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私立中高進学通信

2016年8月号

目標にLock On!! 私の成長Story

三輪田学園中学校

毎日の生活にメリハリをつけて
夢を抱えながら文武両道で過ごした6年間

OG 山森美保さん 上智大学 総合グローバル学部  総合グローバル学科 1年

OG 山森美保さん
上智大学 総合グローバル学部 総合グローバル学科 1年

「世界のために何ができるか」
夢は国際協力の分野での活躍
同校では、戦争や環境問題、貧困など、世界を取り巻くさまざまな問題についての講演会をしています。「印象的だったのは、世界の子どもを児童労働から守るNGO 団体ACE(エース)の講演会です」(山森さん)

同校では、戦争や環境問題、貧困など、世界を取り巻くさまざまな問題についての講演会をしています。
「印象的だったのは、世界の子どもを児童労働から守るNGO 団体ACE(エース)の講演会です」(山森さん)

 明治20年に創立し、間もなく創立130年を迎える同校。創立から現在に至るまで、教育理念『德才兼備の女性を育てる』を掲げてきました。これをより具体的に明示したのが『5つの力』です。すべての教育活動が有機的に結び付くことによって、「1.世界に興味・関心を持ち、学び続ける力」、「2.問題を解決する論理的思考力」、「3.リーダーシップとフォロワーシップ」、「4.対話する力・共感する力」、「5.確かな職業観にもとづく人生設計力」を育て、激動の社会を人に寄り添いながら颯爽と生きることのできる女性の育成をめざしています。同校での6年間の学びが、どのように生きていくのか。この春卒業した山森美保さんにお話をうかがいました。

 国際協力に興味があり、進学先を決めたという山森さん。現在、上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科で学んでいます。

「東南アジアやアフリカなどの経済発展が遂げられていない地域を対象に、グローバルと、ローカルの双方向の視点での研究を行っている学部です。日本人として、世界のために何ができるのかを考えたいと思い、この学部を選びました」

 中学入学当初は、小学生の頃からの夢である通訳をめざして英語の勉強に力を注いでいたそうですが、中3生のある時、疑問を持ち始めます。

「自分の気になる職業について調べる『進路ノート』という課題に取り組みました。初めのうちは、通訳になることしか考えていませんでした。ところが、通訳という仕事のさまざまな側面を調べているうちに、自分にはあまり向いていない仕事なのではないかと考えるようになりました」

 人の言葉を翻訳するだけではなく、自分の考えや意見を持って、行動できるような職業につきたい……、そんな思いで、国際的な分野で働きたいと漠然と考え始めた折に、転機が訪れます。

「元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんの著書を読み、自分がどんなに恵まれた状態にあるかを知って衝撃を受けました」

 その内容は、難民などの社会で見過ごされているような人々とそれを取り巻く問題を扱ったもの。世界には学校に行けない子どももいるのに、当たり前のように教育を受けている自分もいるギャップに驚き、もっと視野を広げたいと思うようになったそうです。

基本となった学校の勉強
大学進学を次の一歩へ!

「世界の中で困難な状況にある人のために何かできるようになりたい」

 そんな夢を抱えながら、普段は、バレーボール部や体育委員会で活発に活動していた山森さん。一方で、勉強にもしっかりと取り組む優秀な生徒だったそうです。

「高2では、バレーボール部の副部長として部員をまとめました。後輩を厳しく指導する先輩だったと思いますが、高3の引退直前に千代田区の大園杯という大会で優勝して、有終の美を飾れたのがとてもうれしかったです」

 部活動を引退した高3の5月頃からは受験勉強に専念します。塾にも通いましたが、基本となったのは学校の勉強です。

「それまでも学校の勉強を中心に行っていましたが、毎日コツコツと勉強する習慣があったので、受験生の時もそれほど苦しくはありませんでした。先生たちもしっかりと向き合ってくれたので、とても心強く感じていました」

 学んだことを一度頭の中で整理し、先生が講義をするように口に出すことで理解できているかどうかを確認するのが山森さんの学習スタイル。このような方法を受験勉強の時期にも続け、苦手な世界史を克服し、志望大学への合格を見事に果たしました。

「今年の夏には、ベトナムに行き、現地の学生との交流や意見交流をする企画に参加する予定です。大学で学ぶ前は、『貧困層を救いたい』『児童労働をなくしたい』などと簡単に口にしていましたが、実際に学び始めると問題の根底にあるものが深すぎて、まだ明確な目標は持てずにいます。学部には、自分と同じようなことを考えている人も多いので、そのような友達と交流を深め、世界の中で自分に何ができるのかをじっくりと考えていきたいと思います」

6年間、バレーボール部に所属。体育委員として、運動会の準備、運営にも力を注ぎました。6年間、バレーボール部に所属。体育委員として、運動会の準備、運営にも力を注ぎました。
高2の修学旅行でのスナップ。お互いの良いところを認め合い、協力し合う意識のある学年だったそうです。左端が山森さん。「先生や友達の人柄の良さが三輪田学園の魅力です」(山森さん)高2の修学旅行でのスナップ。お互いの良いところを認め合い、協力し合う意識のある学年だったそうです。左端が山森さん。「先生や友達の人柄の良さが三輪田学園の魅力です」(山森さん)
英語の授業のレベルの高さに大学進学後に気がつきました
恩師の湯原弘子先生と。恩師の湯原弘子先生と。

 高2と高3の担任だった湯原弘子先生は、英語の授業を担当していました。

「いつも明るくて、学習面もメリハリをつけてしっかり取り組む生徒でした。高3で英検準1級を取得したり、TOEIC、TEAPなどを受験したりと、英語の学習にも意欲的に取り組んでいました」(湯原先生)

「在校時は当たり前だと思っていましたが、三輪田の英語はとてもハイレベルだったのだと、大学入学後に気づきました。大学の英語の授業は一番上のクラスで受けています」(山森さん)

(この記事は『私立中高進学通信2016年8月号』に掲載しました。)

三輪田学園中学校  

〒102-0073 東京都千代田区九段北3-3-15
TEL:03-3263-7801

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