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私立中高進学通信

2016年10月号

グローバル時代の学び方

大妻中野中学校

世界につながる大妻中野のグローバル教育

学校全体がまるごとグローバル空間
NFLJのスピーチコンテストの練習風景。同校のネイティブ教員であるニクソン先生から
大会前に指導を受ける井上さん(左)と重松さん(中央)。

NFLJのスピーチコンテストの練習風景。同校のネイティブ教員であるニクソン先生から
大会前に指導を受ける井上さん(左)と重松さん(中央)。

国際教育を先導するグローバルリーダーズコース

 2015年から文部科学省のSGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト校に認定され、グローバル社会で力を発揮できるリーダーの育成をめざす同校。海外帰国生の受け入れは今年で15年目、全校生徒の1割以上が帰国生という国際色の豊かさが同校の強みです。校内でも異文化に触れ、外国語の刺激を受けることができる環境だからこそ、生徒たちの目は自然とグローバル社会に向かって開かれていきます。

 また文部科学省からSGU(スーパーグローバル大学)の認定を受けた大学や企業、国際機関などと提携する取り組みも、SGHとして行う活動の一環です。上智大学と連携して行ったタイのフィールドワークツアーでは、大学教授とともに山岳地の村を訪れ、アジアの地方都市における現状や山村の活性化について学びました。東京外国語大学との連携授業で学んだタイ語を、こうした場面で役立てます。

 このほか5カ国7校に及ぶ海外提携校を利用し、中2から希望者が参加できる多様な海外研修を実施するなど、留学制度も充実しています。

 2016年度からは帰国生と英語学習に意欲の高い国内生が対象の『グローバルリーダーズコース』(GLC)を新設。GLCでは習熟度別で行う英語の授業の週6時間のうち、ネイティブの先生が4時間を担当し、徹底的に英語力を鍛えています。

英語のスピーチ大会にも挑戦

 このような多彩な国際教育の機会を用意している同校が、また新たなステージに踏み出しました。それが、米国最大の青少年スピーチ・ディベート大会『NFL』の日本版『NFLJ』への参加です。

「英語力の向上という目的はもちろんのことですが、ものごとを論理的に相対化して考える力や相手を説得できるコミュニケーション力の育成といった『NFLJ』の目標に強く惹かれました。“言葉を学ぶ”から一歩進んで“言葉で学ぶ”経験。これこそが、世界につながる人材を育てるために不可欠な学びだと思います」(教頭/諸橋隆男先生)

 挑戦初年度の今年は、スピーチ部門に高1の重松舞子さんと高3の井上里桜さんがエントリー。ベテランのネイティブ教員、ニクソン先生の熱心な指導を受け、10分間に及ぶスピーチ原稿を作成し、懸命に練習を重ねました。

「本番当日は、日頃明るい二人も緊張してしまい、本来の自分らしさが出せなくて悔しい思いをしたようです。それもまた、得がたい経験です」

 2017年度から新たに『新思考力入試』を導入。従来の暗記・演習では培えない能力を秘めた生徒を迎えようとしている同校。グローバル社会で自分らしく活躍する力を育む取り組みは、これからも続きます。

Action Report File 001
アメリカ最大のスピーチ・ディベート大会日本版『NFLJ』
第2回大会の会場は大妻中野!
世界につながる英語力・コミュニケーション力のために

 英語でスピーチとディベートを競い合う大会『NFLJ』が7月30、31日に開かれました。日本開催第2回となる今年は、同校が会場校として各地から多くの高校生を迎えました。今年はスピーチ部門に重松舞子さん(高1)と井上里桜(高3)さんが出場。ともに帰国生ですが、「英語での10分間スピーチは思った以上に難しかった」と話します。

 重松さんのスピーチのテーマは「検閲」についてです。

「大好きな有川浩さんの小説『図書館戦争』を読んで興味を抱いたテーマです。今回の大会がきっかけで、検閲について調べ、意見にまとめることができました」

 一方の井上さんは「スクールライフバランス」のタイトルで、受験勉強と心身の健康を両立させることについてスピーチしました。残り少ない高校生活で自分の考えを主張できる貴重な機会と考えて参加を決めたそうです。

「将来はマーケットリサーチャーとして海外でも働いてみたいです。そのためにコミュニケーション能力は欠かせません。『NFLJ』の参加は絶好のチャンスだと思いました」

 二人の指導にあたったニクソン先生は

「重松さんには観客を惹きつけるアピール力があり、井上さんにはパワフルにメッセージを伝える強さがあります。二人とも本当によくがんばりました。今年はスピーチ部門のみのエントリーでしたが、来年からはディベート部門にもぜひ参加したいですね」

 と意気込みを語りました。

全国の優秀な高校生が実力を競いに集結全国の優秀な高校生が実力を競いに集結
緊張のスピーチ本番練習の成果を発揮できるようがんばりました!緊張のスピーチ本番
練習の成果を発揮できるようがんばりました!
Action Report File 002
グローバル社会で活躍する未来に向けてフランス語は大きな強み
単位として修得可能なフランス語授業
言葉を多様に学ぶ、ではなく言葉で多様さを学ぶ異文化理解
取材時、折良くイングリッシュルームでフランス語の選択授業が行われていました。取材時、折良くイングリッシュルームでフランス語の選択授業が行われていました。

 同校では長年、フランス語の授業を希望者が選択して学ぶ体制を作ってきました。2016年度に新設されGLCでは、中学生が週1時間、高校生は週2時間のフランス語受講が必修です。GLC以外の高校生も従来通り選択科目として履修が可能です。

 英語に続いて学習人口が多いとされるフランス語。国連など主要な国際機関で使用されており、フランス語を学べば国際社会で活躍できるチャンスがさらに広がることは間違いありません。同校生徒がフランスの高校生と交流を深めるコリブリ交換留学も、毎年実施されています。

この学校ココがスゴい!
帰国生の海外経験を学校全体の良い刺激に

 世界中から集まった帰国生の存在は、国内生にとって大きな刺激になります。帰国生のネイティブ並みの発音の良さや積極性、前向きな自主性やチャレンジ精神が自然と広がっていき、学校全体が伸びやかなムードに満ちていくのです。

 もちろん、日本で学校生活に不安を抱える帰国生へのサポートも欠かしません。日本語サポート講座や入学前の数学準備講座など、帰国生が自己肯定感を高めながら学力・人間性を高めていく後押しの手厚さも特筆すべき点でしょう。国内生・帰国生がお互いに手を取りあい、高めあっていける環境こそ、同校にあふれる風通しの良い雰囲気をつくるベースになっているのです。

(この記事は『私立中高進学通信2016年10月号』に掲載しました。)

大妻中野中学校  

〒164-0002 東京都中野区上高田2-3-7
TEL:03-3389-7211

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