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私立中高進学通信

2016年9月号

こどもの自立を促す教育

京華中学校

男子校ならではの環境で
秘めたる英才を磨き上げる
面倒見の良い教育

学校生活の中で大きな意味を持つクラブ活動。勉強と両立するための工夫や、活動の中で経験する達成感や一体感などは、生徒たちにとって重要な成長の機会の一つです。(写真はソフトボール部)

学校生活の中で大きな意味を持つクラブ活動。勉強と両立するための工夫や、活動の中で経験する達成感や一体感などは、生徒たちにとって重要な成長の機会の一つです。(写真はソフトボール部)

山田 道行 先生。社会科教諭。バレーボール部顧問。入試広報部長、相談室担当、PTA担当の役職を兼務。山田 道行 先生
社会科教諭。バレーボール部顧問。入試広報部長、相談室担当、PTA担当の役職を兼務。

京華では、一人ひとりの秘めたる才能を徹底的に磨き上げる「英才教育」により、未来をたくましく生き抜くことのできる人材を育成しています。入試広報部長の山田道行先生にお話をうかがいました。

自立と自律の心を培う中学生活
先生との距離が縮まる自宅学習ノート『Always』。先生との距離が縮まる自宅学習ノート『Always』。

 グローバル社会のリーダーに必要な「実行力」を身につけた男子の育成をめざす同校。面倒見の良い教育を徹底し、男子校ならではの環境で、その成長に合わせた細やかな指導を行っています。

「一般的に男子は女子よりも成長が遅く、中学に入学した段階では、生活習慣、勉強の両面において、幼い傾向があります。そのため、特に中学の指導では、自立と自律の心を培うことを大きなテーマとしています」

 女子のいない環境でじっくりと、ゆっくりと力を育むことができるのも男子校の大きな魅力。その第一歩として行っているのは、生徒たちに自信をつけさせることです。

「例えば何かの係を割り当てられたときに、本当はやってみたい、それによって認められたいという思いがあっても、思春期の生徒たちは周りの目が気になったり、自信がなかったりで、それを素直に表現できないことがあります。そんなときに、少し背中を押し、また、何かをやり遂げたときには、たとえそれが拙いものだったとしても、認めて褒めることを通じて、幼さが目立った生徒たちも自信と力をつけていきます」

 学習面においても、計画性を持ち、先を見越した自律的な取り組みができるように促します。

「きっかけの一つが、『Always』という自宅での学習状況を書きこむノートです。担任が毎日チェックしてコメントを書いています。保護者も確認することができるので、先生、生徒、保護者のコミュニケーションツールとしても役立っています」

 生徒の様子に変化が見られた場合には、保護者を交えての面談なども行われます。

「整理整頓が苦手で、机の周りが片付けられないために宿題を忘れてしまうという生徒の自宅を訪問し、一緒に部屋の片付けを行った教員もいます。思春期の男子は、保護者の方にとって扱いが難しいこともあるのではないでしょうか。そんなときには学校を頼りにしていただければと思います」

 中3生になると、国際交流の取り組みの一環で、マレーシア研修旅行を実施しています。多くの生徒にとって、異国の文化を実際に体験する初めての機会。文化や価値観のまったく異なるマレーシアで、自分たちと同じように外国語として英語を学習している中学生と交流を持つ経験は、生徒にとって大きな刺激にもなるようです。

「なかには、将来、留学をしたいとか、国際関係の分野に進みたいという気持ちが芽生える生徒もいます。他国の文化に触れ、自分を振り返る機会にしてほしいと考えています」

  マレーシア研修旅行(中3)。異なる文化に接することが、自分を見つめ直す機会になります。

集団の中での経験を積む高校生活
水上で行うラフティング(高1)。高校生になると、集団で一体感を味わえるような機会を用意しています。水上で行うラフティング(高1)。高校生になると、集団で一体感を味わえるような機会を用意しています。

 個人の生活習慣や勉強習慣の指導が中心だった中学を経て、高校では、クラスやグループなどの集団で一体感が味わえるような経験をすることを重視しています。

「男子校ならではの盛り上がりを見せる学園祭や体育祭をはじめ、本校には、人間力を鍛える楽しいイベントがたくさんあります。例えば高1の6月には、2泊3日の日程でラフティング(川下り)などのさまざまなアクティビティに挑戦します。一人ではできなかったことを、友達と互いに知恵を絞って達成し、協力する経験は、生徒たちを一回り大きく成長させ、その後に行われる他の行事の運営にも活きてきます」

 このようにして培われた一体感は、大学受験に向けて、みんなでがんばろうという雰囲気にもつながっていくのです。

「勉強や行事、クラブ活動といった学校生活全体を通じて心が成長していくと、結果的に学習面も伸びていきます。どのような生徒にも優れた才能が眠っています。その才能を磨き上げ、さまざまな可能性を追求していけるように、一人ひとりの生徒たちをサポートしていきたいと思っています」

(この記事は『私立中高進学通信2016年9月号』に掲載しました。)

京華中学校  

〒112-8612 東京都文京区白山5-6-6
TEL:03-3946-4451

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