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私立中高進学通信

2016年10月号

The Voice 校長インタビュー

昭和学院中学校

3年計画の組織的な学校改善により
ハイレベルな文武両道をめざす

大井 俊博 (おおい・としひろ)校長先生。香川県出身。筑波大学体育専門群卒業後、体育・保健体育教師として東京都立北野高校をはじめ、多数の公立高校に教諭として勤務。都立北園高校定時制課程教頭、都立小山台高校副校長、都立鷺宮高校校長を歴任し、教育庁人事部職員課 主任管理主事などを経て、2012年に都立両国高校・両国高校附属中学校の校長に就任。2016年、現職に着任。

大井 俊博 (おおい・としひろ)校長先生
香川県出身。筑波大学体育専門群卒業後、体育・保健体育教師として東京都立北野高校をはじめ、多数の公立高校に教諭として勤務。都立北園高校定時制課程教頭、都立小山台高校副校長、都立鷺宮高校校長を歴任し、教育庁人事部職員課 主任管理主事などを経て、2012年に都立両国高校・両国高校附属中学校の校長に就任。2016年、現職に着任。

中学教育で基礎・基本を徹底的に学ぶことの大切さ
剣道教士七段。昨年度まで東京都高等学校体育連盟会長、全国高等学校体育連盟副会長としても活躍。剣道教士七段。昨年度まで東京都高等学校体育連盟会長、全国高等学校体育連盟副会長としても活躍。

 私が、『明敏謙譲』の建学精神に基づく本校の校長にこの春赴任し、まず目を見張ったのは充実した学校設備でした。私はこれまで38年間、東京都の都立高校および教育庁の職員として公立学校教育に携わってきましたので、この昭和学院が初めての私立学校勤務です。これだけ素晴らしい教育環境に身を置く生徒たちなら、学校生活においても勉学においても、生徒自身が思う以上の能力を発揮できる場を作り上げられる。新校長として昭和学院の未来にとても可能性を感じ、これまで以上に本校の魅力を確固たるものにしたい思いが湧き上がりました。

 私が本校に赴任する以前は、東京都の中高一貫教育校である都立両国高校・両国高校附属中学校の校長を務めさせていただいていました。そこで大いに感じたのは、中学教育の大切さです。大学受験の観点からいうと高校での学力アップは必須です。しかし、そこに至る学習意欲は、一朝一夕に高まるものではありません。

 学力を向上させたいという強い意志は、いかに中学校で学習の基礎・基本をしっかり形作れるかにかかっています。基礎がわかれば、勉強は楽しくなる。言葉を選ばず言わせていただけるなら、まず中学で落ちこぼれをつくらない。教科嫌いをなくすことです。学校を好きになり、スポーツや文化活動にも喜びや楽しさを見出すことで、文武両面から将来への意欲を高められる環境作りを徹底することが、第一の使命と感じています。

千葉県中高一貫校初のマイプレゼンテーション入試

 そのためには、本校の中学教育そのものの意識改革が必要です。そこで新たな施策として掲げたのが、来年度よりスタートする千葉県の中高一貫校初の『マイプレゼンテーション入試』の導入です。本校の中学入試はこれまでも受験生の学力に応じた入試枠を設けてきました。『マイプレゼンテーション入試』は、学力に囚われない「生徒の可能性」の発掘をめざします。

 入試方法は、400字程度の自己表現作文とプレゼンテーションをセットにした、面接による自己アピールです。得意な分野、より興味の深い分野を本校で伸ばし、偏差値重視の教育では測れない人間力を見出し、育むこと。これは、2020年の大学入試改革を視野に入れた改革であると同時に、自力で学ぶ力を身につけたグローバル社会のリーダー育成のための、新たな取り組みでもあります。

 さらに、グローバルリーダー育成のために、英語教育もより徹底して効果を高める方針です。外国人教師2人によるチーム・ティーチングと連携し、中1ではグループワークを中心としたオールイングリッシュのアクティブラーニング授業を全クラスで実施します。中2では国内のイングリッシュキャンプに参加させ、中3では集大成として「海外語学研修」を行う予定です。中学3年間で、海外での活躍を視野に入れた、生きる英語力やコミュニケーション能力、人間力の育成を図り、将来につながる実践的な教育を進めます。

教員が一丸となり生徒の潜在能力をひきだす
昭和学院が求める生徒
  1. 自ら考え、自ら学び、自ら行動できる生徒
  2. 高い志を持ち、学習やスポーツ、文化活動に励む「文武両道」をめざす生徒
  3. 自らを律することができ、人を思いやることのできる人間性豊かな生徒

 私は今、校長という立場でありながらも、得意分野を活かして週に1回程度、剣道部の指導を行っています。本校は全国大会で毎年活躍する中・高女子バスケット部を筆頭に、スポーツ強豪校としても知られています。今年もインターハイに86名の優秀な選手を送り込みました。文化部も多くの大会で好成績を残しています。

 本校の生徒たちは伸び伸びと学び、部活動にも励み、明るさと素直さに満ちています。私たち教師とも元気にあいさつを交わす素直な生徒たちに、無限の可能性と潜在能力の高さを感じるのです。その伸びやかな資質を徹底した基礎学習に結び付けることで、より高いレベルに到達できるのは間違いありません。

 本校は今年度より、3年計画で組織的な学校改革の取り組みを始めました。アクティブラーニングの導入による授業改善、より高いレベルでの文武両道、進学指導体制の組織的な構築などに、教師が一丸となって『チーム昭和』として取り組んでいきます。2年目、3年目はより高いレベルの進学力、学習力の向上をめざす『チーム昭和』の今後に、ぜひ期待いただきたいですね。

[沿革]
1940年開校の昭和女子商業学校を前身とし、1947年に中学校、翌年には高校、1950年には小学校と短期大学、1967年には幼稚園を開校。

(この記事は『私立中高進学通信2016年10月号』に掲載しました。)

昭和学院中学校  

〒272-0823 千葉県市川市東菅野2-17-1
TEL:047-323-4171

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