LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2017年2・3月合併号

その先に備えるキャリア教育

麴町学園女子(麹町学園女子)中学校

未来
時代に即したキャリア教育
『みらい科』で、未来をつくる

多様化する社会に自信をもって飛び出すことができる女性を育む同校。
未知なる世界を恐れず、実践を楽しむために用意されたキャリア教育の名は『みらい科』です。
興味のあるテーマでグループワークを行うことで、自然に意見の述べ方、聴き方、まとめ方を学んでいきます。

興味のあるテーマでグループワークを行うことで、自然に意見の述べ方、聴き方、まとめ方を学んでいきます。

グループで考えた「理想のカフェ」について発表する生徒。これまでの「職業体験」とは異なったおもしろさが生徒たちにも好評です。グループで考えた「理想のカフェ」について発表する生徒。これまでの「職業体験」とは異なったおもしろさが生徒たちにも好評です。

 ユニークな『みらい科』という名称で、同校のキャリア教育は定着しています。これから大きな変貌を遂げる社会に歩み出す生徒たち一人ひとりが、ひるまず、しなやかな姿勢で、未知なる世界を生き抜いていくことをめざしているからです。

「『みらい科』は、2016年度からより時代に即した形で大きく改訂されました。いわゆる「2045年問題」という言葉があるように、時代の変化に柔軟に対応できる能力や資質である“コンピテンシー”と、著しく変化を続ける状況を恐れず、それを跳ね返す強さや精神回復力を意味する“レジリエンス”に着目しています」(みらい科担当/河越多衣子先生)

『みらい科』では、人間関係・社会形成能力、自己理解・自己管理能力、キャリアプランニング能力、課題対応能力の4つを未来で必要になる能力と位置づけ、『こうじまちコンピテンシー』と命名し、これを磨くさまざまなプログラムを実施します。また、一連のレジリエンス教育を通して、思いもよらない事態にも自信をもって対峙していくことのできる能力を体得していくプログラムを『こうじまちセレンディピティ』と名づけ、キャリア教育を支える2本柱としています。

「この2つの柱により、グローバルにもローカルにも目を向けることができ、直面する諸問題にも、しなやかに、たくましく対応していける自立した女性の育成をめざしていきます」

 この4月から中2となる生徒たちも、『みらい科』を通して、未来を切り拓く準備を始めています。担任の野坂雄介先生にお話をうかがいました。

「入学早々の4月から、例えば、怒りやいらだちを上手に調整するための『アンガーマネジメント』や、人の話をきちんと聴くためのグループワークに取り組んできました。『こうじまちコンピテンシー』と『こうじまちセレンディピティ』を2極に据えた考え方で未来を見つめることによって、各教科の授業だけでなく、体育祭や学園祭などの学校行事も、これまで以上に充実したキャリア教育の場になっていることを実感しています」

 中1からじっくり時間をかけて取り組む『みらい科』。多様化する社会に自信をもって飛び出すことのできる一人ひとりになるために、先生方も全力でサポートしています。

※2045年問題…2045年頃には、コンピュータの性能が人間の脳を超えるという予測に基づく社会変革を見据えた問題。
その頃に40代となっている子どもたちの職業選択や生き方に大きな影響が出ることが危惧されている。

Report
楽しみながら社会の仕組みを学ぶ
キッザニア出前講座

 中1が取り組んでいる『みらい科』のプログラムの一つが、取材当日の『キッザニア出前講座』。人気の施設から、専門スタッフが来校して実施する同校オリジナルの職業体験インターンです。『キッザニア出前講座』には、キャリアについての講義やグループワーク、東京・豊洲にある「キッザニア東京」での体験など、さまざまなプログラムが盛り込まれています。今回の『キッザニア出前講座』は、『カフェを経営しよう』をテーマにしたグループワーク。まずは「理想のカフェ」の具体的なアイデアを考えるところからスタートします。「場所」「顧客のタイプ」「メニュー」など、競合店との差別化を図るうえで欠かせない要素まで細かく話し合っていきます。

 グループの意見がまとまったところで代表者が発表します。「なぜそのカフェをつくるのか」「そのカフェは周囲の人々や地域にとってどのような存在になるのか」など、起業にもつながる本格的な内容のものが多くありました。

身近な「カフェ」について考察するとあって、話し合いは大いに盛り上がります。身近な「カフェ」について考察するとあって、話し合いは大いに盛り上がります。
終了後の振り返りシート。「通勤電車の車内で朝食が食べられるカフェ」など、さまざまなアイデアがありました。終了後の振り返りシート。「通勤電車の車内で朝食が食べられるカフェ」など、さまざまなアイデアがありました。
Report『みらい科』は枠を決めないキャリア教育
ミニ対談
野坂雄介 先生(左)河越多衣子 先生(右)野坂雄介 先生(左)
河越多衣子 先生(右)

河越先生
本校の『みらい科』は、失敗を恐れずに挑戦するための楽しい時間です。

野坂先生
さまざまなプログラムを通して小さな達成感を確実に積み上げていきながら、自己肯定感を高めるというねらいもあります。

河越先生
大学に進学するための単なるキャリア教育ではなく、そこから一歩足を踏み出したことで見えてくる自分の可能性を、仲間たちと一緒に努力しながら、わくわくしながら探していってほしいと思っています。

野坂先生
努力しないで諦めるのは本当にもったいないことですからね。そういう意味で、『みらい科』は“枠を決めないキャリア教育”なのです。

『みらい科』で行われるさまざまなプログラム

『みらい科』では、『キッザニア出前講座』のほか、宿泊オリエンテーションや論文作成、大学講義体験や職業インターンなどさまざまな試みを実施。学年に適合した学びを積み重ねることで自分を知り、将来への夢を描き、キャリアを考える力をつけていきます。

学 年 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2
レジリエンス教育 麹町を歩く①宿泊オリエンテーション 麹町を歩く②アイルランド語学研修 勉強合宿 勉強合宿
クリティカルシンキング 学研の教材「クリティカルシンキング」を用いた、アクティブラーニング形式の授業
みらい論文 四番町図書館実習資料探しのノウハウを学ぶ 実地調査
パワーポイントでのプレゼンテーション
ゼミⅠ
論文の書き方〜調査・ゼミ内発表〜
ゼミⅡ
〜調査・ゼミ内発表・後輩指導〜執筆
大学講義受講体験 大学講義受講体験 高大連携型プログラム平日講義受講 高大連携型プログラム平日講義受講
職業体験
インターン
麹町学園オリジナルキッザニア体験 有名企業への職場体験 麹町界隈の企業での職業体験+プロダクト 麹町界隈の企業でのインターン+プロダクト 海外修学旅行先で班別自主研修時に職場見学
進学通信2017年2・3月合併号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ