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私立中高進学通信

2016年8月号

グローバル時代の学び方

文化学園大学杉並中学校

バイリンガル教育で日本にいながら“海外校”

日本とカナダ、両方の卒業資格が得られるダブルディプロマコース
2期目を迎える2016年度は、16名の高1生が『ダブルディプロマコース』を選択。来年の2017年度はさらに人数が増えたら、2クラスになる予定です。

2期目を迎える2016年度は、16名の高1生が『ダブルディプロマコース』を選択。
来年の2017年度はさらに人数が増えたら、2クラスになる予定です。

アクティブラーニングで学習意欲も向上

 2015年度から同校の高校に新設された『ダブルディプロマコース』は、日本にいながらにしてカナダの教育を受けられる特別コースです。日本とカナダ、両方の高校卒業資格が取得できる日本初の教育プログラムとして、大きな注目を集めています。

 このコースでは、日本のカリキュラムと同時進行でカナダ・ブリティッシュコロンビア州(以下BC州)のネイティブ教員による授業が行われます。もちろん授業は、すべて英語。グループディスカッションやディベートなどアクティブラーニングを取り入れ、活発に意見を交換しながら授業が進みます。

「BC州プログラムでは、普段の授業姿勢、レポート、プレゼンテーションの内容によって評価が下されます。テストの結果は、評価の5割程度。そのため、生徒たちは積極的に授業に参加するようになり、質問を投げかけると一斉に手が挙がります。学習意欲が高まり、自分自身で学びを深めている様子が伝わってきます」
(教頭/青井静男先生)

 積極的に学ぶ姿勢により、英語だけでなく学力全体が大きく伸びているそうです。

海外大学や国内難関大学への進学を視野に進路を検討

 3年間で日本とカナダの教育課程を修了するため、日によっては8時限の授業が行われます。高1の夏休みにはカナダに約5週間留学し、社会科系教科の単位を取らなければなりません。勉強時間は長いものの、生徒たちの意欲が薄れることはないそうです。

「生徒に『大変でしょう?』と聞くと、『塾に通うようなもの。しかも塾より有意義です』との答えが返ってきます。部活に参加する生徒も多く、毎日を楽しんでいるようです」

 卒業後は、海外大学への進学を検討している生徒も。

「日本は人口が減りつつあり、今後は経済も先細りになるでしょう。そんな中、日本を背負う人材を育てるにはどうすればよいかと考え、このコースが誕生しました。国際水準の力を持ち、幅広く活躍できる女性を育てていきたいですね」

英語力だけでなく教養も深める教育を

「日本にも英語を話せる人はたくさんいますが、国際社会で交渉まで行える人材はそう多くはありません。世界中の人々と対等に渡り合うには、深い教養が必要です。そのため、本校では、ただ英語の技能を高めるだけでなく、知識と教養を深め、アクティブラーニングを通じて発信力やコミュニケーション力も養っています。日本のバイリンガル教育をけん引する学校をめざし、今後も努力を続けていきたいですね」(青井教頭先生)

Action Report File 001
『グローバルコース』を2クラスに拡大
中学から海外を見据えた独自のカリキュラム

 中学には、国内外の難関大学をめざす『グローバルコース』、豊かな学びで着実に力をつける『シグネットコース』の2コースが設けられています。高校では『ダブルディプロマコース』をはじめとする4コースが用意され、それぞれの目標に応じて選択できます。

 なお、『ダブルディプロマコース』へ進むには、中学で『グローバルコース』を選択し、週2時間のBC州の教員による授業を受ける必要があります。将来『ダブルディプロマコース』に進むことを考え、中学受験の時点で『グローバルコース』を選ぶ生徒も増えているとのこと。志望者の増加に伴い、2015年度から『グローバルコース』を2クラスに拡大しています。

Action Report File 002
『ダブルディプロマコース』で世界に通用する英語力、教養を身につける
ネイティブ教師によるアクティブラーニング
授業はオールイングリッシュ授業はオールイングリッシュ

 BCプログラムの授業はすべて英語、しかもアクティブラーニング形式で行われます。例えば物理の授業では、より良い実験方法を生徒たちが考え、英語で提案することも。生徒一人ひとりが考えを深め、意見交換を行う生き生きとした授業が展開されています。

数学の授業もネイティブの先生が指導

 この日行われた高1の数学では、素因数分解について学習。生徒全員が起立し、教員の質問に答えることができたら着席していきます。時には、答えに詰まった生徒に対し、周囲の生徒から助け舟が出されることも。

高2ではサポートなしで高度な内容を学習

 高2の授業では、サポートの日本人教員はつかず、内容も高度です。重力加速度を求める物理の実験では、測定方法に関するアドバイスが英語で飛び交う場面も。実験後には、1人1台ノートPCを使って演習問題で授業を復習。わからなければそのつど挙手し、先生から個別に解説を受けて理解を深めていました。

ノートPCを使って演習ノートPCを使って演習
意見を交わしながら物理の実験!意見を交わしながら物理の実験!
先生から一言
短期間で英語力、学力ともに急成長

「昨年度のコース開設以来、英語力も学力も大きく伸びています。生徒たちの成長度は数字にも表われ、BC州統一テストではカナダの教育長も驚くほどの好成績を収めました。こうした結果を知り、ある国内難関大学では本校生徒のために特別枠推薦を設けるという話も。着実な成果を実感しています」(青井教頭先生)

(この記事は『私立中高進学通信2016年8月号』に掲載しました。)

文化学園大学杉並中学校  

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-48-16
TEL:03-3392-6636

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