみました。

 そんな飯塚さんが今、注目しているのが中央アジアです。その原点は中3のときに読んだ池上永一の『テンペスト』。琉球王朝を舞台にした長編小説で、そこに出てくる清朝中国に興味を持ち、その支配圏の最西端にあたる中央アジアの魅力に引き込まれています。

 史学科にはとにかく三国志が好きな人、写真だけでどこの城かを言い当てられる人、おしゃれが大好きでしかも内面は真面目な人など個性的な人が多いそうです。飯塚さんもその中の一人に数えられていることでしょう。

演劇かそれとも歴史か高3での決断
大学生活のかたわら、演劇にも再び力を入れています。昨年夏はオーディションを経て、テレビドラマのTBS日曜劇場『仰げば尊し』に出演。クラリネット担当の吹奏楽部員を演じました。中高時代に興味を持ったこと、努力したことがさまざまな形となって新たな経験をもたらしています。大学生活のかたわら、演劇にも再び力を入れています。昨年夏はオーディションを経て、テレビドラマのTBS日曜劇場『仰げば尊し』に出演。クラリネット担当の吹奏楽部員を演じました。中高時代に興味を持ったこと、努力したことがさまざまな形となって新たな経験をもたらしています。

 高校時代の受験勉強や進路希望もさぞかし“歴史まっしぐら”だったのでは? そうたずねてみると意外な答えが返ってきました。

「大学でミュージカルを専攻するか、歴史を専攻するか、高3の夏まで迷っていました」

 子どものころから劇団に所属し、テレビドラマや映画出演の経験がある飯塚さん。習い事のクラリネットも続けていたため、進路にはかなり迷ったそうです。演劇と学業の両立は小学校時代からのテーマでしたが、大学進学という大きな節目にあたり、それは「Y字路の選択」に見えたそうです。

 しかも、ミュージカル専攻のある音楽大学は都内でも限られるため、狭き門です。

「演劇と歴史、どうみても正反対の進路ですよね。でも、挑戦せずに史学科のある大学だけを受験するのはどうしても納得がいかなくて、夏に音大受験に挑戦しました」

 結果は残念ながら実技のダンスで力を出し切れず不合格。再受験の道もありましたが、

「でも、それで割り切れたのだと思います。大好きな歌や演劇はいったん、置いておこうと」

 それから史学科のある大学への公募推薦に向けて、面接や小論文対策の勉強を始め、見事に学習院大学への合格を決めました。進路が決まった後は文化祭で有志のミュージカル『レ・ミゼラブル』の司教役を演じたり、冬に大学受験を控えた友達に世界史を教えたり、所属する美術部で作陶を続けたりと、充実した日々で高校生活を締めくくることができました。

同校の挑戦できる雰囲気が自分を受け入れてくれた
所属した美術部では6年間、陶芸を続けました。ろくろや電気窯を備えた同校の陶芸室は本格的。残してきた自分の作品を手に。所属した美術部では6年間、陶芸を続けました。ろくろや電気窯を備えた同校の陶芸室は本格的。残してきた自分の作品を手に。

 将来は学芸員の資格を取得したいと考えている飯塚さん。誰でもできることではなく

「自分にしかできないことを、仕事にしていきたい」

 と、その信念は固まっています。

 そうした飯塚さんを形作った中高6年間について次のように振り返ります。

「いろいろなことに挑戦できました。自分から“やりたい”と言えば、先生は“よし、やってみよう”と言ってくれます。友達は“やってみたら!”と応援してくれます。相談すると “こうしたらいいよ”とアドバイスをくれる人も多いです。やりたいことをサポートしてくれて、的確なアドバイスも飛んでくるのが、この学校のいいところだと思います」

 同校の中学では、土曜日の5・6時限目に『サタデープログラム』が設けられています。飯塚さんにとってこのプログラムは、自分の興味や関心を広げることができた時間だったそうです。理科実験や芸術などの講座から好きなものを選んで没頭できるこの取り組みで、飯塚さんは陶芸に出会い美術部に入部しました。

 美術部では貝殻で木や漆の箱を装飾する「螺鈿細工らでんざいく」に取り組みました。これも飯塚さんが「やってみたい」と担当の先生に願い出たところ、材料を探してきて用意してくれ、作品を文化祭で発表することになりました。関心のあることを実行に移す経験ができたのです。「どちらかだけを選ぶ」のではなく「どちらもやってみる」という柔軟な発想とチャレンジ精神が、生徒一人ひとりの好奇心を大切にする校風の中で育まれています。

 自分の進む道をしっかり定め、今、夢中になれるものにまっしぐらな飯塚さん。同校で培ったチャレンジする勇気は、一生涯の支えとなるでしょう。

語り合うことで結んだ信頼の絆生徒の意思を尊重する校風
語り合うことで結んだ信頼の絆生徒の意思を尊重する校風

 神取史子先生は飯塚さんの学年を中1から6年間ずっと受け持ちました。教員生活のなかで、これは珍しいことだといいます。中1の飯塚さんは「ハリー・ポッターのような少年」だったそうです。

「声が透き通っていて絵が大好き。日誌には必ずイラストが描き添えられていました。中3のときには沖縄の伝統楽器、三線に夢中になるなど個性と魅力にあふれる生徒でした。その後、高2~3で再び担任となりました。大学の進路を相談されたときには歴史が得意なのを知っていたので史学科を勧めましたが、音大受験にも熱心に取り組む姿を見て、本人が納得することが何よりも大事だと思い、『最後は自分で決めて』と促しました」(神取先生)

「音大ではなく、史学科に行くもう一つの夢を叶えたいと思ったとき、それをどう親に伝えるか先生に相談に乗ってもらいました(飯塚さん)」

 飯塚さんは、先生と話をするなかで神取先生も演劇やミュージカルが好きだということがわかり、いっそう親近感をもって相談することができたそうです。

(この記事は『私立中高進学通信2017年4・5月合併号』に掲載しました。)

東京成徳大学中学校  

〒114-8526 東京都北区豊島8-26-9
TEL:03-3911-7109

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