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私立中高進学通信

帰国生入試特集『Lighthouse 2016年 秋の増刊号』

これで安心!帰国後の私立中学・高校選び(初級編)

宝仙学園中学・高等学校共学部 理数インター 〔共学校〕

理数的思考力

帰国生など、高い英語力を身に付けている生徒に向けた授業の様子。

帰国生など、高い英語力を身に付けている生徒に向けた授業の様子。

国際社会が求める理数的思考力で真のグローバルリーダーを育成

 2016年に開設から10周年の佳節を迎えた宝仙学園の『理数インター』。「日本のグローバルリーダーを育てる世界標準型の学校」をキャッチフレーズに、「理数的思考力(Logical Thinking)+コミュニケーション能力(Communication Skills)+プレゼンテーション能力(Presentation Skills)」の総合力で、グローバルリーダーの育成をめざす新タイプの学校です。『理数インター』と命名した珍しい校名には、「国際社会で求められる必須の力(=理数的思考力)で、人と人とを結びつけることのできる人材になってほしい」との願いが込められています。「すべての帰国生に開かれた学校」を標榜する同校の魅力について、入試広報部長の中野望先生に伺っていきます。

「本校には帰国生のための『グローバルコース』があり、1期生からは、東大、外語大、早慶、海外大学の合格者を輩出しています。スローガンは『世界的視野で物事を考え、そのためには地に足をつけて、今できることをきちんとする』で、これこそがコースコンセプトの『Think Globally, Act Locally』の意味です。本校では大学入試のみならず、論理的に物事を考え、英語でそれを表現でき、さらにリーダーシップを執れる人材の育成をめざしています」。

 同校は、いわゆる「学力を伸ばす学校」としての評価が高い半面、開設からの歴史が浅いこともあり、在籍する帰国生の数そのものは多くはありません。しかし、教員間の緻密な情報共有、保護者間の意識の共有、さらに、教員と卒業生による質の高いコーチングなどで、生徒一人ひとりのパフォーマンスを上げていく点においては、他校の追随を許さない点に注目です。

教師は “生徒指導” ではなく “生徒支援” で生徒と向き合う

 帰国生が所属するグローバルコースでは、いわゆる英語4技能のブラッシュアップを図るため、『BBC』『TIME』『Nature』など、アカデミックな教材を活用した授業がネイティブ教員により行われています。一方、正しい語彙や文法の知識を日本人教員から学び、大学入試に対応できる記述力や論理的な表現力の育成に努めています。

「そもそも本校は、大学受験からその先を見据えた自主・自律の力を養うことを目的に設立した学校です。したがって、帰国生であってもなくてもまず、大学受験そのものを、自己を変え、他者や未知を知る最良の機会として捉えてもらうことが重要で、それぞれの目標に向かってひたすらまい進する生徒一人ひとりを全力で支援しています。ちなみに本校の教員は皆、 “生徒指導” ではなく “生徒支援” という考え方で生徒と向き合うことを心がけており、文字どおり生徒支援室がその中心的な役割を担っています。保護者の間から “理数インターは勉強をきっちりさせる学校” との評価をいただく一方、生徒達からは『やらされている感じはない』との声が上がるのは、それぞれが自らの意志で『学ぼう』という雰囲気が学校全体にみなぎっていることの証ととらえています」。

 中野先生の言葉を裏づけるように、生徒達の多くが、週3日の部活動で文武両道の学校生活を送っています。東大に現役で進学した男子帰国生も、バスケットボール部で部長の責任を担い、生徒会長も務め、多忙な学校生活を送った一人です。「東大を意識したのは高2の時」と語る彼もまた、応援してくれた恩師やクラスメートに感謝しながら、世界で活躍する日に向けてさらに努力と精進を続けています。

新教科『理数インター』で正解のない問題に挑む

 設立から10年を経た今、理数インターは「これからの10年」に向けて、さらに新たな教育改革の扉を開けました。その一つが、新教科『理数インター』の導入です。何といっても校名と同じ教科名であるところに注目です。

「『理数インター』の授業では、教科書は使わず、サイエンス教育、ICT教育、グローバル教育の要素を入れ、専門教科の異なる教員達によるチームティーチングを行います。これにより生徒達は、正解のない問題に対して、どのようにアプローチすべきか、という思考の過程を大事にした学びを体験することができます。また、『理数インター』のために新設された専用の教室では、机やいすの並び方も自在に変えることができ、各自に1台ずつiPadを持たせて、それぞれの発想や思考がより自由にできるような環境も整っています。授業は週に1度だけですが、担当教員達は持ち前のチーム力で常にミーティングを行いながら、生徒も教員も自由に意見を言い合える環境下での授業計画を策定していますので、帰国生の皆さんもぜひ楽しみにしていてください」。

 日本の中学・高校では今、2020年度以降に予定されている新しい大学入試制度への対応がさまざまに模索されています。そのような中、同校が打ち出した重要な戦略の一つが、「理数的思考力に基づくコミュニケーション力と自由な発想を表現するプレゼンテーション力」の強化でした。ここではっきり言えるのは、単に同校が時代の流れを追いかけたのではなく、時代が理数インターの教育理念に追いついたということです。21世紀の学びを創出する注目校の新しいステージが今、開幕しました。

(この記事は2016年12月に掲載しました。)

宝仙学園中学・高等学校共学部 理数インター 〔共学校〕  

〒164-8628 東京都中野区中央2-28-3
TEL:03-3371-7109

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