LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2016年10月号

目標にLock On!! 私の成長Story

淑徳SC中等部

自分で考え、主体的に学ぶことが
夢を叶える第一歩につながった

OG S.Sさん
上智大学 文学部哲学科 1年

大学生から個別指導
チューターの魅力
淑徳SCの生徒像について、「何かを内に秘めている生徒、信念を持っている生徒が多いと思います」と話すS.Sさん。

 放課後に、親身になって学習をサポートするお姉さん的存在として慕われている、卒業生で上智大学文学部哲学科1年生のS.Sさん。2016年4月からチューターとして、文系科目と英語の補習をサポートしています。

 同校には、チューター(大学生)・コーチャー(大学院生)による予約制の学習サポートがあります。S.Sさんも中1から活用し、苦手科目を克服するなど、お世話になったそうです。

「今は私が教える立場。利用してくれる生徒には、わかりやすい指導を心がけています。英語も担当していますが、実は高1の時に挫折を経験したことがあるんです。以前の私のように英語が苦手という生徒もいますが、『私もそうだったよ』と実体験からアドバイスすると、『やればできるんだ』と、やる気を取り戻してくれます」

英語に挫折した過去も
先生の言葉でやる気が向上

「英語は得意分野でしたが、高校に上がったとたんに成績が伸び悩み、模試も悲惨な結果に。高1で英検2級の試験に3度も落ちてしまい、第1希望の大学進学も一度は諦めるほどでした。転機になったのは、高2の時の担任が英語の先生で、親身になって相談にのってくれたことです。弱音を吐いたとき、『英語はパズルのようにルールがあって、誰でもできるものなんだよ』と諭されて、一から文法と単語力を見直しました。立て直すことができたのは、何より『英語の勉強は楽しいもの』と教えてくれた先生の言葉です。英語に対するモチベーションが上がりました」

 同校は、「少人数教育」に重きを置いた教育方針が特徴の一つ。一人ひとりに行き届いた授業と、個人の成長に合わせた指導を行っています。苦手教科や伸び悩みにしっかりと向き合えるのも、少人数教育ならではと言えるかもしれません。

 また、毎朝、朝礼前の15分間に英語・数学・国語を中心に実施される「朝学習」や、将来難関大学をめざす生徒を対象にした7・8時限ゼミで「発展講習」や補習が行われるなど、習熟度に合わせたきめ細かなサポートも充実しています。S.Sさんも弱点補強のために、7時限目補習では英語に力を入れていたそうです。

「私の理解のスピードに合わせて、ていねいなフォローをしていただきました。苦手分野に集中し、文法を繰り返し復習することで、基礎的な土台を強化できました。高2の冬には公募推薦の条件となる英検2級に合格し、希望する大学進学への手応えをつかむきっかけになりました」

作文や小論文で考える力を伸ばしに伸ばした中高時代

 一度は挫折した英語を克服し、第1希望の大学に合格したS.Sさん。高1から興味を持っていた哲学を専門的に学ぶ夢を叶え、充実した大学生活を送っていると言います。

「上智大学を選んだのは、グローバルに力を入れている大学だからです。世界に向けた勉強ができることが、決め手となりました。キャンパスを歩けばさまざまな国の留学生に出会いますし、交流も盛んです。授業はディスカッションが多く、専門的な哲学でも英語で学びます。意見の対立もありますが、お互いの主義主張を認め合い、怖がらずに自分の意見を伝えることができるのは、中高時代にたくさんの作文や小論文を書いて、考えをまとめるクセをつけてきたおかげだと思います」

 子どもの頃から物事を掘り下げて考えることが好きだったというS.Sさんが哲学に興味を持ったのも、同校の掲げる『よく学び、よく考え、よりよく生きる』というテーマが深く関わっているようです。

「中1から体育祭や文化祭、合唱コンクールなど、学校行事があるたびに必ず作文の提出がありました。作文が苦手な生徒もいたと思いますが、私自身は自分の行動や内面を見直せる機会を多く与えられて、今の自分につながっていると感じます。6年間を振り返ると、作文を書くことは私にとって哲学そのものだったのかもしれません」

 また、高校時代からの習慣で、計画的に実行する力と自己管理力も身につけたそうです。

「高1になるとスケジュール帳(能率手帳)を渡され、1日の生活の予定や勉強計画を書き込んで使います。担任の先生が確認して、毎日コメント付きで戻してくれるのが、とてもうれしかったです。実は今でも手帳を活用しています。大学生活は決まった時間割を渡されるわけではないので、次の日のクラスやゼミの把握、各授業の予習と復習の計画も立てなければいけません。スケジュール管理は必須。スケジュールを組むことに慣れていたおかげで、大学生活のスタートがとてもスムーズでした」

 6年間の学校生活を経て、学んだこと、がんばったこと、考えたことがすべて今、活きていると話してくれたS.Sさん。

 最後に「成長の秘訣」をスケッチブックに書いてくれました。

「『Do My Best!(自分のベストを尽くせ)』という言葉が好きです。全力で取り組めば、夢は大きく広がります。挫折したり悩んだりすることもありますが、モチベーションを上げて、高みをめざすことで、目標以上を狙えると信じています。私の夢は哲学者。夢を夢で終わらせるのではなく、現実まで持ち込むために、ベストを尽くしたいと思います」

「考える力」を育む
体験型学習と作文の力
高3の担任だった長嶋健仁先生と自学自習室で。高3の担任だった長嶋健仁先生と自学自習室で。

図書室の隣にある自学自習室はオープンスペースになっており、いつでも自由に勉強ができます。長嶋先生は、S.Sさんが在学中に、遅くまで勉強している姿をよく見かけたと言います。

「高2から小論文を教えていました。S.Sさんは真面目で、いつもコツコツとよくがんばっている生徒でした。本校は伝統的な少人数教育ですから、きめ細かな指導ができるだけでなく、課外活動も活発です。美術館や博物館などに出向いて体験学習をする機会が豊富で、体験学習後はやりっぱなしではなく、作文を書くことで体験を振り返ってもらいます。そうして基礎学力と併せて表現力、分析力、論理的に考える力を総合的に伸ばします。S.Sさんは、作文を必ず期限までに提出してくれていましたね。そんな6年間の積み重ねが最終的に希望する大学進学として花開いたのでしょう」

(この記事は『私立中高進学通信2016年10月号』に掲載しました。)

淑徳SC中等部  

〒112-0002 東京都文京区小石川3-14-3
TEL:03-3811-0237

進学通信掲載情報

進学通信2016年10月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ