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私立中高進学通信

2017年2・3月合併号

6年間の指導メソッド

高輪中学校

体験学習と堅実な教科学習が土台を作る

創立から130年の歴史を刻む同校は、男子校ならではの特性を活かした堅実で着実な学習指導メソッドが特色です。教科学習だけではなく、6年間を通じてさまざまな「体験学習」を実施することで、真の人間力と学力を育成します。
高2生全員参加のオーストラリア『海外学校交流』でのひとコマ。現地の高校で国際交流を図ります。

高2生全員参加のオーストラリア『海外学校交流』でのひとコマ。現地の高校で国際交流を図ります。

6年間の学びで着実に学習意欲と学力を高める

『高く・大きく・豊かに・深く』を教育方針に、新しい社会に対応し、自らの力で生涯にわたる真理や価値、生きがいを探究しながら、自己実現と社会の発展に寄与する人間を育てる同校。全員が希望の大学に進学することを目標に、堅実かつ誠実な教育を実践しています。

 中高6年間の指導体制も、着実に学力と人間力を伸ばすカリキュラムを網羅します。中1~中2の前期学年は基礎学力を徹底。中3~高1の中期学年は『自ら求める学習』をキーワードに、学力を伸ばして進路を決定します。高2~高3の後期学年ではこれまで培った学習意欲を最大限に発揮し、志望大学合格に向け総仕上げを行います。そのような堅実な指導において、同校が大切にしているのは、男子教育ならではの心・知・体のバランスの良い育成です。

「男子は女子に比べて精神的な成長が緩やかです。そこで、中1・中2ではクラブ活動や体験学習を通じて、自ら考えて学ぶ人間的な基礎力づくりを徹底しています」(教務部長/平野豊先生)

 そのためにも中1・中2は学力の基礎を成す国・数・英の授業数を多くしているのも特徴です。中1では「作文」に力を入れ、発想力、説明力・表現力、思考力をバランス良く育て、その後の学習に役立つ基礎力を養います。

「中1の作文の授業では、“風が吹けば桶屋が儲かる”のような意外性のある格言を自作したり、身近な商品のCM企画案を作成したり。固有名詞を使わずに事物を説明する、お世話になった方へ感謝の手紙を書くなど、身近な題材をテーマにして学習意欲を高め、すべての教科に意欲的に取り組む姿勢づくりに役立てています」(平野先生)

 進路選びを模索する中3・高1では、1学年6クラスのうち、選抜クラスを2クラス設置。習熟度に応じて毎年入れ替えを行い、将来を見越した英語力育成やハイレベルな補習・夏期講習でフォロー体制も敷いていきます。さらに、高2・高3期は、大学受験の実践的なカリキュラムを徹底。理系文系各コースだけでなく、国立に的を絞ったコースも設定し、生徒それぞれに合った的確なサポートを実践します。

「男子の学力の伸びは、いかにスムーズに段階を踏み、意欲の取りこぼしをなくすかが重要。個々のニーズに細やかに対応し、6年間の学びを充実させていくべきだと考えています」(平野先生)

人間力と生きた国際性を「体験学習」で育む
多彩な「体験学習」プログラム

 そんな6年間において、生徒自らが道を切り開く行動力、人間力の基盤を育てているのが、多彩な「体験学習」プログラムです。中学では、宿泊型の『自然体験学習』(中1)、『農工芸体験学習』(中2)、『西日本探訪』(中3)を通じて、将来を形作る生活習慣と、人として大切な挑戦心や驚き、感動を学びます。中3・高1では、13日間にわたって海外の高校生と学びで交流する希望制の『イギリス・サマースクール』を実施。高2では全員参加のオーストラリア『海外学校交流』が行われ、英語力の向上と、地に足のついた国際感覚を身につけることができます。

「従来の中学修学旅行をより発展させた『西日本探訪』は、平和学習や歴史・文化学習をテーマに、旅のしおり作りから生徒に任せ、行事後にはレポートを作成して、体験で得た学びの定着を図っています。高2の『海外学校交流』では、現地の高校で学ぶだけでなく、農家でのファームステイも体験します。日本では得られない国際性と生きた英語力、総合的な人間力を磨くことができます」(入試広報部長/真壁亨先生)

「6年間のどの体験学習でも、帰ってきた生徒たちの表情はきらきらと輝き、学びへのモチベーションも上がっています。2017年春からは、中3の春休みを利用して、モントレー・ベイ・アカデミー(高校)で学ぶ『アメリカ・サンタクルーズ・ホームステイ』もスタートさせます。知力と智力をバランスよく育てられる充実した体験学習に、今後も力を注いでいきます」(平野先生)

「中学・高校は土台づくり。流行に左右されず、目の前のことをしっかり学ぶことこそが、人を育てます」と語る平野先生(左)と真壁先生(右)。「中学・高校は土台づくり。流行に左右されず、目の前のことをしっかり学ぶことこそが、人を育てます」と語る平野先生(左)と真壁先生(右)。
中2の『農工芸体験学習』は農作業を通じて仲間と協力。里山整備で切り出した竹を使った巨大な流しそうめん体験も! 川下りのラフティングも体験しました。中2の『農工芸体験学習』は農作業を通じて仲間と協力。里山整備で切り出した竹を使った巨大な流しそうめん体験も! 川下りのラフティングも体験しました。
高2の『海外学校交流』はオーストラリアでファームステイ体験。農作業を手伝いながらコミュニケーションを図ります。高2の『海外学校交流』はオーストラリアでファームステイ体験。農作業を手伝いながらコミュニケーションを図ります。
仲間との協働や地元の人との交流が人としての土台をしっかりと作る
中1の『自然体験学習』では、飯盒炊飯やバーベキューを全員で。農場体験や工芸体験も行います。中1の『自然体験学習』では、飯盒炊飯やバーベキューを全員で。農場体験や工芸体験も行います。

 体験学習では、生徒同士の協働や地元との密な交流を経験することも大きなテーマです。

「『自然体験学習』ではみんなで飯盒炊飯を経験し、『農工芸体験学習』では、道の駅にて、農家の方が栽培したブルーベリーを生徒が販売します。近年は沖縄に行くことが多い『西日本探訪』も、沖縄本島での研修だけでなく、離島・伊是名島に入村して民泊を経験し、他ではできない見聞を広げてもらっています」(真壁先生)

 そんな中学時代の経験が、高校での海外体験学習をさらに充実させる基礎を作ります。

「日本の地域を知り、海外の今を知ることは、生徒の未来にある新しい時代を生き抜くための土台づくりでもあります。生徒自身が自分を高めるためにも、体験学習は素晴らしい役割を果たすのです」(平野先生)

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