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私立中高進学通信

2017年2・3月合併号

中1の始め方

聖徳大学附属女子中学校

学習習慣の定着と学友との交流
充実した研修で学校生活のスタートを支援

先生の英語での指示に生徒がスムーズに席を立ち、2人ペアになってロールプレイ形式で英会話レッスンを行います。

先生の英語での指示に生徒がスムーズに席を立ち、2人ペアになってロールプレイ形式で英会話レッスンを行います。

人と人との関わりを通じて相手を思いやる心を育む

 飛鳥時代、聖徳太子が定めた十七条憲法の第一条にある『和を以て貴しとなす』に由来する『和』を建学の精神とする同校。開校時より小笠原流礼法を教育の一環として取り入れてきました。相手を思いやる心と美しいマナーを重点とする「女子教育」と「学力向上」をめざしています。

「本校では、本格的な礼法室を設け、すべてのクラスで正課の授業として小笠原流礼法を週1時間学んでいます。卒業時には小笠原流礼法許状という免状を取得できますが、これは履歴書にも記載できる資格です。
 礼法の授業は、正しい礼儀作法はもちろんのこと、思いやりの心と助け合う心を育むことが目的ですが、物事に対する集中力を養うのにも役立っています」

 と入試広報室副室長の中牧さやか先生は話します。

『入学前英語研修』で英語学習と同時に友達づくりも

 同校では英語教育にも力を入れています。新中1生が入学後、スムーズかつ意欲的に英語学習に取り組めるように『入学前英語研修』を実施しています。この研修は希望者のみの参加となりますが、1クラス10名前後の少人数で、ネイティブの先生が3日間すべて英語で授業を行います。

 レッスンの内容は自己紹介に始まり、入りたい部活動や自分の意見の発表など、生徒同士が互いのことを知るためのプログラムがメインです。

「英語学習に慣れてもらうのと同時に、クラスメートとの交流も深めることができます。入学前の不安を事前に解消する一助になっていると思います」(中牧先生)

 また、不安でいっぱいの生徒たちのために、入学後すぐにホテルでの2泊3日の『学習オリエンテーション合宿』も行っています。この研修には大きく3つの目的があると中3学年主任の大内美代子先生は話します。

「目的の一つ目は、学習に取り組む姿勢を身につけ、学習習慣の定着を図ること。二つ目は本校生徒として有意義な学校生活を送るための基礎を作ること。三つ目は、宿泊研修を通して学友との親睦を深めて、集団生活で大事なことを身につけることです。学習ばかりではなく、食事のマナー講習や成田空港での社会見学などもあり、ホテルステイのルールやマナーも同時に身につけられます。新しい体験が楽しくて、もっと泊まっていたいという生徒もいます」

iPadは手書き入力も可能。授業で配布しているプリントはすべてデジタル化され、生徒は試験前にそのデータで復習ができます。iPadは手書き入力も可能。授業で配布しているプリントはすべてデジタル化され、生徒は試験前にそのデータで復習ができます。
授業では、iPadのみを使用するのではなく、あえてペンを使って紙に書くことも大事にしています。生徒たちのペンの持ち方がとてもきれいでした。授業では、iPadのみを使用するのではなく、あえてペンを使って紙に書くことも大事にしています。生徒たちのペンの持ち方がとてもきれいでした。
セキュリティを重視して学びをサポートするiPadを導入
「学習オリエンテーション合宿では、社会人になった卒業生に来てもらって、先輩の話を聞くということもありました」と話してくださった中3学年主任の大内美代子先生。「学習オリエンテーション合宿では、社会人になった卒業生に来てもらって、先輩の話を聞くということもありました」と話してくださった中3学年主任の大内美代子先生。

 同校では早くからICT教育にも積極的に取り組んでいます。iPadの導入にあたっては、安全第一を念頭にセキュリティを最重視し、基本的な情報リテラシーに同校独自の指針を加えた『SEITOKU リテラシー』を制定。iPadには学習で必要なアプリやソフトのみを導入するなどの配慮もされています。

「デジタル・ツールは授業の効率アップやこれからの時代に必要不可欠なものではありますが、使い方によっては危ないものにもなります。ですので、本校では最初にiPadをお預かりし、設定管理を行うようにしています」(中牧先生)

 取材に訪れたこの日、2013年度に新設された『S選抜クラス』(Seitoku Superior Select Class)の中1の英語の授業でも、iPadを1人1台使用したICT授業が行われていました。iPadを使うことで、黒板への板書なしにスピーディーに授業が進みます。生徒たちは慣れた手つきでスムーズに使いこなしていました。

「英語などの教科に限らず、体育や書道といった教科でも、自分の動きを動画で確認したり、筆の運び方や書き順などを調べるなど、生徒たちはiPadを最大限に活用しています」(中牧先生)

 伝統の礼法と最先端のICT教育を推進する同校ならではの学びは、今後もさらに進化、発展していきそうです。

学びの基礎を習得する学習オリエンテーション合宿

『学習オリエンテーション合宿』では、英国数3教科のノートの取り方、復習の仕方、アルファベットを正しく書く、大文字・小文字の違いといった、学習についての初歩的な確認や辞書の引き方などをしっかりと学びます。苦手意識を取り除くために、数学の面白さをゲーム感覚でレクチャーするなどの工夫もされています。最終日には成田空港での社会見学などもあり、生徒たちは楽しみながら学びの基礎づくりと仲間づくりを行うことができるのです。

「今、受け持っている中3の生徒が『中1で行った学習オリエンテーション合宿で、友達と協力し合って明るく過ごせたことが、今の私のスタートになりました』と話してくれたことがあり、とてもうれしかったです」
(大内先生)

豪華な宴会場での学習などのほか、成田空港見学ではCA(キャビンアテンダント)の皆さんから話を聞きました。

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