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私立中高進学通信

2016年8月号

私学の光輝

千代田女学園中学校

花まつり
お釈迦さまの誕生をお祝いし「み教え」の意味を見つめ直す

入学後初めての学校行事。新入生は真剣なまなざしで壇上を見つめています。

入学後初めての学校行事。新入生は真剣なまなざしで壇上を見つめています。

生徒たちを見守る「学園のこころ」の書。花まつりの後はお釈迦さまもそばにいらっしゃいました。生徒たちを見守る「学園のこころ」の書。花まつりの後はお釈迦さまもそばにいらっしゃいました。

 全校の生徒、教職員が集い、黙想。先ほどまで生徒の話し声でにぎやかだった大講堂の空気が厳粛な雰囲気に一変し、お釈迦さまの誕生をお祝いする「花まつり」が始まりました。1888年(明治21年)の創立以来、浄土真宗の「み教え」を通じて心の教育を行っている同校。毎年4月に行われる花まつりは、新入生にとって最初の学校行事です。

 お釈迦さまの誕生仏が安置された花御堂はなみどうを設けた壇上には、この日のために育ててきたチューリップが美しく咲き盛っています。灯明とうみょう、お香、お花が捧げられると、厳かなピアノの調べが流れ、色とりどりの紙の花びらが舞い散る中、次々と灌仏かんぶつ(誕生仏に甘茶を注ぎかけること)が行われました。

「2500年前にお生まれになったお釈迦さまは、七歩あゆんで『天上天下唯我独尊てんじょうてんげゆいがどくそん』とおっしゃいました。その意味を考え、『すべての人の命は尊い。また、尊い命は父母のおかげである』ことを見つめ直すのが花まつりです。
 みなさんの人生を導くものは何でしょうか? 自分はこれからどうやって生きていくのか、何を求めようとしているのか、少しずつでも良いから考えていきましょう。お釈迦さまのお言葉や“み教え”に、あなたたちがこれから生きていくための道しるべを見つけてください」

 宗教科の小山法勝先生の語りかけに生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

 同校が教育の柱としているのは「宗教教育・福祉教育・建学の精神」です。

「週に1回行われる宗教の授業で教えているのは『人を思いやるのはなぜか?』など、毎日を生きていくうえで必要な考え方や心のあり方です」
(宗教科/田中無量先生)

 宗教の授業は生徒に身近な題材で行っており、生徒たちは真摯に取り組んでいます。また、毎日の朝拝で行う3分間の黙想は、慌ただしい日々を過ごす生徒たちにとって、気持ちを静め、穏やかに一日をスタートする大切な時間となっています。

 中高6年間の多感な時期を過ごす同校の教育の要は、生きる基礎となる心の教育です。

花束が次々に捧げられ、壇上は花でいっぱいになりました。花束が次々に捧げられ、壇上は花でいっぱいになりました。
色とりどりの紙の花びらはすべて手作り。ふわっと舞い、あたりに散り敷かれていきます。色とりどりの紙の花びらはすべて手作り。ふわっと舞い、あたりに散り敷かれていきます。
午後は新入生歓迎会。新入生も緊張から解放され、各部活動の勧誘の出し物を楽しみます。午後は新入生歓迎会。新入生も緊張から解放され、各部活動の勧誘の出し物を楽しみます。
聖歌隊のリードで、三帰依、花まつりの歌、念仏などを斉唱します。聖歌隊のリードで、三帰依、花まつりの歌、念仏などを斉唱します。
お釈迦さまのお母さまは白い象の夢を見てお釈迦さまを身ごもったと言われています。お生まれになった時に降り注いだ甘露の雨で沐浴されたとの故事にならい、誕生仏に甘茶を注ぎかけます。お釈迦さまのお母さまは白い象の夢を見てお釈迦さまを身ごもったと言われています。お生まれになった時に降り注いだ甘露の雨で沐浴されたとの故事にならい、誕生仏に甘茶を注ぎかけます。
進学通信2016年8月号
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