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私立中高進学通信

2016年12月号

生徒の未来対応型学校へバージョンアップ

東京家政大学附属女子中学校

『躍進i教育』がスタート!
「生徒一人ひとりが主役」となり
「競争ではなく共創」する力を身につける

お話をうかがった高木校長先生。

お話をうかがった高木校長先生。

 明治14年の創立以来、建学の精神「自主自律」のもと、時代に先んじて女性教育に取り組んできた同校。やる気・元気・根気を胸に本気で取り組む心構えを重視し、20 16年度からは、グローバル化がいっそう進む社会でも自立して生きていける女性の育成をめざし、『躍進i教育』をスタートしました。「i」には、創立135年の歩みをさらに発展させるさまざまな意味が含まれていますが、基本コンセプトは、「あなたが主役」と「競争ではなく共創」です。

「日頃から、基本的生活習慣も大切だと考え、『あいさつと返事は人生のパスポート』をキャッチコピーに掲げています。この世に誕生して親から初めてもらったプレゼント、自分の名前を呼ばれたら、『ハイ』と返事をする。自分の存在を示す。学習や生活全般を通じ自己肯定感を培うことは、グローバル社会はもちろん、変化の激しい未来社会で自立してしっかり生きていくために、とても大事だと考えています。自己肯定ができないと、他者肯定もできませんから」(校長/高木くみ子先生)

 また、「競争ではなく共創」は、他者を蹴落とすのではなく、他者と協力し合って物事を成し遂げましょうという意味です。

『躍進i教育』の学習スタイルは、この二つの基本コンセプトをもとにし、協同学習=アクティブ・ラーニングを取り入れています。アクティブ・ラーニングでは、生徒一人ひとりが自ら学び、生徒同士が対話しながら課題に取り組みます。1人の力で解決できない課題でも、力を合わせることで解決できることを体感します。

「コンピューターや人工知能のさらなる進化が想定される未来社会では、記憶や記録する力以上に、人間にしかできない要素が求められます。他者と対話し、知恵を出し合い、課題を解決する、思考力・判断力・コミュニケーション力が問われます。確かな学力と人間力が、これから必要となる力と言えます」

 さらに『躍進i教育』では、より高いレベルの英語が学べるEクラスを新設しました。英語の『話す・聞く・読む・書く』yの4技能を高めることをめざします。ネイティブの教員が授業はもちろん、放課後や研修でも生徒と英会話をしたり、英語スピーチの指導をしたりするなど、生徒が英語に触れる機会を増やしています。外部の英語試験受験やコンテストへの参加、夏休みの海外語学研修(オーストラリア・カナダ)、イングリッシュキャンプなど、生徒自らが積極的に英語を使い、異文化に触れる機会も増やしています。

 このほかに、同校の特徴的なプログラムとして、中高6年通して行うキャリア教育『ヴァンサンカン・プラン』があります。社会人として活躍し始める25歳の自分の理想像を思い描き、その実現のために「今、何をすべきか」を具体的に考え、人間力を高める取り組みです。中高一貫校のメリットとして、25歳の理想の自分へ近づくために、6年間を通じて、視野を広げ必要な力を身につけます。

「急激な変化をともなうこれからの時代において、必要とされる力をしっかり身につけられるように、なりたい自分に近づけられるように、一人ひとりを大切に、認め励まし、しっかりサポートしてまいります」

ココがポイントグローバル社会で生きる
自分で未来を切り拓く力を養う「躍進i教育」始動
 

 躍進i教育では、「あなたが主役」「競争ではなく共創」を基本コンセプトとし、これからのグローバル社会で必要とされる力を習得し、多種多様な価値観を持つ人たちがいる世界で活躍する女性の育成をめざします。

ココがポイント自ら学び、他者とも学ぶ
共創する力を養うアクディブ・ラーニング
生徒同士が対話し自主性を育てる授業生徒同士が対話し自主性を育てる授業
自ら学び、生徒同士が意見を出し合い、互いに学び合いながら課題を解決していきます。主体的に学ぶ力、他者と力を合わせて問題を解決する力、さまざまな角度から物事を見る力などが養われます。
すべての教科で実施 全教科でアクティブ・ラーニングを実践しています。例えば、暗記教科と思われがちな理科でも、実験の目的と簡単な方法だけを与え、どんな手順で、どんな道具で実験を行うかは、生徒たちで考え、発表します。すべての教科で実施
全教科でアクティブ・ラーニングを実践しています。例えば、暗記教科と思われがちな理科でも、実験の目的と簡単な方法だけを与え、どんな手順で、どんな道具で実験を行うかは、生徒たちで考え、発表します。
ココがポイントよりハイレベルに
多様なプログラムで4技能を高める英語教育

 5人のネイティブ教員が、授業はもちろん、英語を学ぶ専用スペース「English Room」で英語指導をするなど、生徒が英語に触れる機会を豊富に設定しています。2016年度からはイングリッシュキャンプも実施。

英語専用スペース「English Room」で行われている英会話レッスンの様子。英語でDVDを鑑賞するMovie Dayやハロウィン、クリスマスなどのイベントもあり、楽しみながら英語を学べる環境が整っています。英語専用スペース「English Room」で行われている英会話レッスンの様子。英語でDVDを鑑賞するMovie Dayやハロウィン、クリスマスなどのイベントもあり、楽しみながら英語を学べる環境が整っています。
学んだ英語をアウトプットする機会として外部のコンテストにも積極的に参加。昨年度は私立中学のレシテーション大会に初めて参加し、団体優秀賞の2位を受賞したほか、洋書の感想文やポスターコンテストでも入賞しました。学んだ英語をアウトプットする機会として外部のコンテストにも積極的に参加。昨年度は私立中学のレシテーション大会に初めて参加し、団体優秀賞の2位を受賞したほか、洋書の感想文やポスターコンテストでも入賞しました。
ココがポイントなりたい自分に近づくために
今できることを考え人間力を高めるヴァンサンカン・プラン
中1 中2 中3
自分を知る、家政を知る

●自分史の作成
●家政探検
働くことについて考える

●ボランティア体験・発表
●職業体験
●「25歳の私」作文
進路について考える

●キャリアガイダンス
●学部・学科研究(オープンキャンパス参加)
中学▶各学年共通の取り組み
●OG講演会 ●文化講演会 ●芸術鑑賞会
●食育教室 ●マナー講座 ●スピーチ大会●エゴグラム診断 ●グループコミュニケーション●カタリバ(中2〜高1)など
高校▶目標進路実現のための具体的な取り組み
●CAS(Career Axis Support)プログラム
●学部・学科研究 ●企業インターンワーク●論文ワーク ●OG講演会(社会人)●家政大学模擬授業 ●「25歳の私」作文など
 

 社会の中で自己を確立し、活躍し始める25歳を目標に、自分の未来像を思い描き、その実現のために「今、何をすべきか」を考え人間力を高めていきます。各学年に合わせて、さまざまなプログラムを用意しています。

(この記事は『私立中高進学通信2016年12月号』に掲載しました。)

東京家政大学附属女子中学校  

〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1
TEL:03-3961-2447

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進学通信2016年12月号
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