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私立中高進学通信

2016年9月号

アクティブラーニングで伸ばす新しい学力

大妻嵐山中学校

自発的に学ぶ力を引き出す
中1の英会話レッスン

セブ島とのオンライン英会話をスタート
みんなヘッドセットをしているため、自分の声は周囲には聞こえません。そのせいもあって恥ずかしがらず、伸び伸びと英会話にトライしています。

みんなヘッドセットをしているため、自分の声は周囲には聞こえません。
そのせいもあって恥ずかしがらず、伸び伸びと英会話にトライしています。

セブ島の先生と英会話

『聡明な女性』『21世紀に社会に貢献できる人材』の育成を教育目標に、国際社会の中でも自立し、活躍できる女性を育てたいと考える同校。

 “世界とつながる 科学する心表現する力”を育てる『グローバル・エコ・サイエンススクール』をめざして、地球規模でものごとを考えられる力を養うために、中学で新たなプログラムが導入されました。

 2016年6月から始まった中1の「オンライン英会話レッスン」は英語力を高めるだけでなく、グローバル社会における発信力の基礎となる力を伸ばすのが狙いです。1人1台のタブレットでセブ島にいる英会話の先生とオンラインで結び、マンツーマンの英会話レッスンを1回15分間、週2回行うのです。

「ネイティブの教員が教室で教える授業と違い、生徒は先生とマンツーマンで向き合います。つたない英語でも自分から話そうと、意欲的に取り組んでいます。英語は“I think…, because…”と話すように、物事をわかりやすく説明する論理性を帯びているので、英語を身につけることが論理的な発信力を高めることにもつながるのです」

 と英語科の峯岸弘之先生は話します。

海外修学旅行で自主研究のプレゼンを計画中

 1人1台のタブレットを同時にオンラインでつなぐには、ネット環境の整備やログインパスワードの管理、タブレット端末のメンテナンスなどさまざまな配慮が必要です。同校では英語科の先生と情報科の先生がチームを組み、生徒が一斉にレッスンを受けられるように配慮しています。夏休み初めの補習『サマーゼミ』では、初の試みとして4日間連続でオンライン英会話を実施しました。セブ島の先生とのコーディネートを取りまとめる会社と連絡を取り合い、カリキュラムの希望なども同校から積極的に発信しています。

 細やかな配慮のもと、中1から英会話のマンツーマンレッスンを始める理由は、2018年度より始まる高2での海外修学旅行を見越してのことです。訪問先はまだ調整中ですが、海外の高校で理系分野の自主研究を英語で発表し、交流する計画が進行中です。そのときまでに「ツールとしての英語」をしっかり身につけてほしい。そんな願いがこもったレッスンに、同校の育てたい生徒像が垣間見えます。

Step1タブレットをスタンバイ

 レッスンは中1全員が受講。習熟度により、上級・初級の2クラスに分かれます。

Step2レッスン開始!

 ヘッドセットを付け、タブレットでオンラインビデオチャットにログインします。セブ島の先生の顔が映ったらレッスンスタートです。対応する先生はすべて女性。個人のレベルに合わせて表情豊かにレッスンを進めていきます。先生の言い方を真似するうちに、どんどん発音が良くなっていきました。

Step3マンツーマンだからレベルに合わせて学べる

「通じた!」という達成感と、「もっと話したい」という意欲を引き出すことを大切にしています。先生はモチベーションを高めるため、数の数え方から、自分の誕生日までを言えたら“Very Good !”と大きなジェスチャーでほめてくれます。英語が話せる帰国生は、セブ島の先生とフリーディスカッションします。レベルに合わせた対応ができるのも個別レッスンのよいところです。

Step4振り返りで自信アップ

 レッスン後はその日の学びを自分で振り返り、同校オリジナルの「学習シート」に、「できたこと」「これからの目標」を記入します。担任の先生に今日できたことを報告する生徒も多く、普段の授業でも音読の声が大きくなるなどレッスンの効果が見え始めているそうです。

ココも注目!「学習シート」でレッスンの意欲を高める

 レッスンでは、日本の中学生レベルに合わせたオリジナルの教材プリントを使っています。提携するオンライン英会話サービス企業から提供されるもので、日常会話を中心に「数」「自己紹介」など、その日ごとのトピックが用意されます。また、生徒の意欲を高めるために、レッスンの前後には「学習シート」への記入を必ず行います。レッスン前に「どのような会話がしたいか」「会話を楽しむために気をつけたいこと」を書き込んでおき、レッスン後は今日の会話で「うまくいったこと」「うまくいかなかったこと」「次の目標」を記入します。成果をすぐに振り返ることで自信がつきますし、先生方も学習状況を把握できます。レッスンを1回のイベントで終わらせない工夫です。

 生徒たちはレッスンをとても楽しんでいるようです。「先生が明るいのでレッスンは大好きです。はじめは緊張しましたが自分の英語が通じたときはうれしいです」(左・Rさん)「だんだん会話がわかってくるようになりました。もっと積極的に会話をしていきたいです」(右・Yさん)

(この記事は『私立中高進学通信2016年9月号』に掲載しました。)

大妻嵐山中学校  

〒355-0221 埼玉県比企郡嵐山町菅谷558
TEL:0493-62-2281

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