LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2016年12月号

私学の光輝

京華女子中学校

BACK TO THE FUTURE 120

創立120年、伝統を未来へとつなぐフレスコ画が完成
創立120周年を記念して描かれたフレスコ画『BACK TO THE FUTURE 120』。同学園の伝統と未来への希望が鮮やかな色彩で描かれています。

創立120周年を記念して描かれたフレスコ画『BACK TO THE FUTURE 120』。
同学園の伝統と未来への希望が鮮やかな色彩で描かれています。

 2017年11月1日、同学園は創立百二十周年を迎えます。その記念事業の一環として制作されていたフレスコ画が8月に完成しました。場所は白山通りに面した学園本部キャンパス入り口です。同学園のフレスコ画は、1981年に学園2号館に描かれた『時の流れ』、そして1983年に女子校新館玄関に描かれた『永遠の今』に続く3作目で、描いたのはいずれも日本を代表するフレスコ画家の丹羽洋介氏です。

「今回、丹羽氏が旧2作品の修復で来校された折に新たな制作の提案がされ、百二十周年の記念として描いていただくことになりました」(理事長/羽鳥百合子先生)

『BACK TO THE FUTURE 120』と題された作品は縦2・4メートル、横7・5メートルの大作。創立者の磯江潤先生が中央に描かれ、左に校訓『ネバー・ダイ』を表す不死鳥が、右に同じく『尊敬と愛情』を表す母子像が配されています(それぞれ過去に描かれたフレスコ画をモチーフとしています)。

 3本の梅の木は校章の梅の花に由来し、同学園が、それぞれが独自の教育を展開している男子校、商業高校、女子校から成っていることを表しています。また梅の木の間には、かつての校舎や竣工以来80余年の時を刻む女子校校舎が描かれ、同学園の伝統と歴史が表されています。このほか合同で活動をしている「吹奏楽団」と「演劇部」の様子は、3校それぞれが独立しながらも、「京華学園」という1つのアイデンティティを受け継いでいることを象徴しています。

 10月2日号の「サンデー毎日」の掲載で「面倒見が良い」「入学後の満足度が高い」「生徒や保護者に勧めたい」といった点が高く評価されている同学園。

「本学園には、時代の変遷の中で形を変えながらも3校に共通して継承されてきた、学校と家庭が常に連携をとりながら生徒の成長を促していこうという姿勢があります」(羽鳥先生)

 卒業後も同学園とのつながりを持ち続ける各校同窓会、保護者のOB・OG会等、そして生徒が学校を積極的にPRするために自主的に設立したという京華サポーターズクラブ(女子校)、京華スクールナビゲーター(男子校)等の存在からは、家庭と学校との絆の強さや、保護者や生徒に愛される同学園の姿が浮かび上がってきます。

 創立以来脈々と受け継がれ、未来へとつながる良き伝統への思いが込められた色鮮やかなフレスコ画は、これからも末永く生徒を見守り続けていくことでしょう。

丹羽洋介先生 略歴
  • 1966年 東京教育大学卒業。
  • 1968年 東京芸術大学大学院修了。
  • 1986年 イタリア政府給費による壁画研究。
  • 1990~2009年 富山大学教授。
  • 現在、大阪芸術大学客員教授。富山大学名誉教授。
  • 壁画制作:「ウートピア(イタリア、チビアーナ市庁舎」「虹の架け橋(長野県アクアパル千曲」「大樹の夢(東京、日本橋プラザビル)」他、多数
  • 著書:「フレスコ画の制作(美術出版社)」「フレスコ画」(ホルベイン工業)」 など
創立者・磯江潤先生。創立時の理念は、今も同学園に受け継がれています。創立者・磯江潤先生。創立時の理念は、今も同学園に受け継がれています。
創立100周年の際、移築・整備された石碑の上には、新フレスコ画にも描かれた梅の木が枝を伸ばしています。創立100周年の際、移築・整備された石碑の上には、新フレスコ画にも描かれた梅の木が枝を伸ばしています。
ほぼ休みなくフレスコ画の制作に携わった丹羽洋介氏。7月から約2カ月かけて制作されました。ほぼ休みなくフレスコ画の制作に携わった丹羽洋介氏。7月から約2カ月かけて制作されました。
2号館に描かれたフレスコ画『時の流れ』。中央には校訓『ネバー・ダイ』を象徴する不死鳥が描かれています。2号館に描かれたフレスコ画『時の流れ』。中央には校訓『ネバー・ダイ』を象徴する不死鳥が描かれています。
女子校校舎に描かれたフレスコ画『永遠の今』。校訓『尊敬と愛情』が母子の姿に託されています。女子校校舎に描かれたフレスコ画『永遠の今』。校訓『尊敬と愛情』が母子の姿に託されています。
新しいフレスコ画が目を引く学園本部の入り口。白山通りに面しており、外からも目にすることができます。新しいフレスコ画が目を引く学園本部の入り口。白山通りに面しており、外からも目にすることができます。
1933(昭和8)年に竣工した女子校校舎は多くの卒業生を送り出してきました。重厚感のある外観が伝統と歴史を感じさせます。1933(昭和8)年に竣工した女子校校舎は多くの卒業生を送り出してきました。重厚感のある外観が伝統と歴史を感じさせます。
フレスコ画と共に百二十周年を記念して整備された第2校庭。体育の授業や運動部の活動の幅を広げました。フレスコ画と共に百二十周年を記念して整備された第2校庭。体育の授業や運動部の活動の幅を広げました。

(この記事は『私立中高進学通信2016年12月号』に掲載しました。)

京華女子中学校  

〒112-8613 東京都文京区白山5-13-5
TEL:03-3946-4434

進学通信掲載情報

進学通信2016年12月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ