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私立中高進学通信

2016年11月号

目標にLock On!! 私の成長Story

明治大学付属明治中学校

明治大学との太いパイプを生かして
高校在学中に公認会計士試験の勉強をスタート

OG 高橋佑維さん明治大学 商学部 商学科 1年

OG 高橋佑維さん
明治大学 商学部 商学科 1年

吹奏楽部で学んだ5訓「礼儀・挨拶・感謝・集中・努力」は、今でも高橋さんの行動基準になっています。
「『感謝』はその他の行動すべてにつながる、最も大切な言葉だと思います」

高校生の立場で明治大学経理研究所に所属

 明治大学の直系付属校として、100余年の歴史を持つ同校。2008年に男子校から共学校に変わりましたが、創立時から受け継がれる「質実剛健」・「独立自治」の校訓のもと、次世代を担う優秀な人物を育成し続けています。

 同校を卒業し、現在は明治大学商学部商学科で学ぶ高橋佑維さん。明治大学国家試験指導センター経理研究所に所属し、資格の専門学校にも通って、公認会計士の資格試験に向けた勉強に力を注いでいます。公認会計士という将来の目標を意識して勉強を始めたのは、高校3年の夏のこと。中学の時に所属していた吹奏楽部で一緒に活動をしていた先輩が、大学3年で会計士試験に合格したことに刺激を受けて、自分もめざしてみようと思うようになったそうです。

「先輩が合格したと聞いて、難しい資格ではあるけれども、がんばって勉強すれば手が届くかもしれないと感じるようになりました。大学に入学してからではなく、高校在学中から勉強を始めれば、先輩よりもっと早く合格することが可能かもしれない……。大学受験をしなくて済む付属校に通っているのだから、その分、早めに勉強を始めてみようとも思いました」

 中学時代に、すでに日商簿記の3級を取得していたため、会計の勉強自体には、なじみがあったという高橋さん。勉強を始めた高3の夏休みには、明治大学経理研究所の合宿に参加し、会計士試験対策の第一歩となる日商簿記1級の合格をめざしている大学生と一緒に勉強させてもらったそうです。

「明治大学付属明治には、明治大学との太いパイプがあります。高大連携の先生に相談したら便宜を図っていただけて、高校生という立場でありながら、明治大学経理研究所を利用させていただけることになりました。高3の12月からは、資格取得のための学校にも通い、会計士試験に向けた最後の準備をしています」

中学3年間の学年主任、則茂雄先生と。「男女の壁がなく、仲の良い学年でした。則先生は、特別行事として毎年合唱祭を企画するなどの工夫をしながら、学年をまとめてくださいました」(高橋さん)中学3年間の学年主任、則茂雄先生と。
「男女の壁がなく、仲の良い学年でした。則先生は、特別行事として毎年合唱祭を企画するなどの工夫をしながら、学年をまとめてくださいました」(高橋さん)
図書館の自習スペースにて。簿記の勉強に必要なテキストや問題集がそろっています。長期休暇中には明治大学と連携した集中講座があり、簿記などの資格取得にチャレンジすることも可能です。図書館の自習スペースにて。簿記の勉強に必要なテキストや問題集がそろっています。長期休暇中には明治大学と連携した集中講座があり、簿記などの資格取得にチャレンジすることも可能です。
付属校だからこそ実現できるキャリアプラン

 高2の時には、他大学の受験を考えたこともあったという高橋さん。明治大学への進学を選んだ決め手は、お母さまのアドバイスだったと言います。

「『他大学進学をめざすのでは、付属校に入学した意味がなくなってしまう。せっかく付属校に入学したのだから、付属校の良さを十分に生かせる道を選ぶのが一番良いのではないか』という母の言葉に考え方を改めました。そして、明治大学と密接に連携している付属校だからこそ実現できるキャリアプランを考えました」

 同校では、一定の基準を超えれば明治大学への進学が可能です。また、明治大学の推薦を留保しながら、国公立大学などへの受験・進学をする生徒もいます。偏差値に縛られるのではなく、このような勉強をしたいから、将来これになりたいからと、本当にやりたいことを見極めたうえで、大学進学をするのが当たり前という雰囲気があるのです。

「明治大学の教授たちが明治高校に来て授業を行う高大連携講座など、明治大学で何が学べるのかを知り、自分がどこの学部に行きたいのかを考える機会が本当にたくさんありました」

 高橋さん自身も、さまざまな分野の学問に興味を持っていたため、進路選びにはとても悩んだそうです。さんざん迷った末、高3になってから、会計士の夢を見出し、商学部に進学することに決めました。

 現在、大学の勉強と両立しながら、会計士試験に向けての勉強を行っている高橋さんの毎日は多忙で、少しでも時間があれば勉強に手をつけ、休みの日には、一日中勉強をしている生活だそうです。

「経理研究所の自習室には、同じようにがんばっている仲間がたくさんいます。勉強は大変ですが、良い環境に恵まれて、充実した生活を送ることができていると感じています。ただし、今は会計士の勉強に専念しているため、他の大学生にとっては当たり前のアルバイトやサークル活動ができていません。公認会計士試験に合格したら、このような大学生活も充実させていきたいと思います」

積極性をもってチャレンジすることが大切

「明治高校では、挑戦したいという私の希望に応え、大学施設や制度が活用できるように支援してくれました。やってみたいことがあるならば自分からアプローチすることがとても大切だと思います」(高橋さん)

「高橋さんは、普段はそれほど目立つタイプではありませんでした。ただし、自分がこうすると決めた場面、責任を持って何かをやらなくてはならない場面では、納得するまで懸命に取り組む姿が印象的でした。学校として、生徒を支援する体制は整っているので、彼女のような積極性をもって、どんどんチャレンジしてほしいです」(則先生)

(この記事は『私立中高進学通信2016年11月号』に掲載しました。)

明治大学付属明治中学校  

〒182-0033 東京都調布市富士見町4-23-25
TEL:042-444-9100

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