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私立中高進学通信

2017年2・3月合併号

グローバル時代の学び方

神田女学園中学校

地球規模に視野を広げる
独自の『プロジェクト学習』

2017年度から高校に『グローバルコース』を新設
週2時間の『プロジェクト学習』では、生徒それぞれがテーマを決めて調べ学習、プレゼンテーションを行います。発表を聞く生徒たちの顔も真剣!

週2時間の『プロジェクト学習』では、生徒それぞれがテーマを決めて調べ学習、プレゼンテーションを行います。
発表を聞く生徒たちの顔も真剣!

社会問題の解決策を考えグローバルな視野を育む

 グローバルマインドを持つ女性を育てるため、同校中学校では2015年度から『グローバルクラス』をスタートしました。このクラスではオールイングリッシュの英語授業を週8時間設けているほか、さまざまな社会問題について学びを深める『プロジェクト学習』に取り組んでいます。

「グローバルクラスは、単なる英語コースではありません。地球規模の問題を考え、英語をツールとして世界と話せる女性を育てることが目的です」(入試広報室・外国語科主任/伊守勇治先生)

 プロジェクト学習では、生徒一人ひとりが興味のあるテーマについて調査・取材し、考察したことを発表する授業を行います。主体性、問題解決能力、ICTを活用したプレゼンテーション能力など、幅広い力を身につけることができます。

「中1では世界各国について調べ、大使館で校外学習を行います。最初は模造紙を使った発表ですが、徐々にパワーポイントなどのPCソフトを使い、発信力も高めていきます。中2では、さらに視野を広げて世界の問題を考えます。人権、貧困、環境などについてディスカッションしますが、そう簡単に解決策は出てきません。そこで大学教授の講義を受けたり、企業やNGOに取材をして、自分たちに何ができるかを考えていくのです。中3では興味のあるテーマをさらに掘り下げ、『ミニ卒論』を書いてもらう予定です」(教務副部長・理科/池田幸代先生)

『グローバルクラス』は開設からまだ2年目ですが、伊守先生、池田先生ともに生徒たちの成長を実感しているそうです。

「“これはまだ無理かな”と思う学習に対しても、生徒は教員の想像を大きく超え、主体的に学ぶ姿勢を見せています。決まった答えのない授業ですが、多様な意見を聞き、深く考える力が養われていると感じます」(伊守先生)

2017年度から高校に新コースを設立

 2017年度からは高校でも『グローバルコース』がスタートします。このコースでは『プロジェクト学習』を発展させ、世界を取り巻く問題を探求する『ニコルプロジェクト』に取り組み、3カ月から1年間の長期海外留学も必修です。

「高校でもグローバル社会が抱える問題を考えますが、調査のフィールドを海外へと広げます。現地でのボランティアやフィールドワークなどを体験して、高2の最後に英語でのプレゼンテーションを行う予定です。この経験は、大学入試にも役立つはずです」(池田先生)

 卒業後は国内大学のみならず、海外への進学もめざす同コース。世界での活躍を視野に入れ、社会に貢献できる女性が、このコースから巣立つことでしょう。

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教科の枠を超えて世界を考える
プロジェクト学習の可能性
生徒自身がテーマを決め、解決策を探究
調べ学習や企業取材も!環境問題に対し、企業がどのような取り組みをしているかインターネットで調べます。気になる企業には、後日取材を依頼します。調べ学習や企業取材も!
環境問題に対し、企業がどのような取り組みをしているかインターネットで調べます。気になる企業には、後日取材を依頼します。

 取材当日、中1の『プロジェクト学習』では研究内容の発表が行われていました。「北朝鮮の核開発」「世界の子どもたち~教育について~」など、一人ひとりが関心あるテーマについて調べ、自作したパワーポイントのスライドを使ってプレゼンテーションするのです。

 約3分間で、そのテーマを取り上げた理由、調べた方法と内容、考察を述べるなど、中1から高い問題意識を持って学習に取り組んでいる様子がうかがえました。

 中2生は、PC室で調べ学習を行っていました。環境、人権など調べたいテーマを決めたら、その問題に取り組む企業をインターネットで検索。後日、生徒自身が取材を申し込み、話を聞きに行きます。電話のかけ方や論文の書き方は国語の授業で学び、PCスキルは情報処理の授業で身につけるなど、教科を横断して『プロジェクト学習』を進めているのが特徴です。

友達のプレゼンを評価「テーマに沿った内容か」「話し方のスピードは適切か」などのチェック項目に沿い、生徒がお互いのプレゼンを評価します。
友達のプレゼンを評価「テーマに沿った内容か」「話し方のスピードは適切か」などのチェック項目に沿い、生徒がお互いのプレゼンを評価します。

友達のプレゼンを評価
「テーマに沿った内容か」「話し方のスピードは適切か」などのチェック項目に沿い、生徒がお互いのプレゼンを評価します。

先生から一言
大学入試に直結する無駄のない学び

「教員がいくら力を入れても、生徒のモチベーションが上がらなければどんな学習も身につきません。その点、本校の『プロジェクト学習』は、自分たちの興味に基づく研究なので、生徒たちもやる気にあふれています。しかも、自分が何を学びたいのかを明確にすれば、大学でどんな学部に進むべきか早期に自覚できます。高校では英語論文も作成するので、大学のAO入試にも直接的に役立つでしょう。
 もちろん、途中で学びたいテーマが変わっても問題ありません。『プロジェクト学習』で身につけた課題解決能力やプレゼンテーションのスキルは、どんな道に進もうとも大きな強みになるはずです」
(教務副部長・理科/池田幸代先生)

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オールイングリッシュ授業で確かな英語力をつける
高校の『グローバルコース』は長期留学も!
高校の『グローバルコース』は長期留学も!ネイティブの先生が常駐しているため、授業時間外でも生きた英会話を学ぶことができます。高校の『グローバルコース』は長期留学も!
ネイティブの先生が常駐しているため、授業時間外でも生きた英会話を学ぶことができます。

 週8時間のオールイングリッシュ授業は、日本人の先生のほかに同校の英語スクール(KSS神田土曜英語スクール)で小学生を教えていたネイティブの先生が指導をしています。ホームルームも日本人の先生とネイティブの先生の2人担任制なので、日常的に英語に触れる機会があります。2017年度に新設される高校の『グローバルコース』では、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、上海から、渡航先と期間を選んで留学できます。

先生から一言
少人数グループで学力に合わせて学べる

「『グローバルクラス』には、英語を重視したグローバル入試だけでなく、どの入試形態からでも入学できます。生徒の英語力には差がありますが、習熟度別に3つのグループに分かれて英語の授業を行うなど、きめ細かく対応しています。1グループの人数が少ないため、発言のチャンスが多いのがメリットです。また、1クラスの中に英語が得意な生徒、調べ学習が得意な生徒などの多様性が生まれ、お互いを尊重しあって学校生活を送ることができます」
(入試広報室・外国語科主任/伊守勇治先生)

(この記事は『私立中高進学通信2017年2・3月合併号』に掲載しました。)

神田女学園中学校  

〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-3-6
TEL:03-6383-3751

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