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私立中高進学通信

2016年11月号

子どもの自立を促す教育

品川翔英中学校

生徒に寄り添い
次代を担う実力と志を持った
自立した女性を育成する

英語の授業7時間(中3は8時間)のうち4時間はネイティブスピーカーの先生が担当。残りの時間は日本人教員が担当し、文法や構文を解説します。

英語の授業7時間(中3は8時間)のうち4時間はネイティブスピーカーの先生が担当。
残りの時間は日本人教員が担当し、文法や構文を解説します。

――生徒の個性や思いに寄り添い、生徒自身が定めた目標をサポートする教育をモットーにしている同校。
田中好一副校長先生にお話をうかがいました。

考える力と自己肯定感が成長の土台になる
田中 好一 副校長先生 明治大学卒業。大学付属校の教頭・校長を経て、2014年度より小野学園女子中高に勤務。英語科教員として授業も担当している。田中 好一 副校長先生
明治大学卒業。大学付属校の教頭・校長を経て、2014年度より小野学園女子中高に勤務。英語科教員として授業も担当している。

 大人への準備期間である中高時代。社会に役立つことのできる人間になるためには、高い志を持ち、それを実現するだけの実力を磨かなくてはなりません。そのために同校では、「自らが主体的に考え、決断し、実行する力を身につけること」、また「それを支える自信や自己肯定感を育むこと」を教育の大きな柱にしています。

「考えるためには基礎学力が必要ですが、身体面でも精神面にでも大きな差があるのが中学時代。その違いにできるだけ対応していこうという考えで、習熟度に応じたコース制を設置しています」

 できる生徒をさらに伸ばすPコースと、落ち着いた環境で、じっくりと「わかる授業」に取り組むMコースの2つのコースを設置することにより、少人数制のきめ細かな指導を実施。Mコースでは、「わかるようになりたい」という姿勢や意欲を大切にしながら、「わかるまで」「納得するまで」を大切にした「完熟授業」を行っています。

「教科書通りに進むことよりも、理解しているかどうかという生徒の反応を重視しています。実験や実技・実習を多用し、学校独自の手作りの教材も使いながら、徹底したわかる授業を行うことで、学びたいという気持ちを引き出すようにしています」

 同時に大切にしているのが、得意や長所を大切にすること。すべての分野で平均的な力を発揮させるのではなく、一人ひとりの得意や長所を見出して伸ばすことを重視した指導が、自立への基礎固めになるといいます。

「勉強やクラブ活動などのさまざまな場面で、『あなたは何が得意なの?』『どんなことができるようになった?』という問いかけをしています。得意なことを見つけた生徒には、誰にも負けたくないというプライドや責任感、自信が生まれます。それによって、将来に対する希望や目標が自ずと育ってくるのです」

 こんな生き方をしたい、こんな職業に就きたいという志に芽生えた生徒は、それを実現するために自分に足りないものにも目を向け始めるので、苦手を克服する点でも近道であることが多いそうです。自信が芽生えて、「学校のために」「みんなのために」という気持ちで行動できる生徒が増えてきたことは、学校全体の環境としても良い循環にあるといいます。

「一人ひとりが『楽しい・充実している・納得できた』という実感が持てるような学校でありたいと思います。『この学校でこそ学びたい』『遅刻や欠席をせずに学校に行きたい』という生徒が増えるほど、私たち教員も生徒のモチベーションを引き出して、より高いところに引き上げる指導ができます。『少人数で生徒と先生の距離が近い』という本校の特徴を活かし、何よりもその土台づくりのための指導をていねいに行っています」

将来に活かせる英語力を身につける

 次代を担う女性を育成するために、同校ではさらに、英語が聞き取れる「耳」と正確な発音ができる「口」を重視した英語教育にも力を入れています。週に7回(中3は8回)の英語の授業のうち4回をネイティブスピーカーの教員が担当。早い段階で、英語を話す耳と口をつくり、外国人を身近な存在として感じることのできる心的状況を身につけさせます。

「このような形の英語教育を実施して今年で2年目。生徒の中に外国人に対する気後れのようなものはありません。中2の浅草への遠足で、外国人観光客の方にインタビューをする課題を出したのですが、積極的にコミュニケーションをしている姿に感心しました」(広報部長/福永光一先生)

 高校では、単位認定を伴う1年間の海外留学制度もあり、積極的にチャレンジすることを推奨しています。

「頭のやわらかい高校生のうちに、1年間外国で過ごすと英語の基礎ができ上がります。戻ってきたら、それを土台に受験勉強にチャレンジ。通常の英語学習とは順番は異なりますが、社会人として活躍する道具として、将来に活かせる英語力を身につけてほしいと思います」

浅草で外国人観光客にインタビュー。積極的な姿勢を見せることで、外国人の方も快く応えてくれました。浅草で外国人観光客にインタビュー。積極的な姿勢を見せることで、外国人の方も快く応えてくれました。
各種行事や体験が、自分の中の新しい可能性や興味・関心へのきっかけになります。各種行事や体験が、自分の中の新しい可能性や興味・関心へのきっかけになります。
授業がわかると、学校に来るのがとても楽しい!授業がわかると、学校に来るのがとても楽しい!
宿題をしてこなかった生徒は、クラブ活動に参加後、夜8時半まで空いている自習室での居残りが課されることもあります。
宿題をしてこなかった生徒は、クラブ活動に参加後、夜8時半まで空いている自習室での居残りが課されることもあります。

宿題をしてこなかった生徒は、クラブ活動に参加後、夜8時半まで空いている自習室での居残りが課されることもあります。

(この記事は『私立中高進学通信2016年11月号』に掲載しました。)

品川翔英中学校  

〒140-0015 東京都品川区西大井1-6-13
TEL:03-3774-1151

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