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私立中高進学通信

Lighthouse 2016年 秋の増刊号

これで安心!帰国後の私立中学・高校選び(初級編)

江戸川女子中学校・高等学校 〔女子校〕

女子校力

年度末、英語集中プログラムでの1コマ。

年度末、英語集中プログラムでの1コマ。

帰国生達の活躍ぶりが口コミで拡がった人気校

 中学校と高等学校で帰国生入試を実施している江戸川女子。初めて帰国生を受入れたのは、都内の高校で初めて「英語科」が設立された30年前のことでした。賑やかな都心にある学校ではなく、下町情緒が随所に残る閑静な下町にある女子校ということもあり、「派手さはない割に国際的な学校」と、気さくな先生方がユニークな表現で迎えてくれました。

「本校の校風を一言で表すとしたら “堅実” です。曖昧な『国際的で華やかな学校だから』ではなく、『わが子には堅実にきちんと教養を身に付けさせたい』との具体的な基準で選択される保護者が圧倒的に多いです。したがって “同じ日本人学校の先輩から聞いた” などという口コミが中心で、『三姉妹が江戸女』『親子そろって帰国子女で江戸女』というケースもあります」(入試対策委員の渡辺文彦先生)。

 都内屈指の人気校としての地位を確かなものにしている同校の中心にいるのは、もちろん学校の主役である生徒達です。毎年7月上旬に行われる『かたばみ祭』(文化祭)は大勢の来場者を集め、生き生きとした表情で活動する元気な生徒達の一挙手一投足に注目が集まります。

「学校選びのポイントとなるのは、結局は、この学校が “好きか” “嫌いか” のフィーリングです。私達教員が時間をかけて本校の魅力を余すことなく丁寧に語り尽くすことより、お子さまご自身の眼で生徒を見て、決めてもらうことが間違いのない学校選びになることを確信しています」(入試対策委員長の小笠原敦先生)。

単なる「女子力」ならぬ「女子校力」がみなぎる学校

 江戸川女子には中高合わせて100名近くの帰国生が在籍しています。また “帰国生” ではなくても、外国籍を持つ生徒も毎年必ず在籍しているので、渡辺先生も「異文化を特別視することはない」と強調します。一般生との “壁” を意識しがちになる帰国生にとって、ダイバーシティが浸透している教育環境は心強いものです。ちなみに一昨年の生徒会長は韓国籍の生徒で、抜群のリーダーシップを発揮したようです。

「先輩が活躍する姿を見て、『自分もああなりたい』と思う気持ちが芽生えるのは女子校ならではで、帰国生も一般生も関係なく、数年後の自分を思い描いて成長できる環境は、紛れもなく本校の伝統ではないかと思います。純粋な生徒たちだからこそ真っ直ぐで、上級生の下級生に対する面倒見の良さも私たちの自慢です。 “次は君たちの番だよ” と言わなくても、ちゃんと期待に応えてくれる姿は本当に立派なものです」(英語科主任の熊川美帆子先生)。

 純粋なるが故に、「卒業後は “江戸女ロス” に陥る生徒もいるほど」と、渡辺先生がうれしそうに打ち明けてくれました。

「例えば、本校の体育祭では、騎馬戦も、棒倒しも正式種目です。力仕事も女子が責任を担って請け負うのが普通です。一人ひとりに重要な役割が自然と生まれますから、 “女子校の中の男子” もいれば、 “女子校の中のお母さん” もいるのです。これが共学校と女子校の大きな違いで、逆に言えば女子校のメリットです。そして、本校の生徒は皆、学習に対しても積極的です。私はよく『待っていたらダメ』という話をしますが、先生を利用しなければもったいないという貪欲な学びの姿勢も顕著で、極端な話ですが、私たち教員はゆっくりと昼休みも取れません(笑)。でもそれでいいのです。最近話題の『女子力』ならぬ『女子校力』が学校全体にみなぎっているところをぜひ、お子さまと一緒に確かめてみてほしいと思っています」。

帰国生としての特権を最大に発揮して楽しもう!

 ところで、気になる帰国生入試の内容はどのようなものでしょうか。まずは中学校からです。

「国語と算数の基礎学力で合否を判定する入試です。小学校で学習した内容がしっかりと定着しているかを確認する問題です。ただし量が多いので、てきぱきと解答していく能力が必要です。合格基準は基礎学力で160点(80%)です。英検2級以上、TOEIC450点以上のいずれかを取得している場合は、英語の試験を受ける必要はありません」(小笠原先生)。

 次に高校です。こちらはトピックス付きです。

「試験日が2016年12月4日(日)とかなり早い時期になりますが、早期に入学を決めたい受験生で、江戸川女子を第一志望という方に限り、合格基準をかなり緩和させた新しい帰国生入試が始まります。英検準2級を持っていれば英語の試験を受ける必要がありません。詳しくはHPで確認してください」(渡辺先生)。

 帰国生の場合、英会話はできても、正確な文法が身に付いていないケースがよくあるものです。そこで同校では、中学入学段階で一定の基準を超える能力を持つ生徒については、少人数制の取り出し授業を行い、本人達の英語力に合わせて授業内容を設定し、指導にあたっています。

「いずれにしても、帰国生には一般生にはない魅力が絶対にあるものです。入試対策ばかりに時間を割くより、むしろ “海外にいる” という時間を満喫しておいた方が、後々の魅力的な人間力となるでしょう。江戸川女子で送る6年間、あるいは3年間の学校生活を通して、一人ひとりが自由闊達に羽ばたけるよう、私たちがしっかり育てていきます」(小笠原先生)。

(この記事は2016年12月に掲載しました。)

江戸川女子中学校・高等学校 〔女子校〕  

〒133-8552 東京都江戸川区東小岩5-22-1
TEL:03-3659-1241

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