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私立中高進学通信

2017年1月号

大学合格力強化計画

青稜中学校

目標設定でやる気を持続
意識づけが現役合格を勝ち取るカギ

各学年もに4月は面談月間とし、全員が担任と個人面談をします。

各学年ともに4月は面談月間とし、全員が担任と個人面談をします。

なぜ勉強するのかを明確に6年間で自分の未来を描く
今だけでなく未来も描けるようにと今年配布した『Seiryo Road Map~なりたい自分を探る旅~』のプリントは具体的な目標設定ができると生徒からも好評です。

今だけでなく未来も描けるようにと今年配布した『Seiryo Road Map~なりたい自分を探る旅~』
のプリントは具体的な目標設定ができると生徒からも好評です。

 国公立大学をはじめ、難関私大や医学部への現役合格者数を伸ばしている同校。2016年度の卒業生の多くは理系、文系問わず希望大学への進学を勝ち取りました。結果に結びつけるために、どのような取り組みをしているのでしょうか。

「2016年度の卒業生の特徴は、関東近隣大学にとどまらず、大阪大学や北海道大学など、広いエリアから希望大学を決めていた点が挙げられます。中高を通して自分の興味や関心がどこに向いているのかをじっくり考えた結果、志望大学選びも広い視野で見ることができるようになったのだと思います」(進路指導部長/森山岳美先生)

 同校が力を入れているのが、まさにこの受験への動機づけの部分です。2016年度は新学期に中高それぞれで『Seiryo Road Map~なりたい自分を探る旅~』と『Seiryo Road Map~進路実現への旅~」と題したプリントを配布。各学年ごとに身につけてほしいことや、目標を明示しました。

「今、自分が将来へ向けてどの地点にいて、どこを目標に走っているのかをロードマップで示すことは、やる気を持続するうえで大変重要だと考えています。ただ“勉強をやりなさい!”と発破をかけてやみくもに走らせても、いつか疲れが出ます。モチベーションを保つためには、“自分がどんな将来像を描いているのか”が実はとても大切です。これまでの結果を見ると、最後まであきらめることなくがんばれる生徒は、ここがしっかりしている場合が多いです。“中高の6年間を有効に使い、将来についてじっくり考えてもらえるようになれば”との思いでこのプリントを作成しました」

 また、目標の設定に役立つようにと、同校では卒業生を招いての講演会を多く実施しています。2015年の中学生対象の講演会では、社会人4~5年目という卒業生を招き、現在の仕事のことや、どうしてその仕事に就こうと思ったのか。また、大学生活を振り返り、どんなことが学べたのかを語ってもらいまいた。

「保護者の方にご登壇いただく講演会も行っています。こうしてさまざまな年代、職業の方々のお話を伺うことで、社会に出ることを少しでもイメージできればと考えています。高校生対象の講座では、現役大学生の本校卒業生を招き、就活のことや、大学に入ってみて感じたことなどを具体的に話してもらいました。年齢の近い先輩の話でしたので、生徒たちも真剣に聴き入っていました」

教科を通して視野を広げる普段の授業で学べること
卒業生を招いての講演会では現在の仕事のことなど具体的な話を聞いています。卒業生を招いての講演会では現在の仕事のことなど具体的な話を聞いています。

「目標設定と学力の強化という両輪をうまく回した結果、合格実績の伸びが見られるようになった」

 と話す森山先生。学力の定着には、さまざまな工夫がされています。

 生徒の視野が広がるようにと、普段の授業でも先生方は独自のプリントを配るなどの努力を惜しみません。また、教科を通して視野を広げるような教材も多く活用しています。

「英語の授業を受けた生徒が、昆虫の動きを基にロボットが作られたという話題を課題文で読み、“こういう分野に自分は興味があるかもしれない”と話をしに来てくれました。はじめは将来のことが見えない生徒が多いですが、授業を通して得た知識や情報から刺激を受けて、ぼんやりとしていた将来像がクリアになる、こうした経験が積めるように日々努めています」

発展問題に取り組む講習見直しを強化する補習
発展問題にチャレンジする講習で入試に役立つ知識を強化。発展問題にチャレンジする講習で入試に役立つ知識を強化。

 同校は授業のほかにも応用問題に取り組み、さらに学力を伸ばすための講習や、わからなくなってしまった部分を補強する補習も充実しています。中学では英・国・数の3科目、それぞれ週1回のペースで希望者制の講習を開設。全教科を希望すれば、最大週4日は授業プラスアルファの勉強を学校で済ませることができます。

「ただし、講習はむやみに取ることは勧めていません。基本は授業です。授業では各教科ごとの宿題もかなり出ます。これをきちんとこなせば十分に力がつくようにカリキュラムを組んでいます。本人にも保護者の方にも、普段の授業や宿題をこなしたうえで、“もっと学びたい”という場合に講習を活用してくださいと伝えています」

 こうした誠実なアドバイスは保護者からの信頼にもつながっていきます。

「中入生とは6年間という長いスパンで関わります。中学3年間で築いた教員と生徒、保護者の信頼関係を土台に高校生活に入れるのは大きなメリットです。大学合格という目標に全力を出すのにベストな状態で臨めるのです」

 学力の強化とやる気を持続させる目標設定、そして学校と保護者、生徒の信頼関係の三つの柱が同校の現役での大学合格力を支えています。

2016年 春大学合格実績

(総数に既卒生含む)

大学名 総数 現役




一橋大学 1 1
東京工業大学 1 1
北海道大学 2 2
大阪大学 2 2
筑波大学 1 1
埼玉大学 2 2
お茶の水女子大学 1 1
千葉大学 3 3
電気通信大学 2 2
東京外語大学 3 3
東京海洋大学 3 2
横浜国立大学 4 2
信州大学 1 1
東京農工大学 1 1
岐阜大学 1 1
和歌山大学 1 1
首都大学東京 8 6
横浜市立大学 7 7
群馬大学 1 1
神奈川県立保健福祉大学 2 2
大学名 総数 現役



早稲田大学 43 41
慶應義塾大学 21 20
上智大学 23 23
国際基督教大学 2 2
東京理科大学 27 21
明治大学 75 70
青山学院大学 41 35
立教大学 37 36
中央大学 36 33
法政大学 56 48
学習院大学 12 10

(この記事は『私立中高進学通信2017年1月号』に掲載しました。)

青稜中学校  

〒142-8550 東京都品川区二葉1-6-6
TEL:03-3782-1502

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