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私立中高進学通信

2016年7月号

大学合格力強化計画

トキワ松学園中学校

細やかな進路指導と校内講座で志望校に合格

英語科教諭で進路指導部長の安井薫先生(左)と、2015年度の特進コースを担任した国語科教諭の加藤美恵子先生(右)。

英語科教諭で進路指導部長の安井薫先生(左)と、2015年度の特進コースを担任した国語科教諭の加藤美恵子先生(右)。

国公立大学合格の秘訣は中学の段階からの生徒に合った指導

『思考力教育』『国際力教育』『美の教育』の3つを教育の柱として、グローバルな視野で創造的に問題を解決できる『探究女子』の育成をめざす同校。2016年春の大学入試では、早慶上理とGMARCH、さらには国立大学の北海道大学と新潟大学の合格者を出しました。こうした躍進を支えているのが、細やかな進路指導です。

 同校では、中3から国公立大学や早慶上理、MARCHを一般受験で狙う『特進コース』と、指定校推薦や公募制推薦などあらゆる受験形態を視野に入れてMARCHや成蹊、成城、難関女子大を狙う『進学コース』に分かれます。さらに高1からは『美術コース』が、高2からは『特進コース』が『文系特進コース』と『理系コース』に分かれ、生徒一人ひとりの目標に合わせた進路指導を行っています。

 2016年の3月に卒業した特進コースの生徒たちを担任した国語科の加藤美恵子先生は、漢字や英単語に関して中3から大学入試用のテキストを使って到達レベルを明らかにしたと言います。そして、そのレベルに達するためにはいつまでに何をやるのか、小さな目標を立て、それを達成するということを繰り返しました。

「生徒と年間10回近く面談し、現状を把握するとともに次の目標を定め、そのために何をするかを決めました。私が大切にしたのは、めざす大学も含めて生徒自身が目標を定めることです」(加藤先生)

 とは言うものの、中3や高1の段階では、目標に対して勉強時間が追いついていない生徒もいたと振り返ります。

「志望校に対する思いは強いものの、学年が低いうちは『そのうちやればできる』と勉強するのを先送りしがちです。でも、やらなければいつまでたってもできません。模試の結果などの数値を用いて客観的な視点を持つように指導しました。それが日々の勉強の意欲につながりました」(加藤先生)

先輩のがんばる姿が後輩のやる気に火をつける
落ち着いた雰囲気で学習に取り組める自習室。落ち着いた雰囲気で学習に取り組める自習室。

 目標を達成するために、同校では生徒たちに能率手帳を活用して時間管理を行うように指導しています。小テストをはじめさまざまな予定を記入し、すきま時間を見つけて勉強時間を確保するように指導しました。また、生徒が記入した1週間の勉強時間や反省に加藤先生がコメントを書き込み、生徒の気持ちに寄り添うことでモチベーションアップを図りました。なお、今年度から生徒手帳と能率手帳が一緒になった独自の『トキワ手帳』を使用しています。

 さらに、「受験は団体戦」ということを高1から意識させ、勉強に向かいやすい雰囲気づくりをしました。高校生を対象に春季、夏季の長期休暇中に各教科の受験講座を開講するほか、8月末に高1は『サマーチャレンジ』として外部講師による講座を、高2は勉強合宿を行っています。高校では校内予備校である『Tokiゼミ』が開講され、春季・夏季・冬季の集中講座のほか年間40回の講義が行われます。

 これらの取り組みに後押しされるように、4年前に設置した自習室を利用する生徒も増えました。また、これらの講座のほかに夏休み中も教科の先生が勉強会を行うため、授業がある時と同じように通学し、規則正しい生活を送ることで時間管理ができるようになった生徒が多いそうです。友だちと一緒に勉強することで、精神的に安定して勉強に取り組むことができます。

 こうした取り組みが合格結果として実を結ぶことが、後輩にも大きな影響を与えます。ここ数年、特進クラスだけでなく、進学クラスからも志望する大学へ一般受験で挑戦し、見事に合格する生徒が増えました。そうした先輩の姿を見て、「私もあの先輩に続きたい」と挑戦する生徒が増えたと英語科・進路指導部長の安井薫先生は言います。

AO入試にも良い結果をもたらした独自のカリキュラム

 また、同校独自のカリキュラムが将来の進路に影響を与えるとともに、大学が求める人材育成につながっていると安井先生は言います。例えば、国際力教育の一つとして高校3年間を通して行われる探究学習『グローバル・スタディーズ』では、世界の諸問題について調べ、英語でプレゼンテーションやディベートをして、高3では論文にまとめます。今年卒業した生徒の中に、この授業で児童労働問題に関心を持ち、大学でもこのテーマを研究したいと考えた生徒がいました。加藤先生は関連した外部団体のイベントやボランティアへの参加を促し、課題意識をさらに深めました。そして、AO入試で自分の思いをしっかりと伝え、志望校への入学を果たすことができたのです。

 今後、大学受験が合教科型に変わっていくなかで、各教科が独立したままの学習では対応できないと加藤先生は言います。同校では英語で扱ったテーマについて国語でさらに深める、社会科で学習した内容を英語でディベートするといったかたちで、各教科の連携が進んでいます。

「こうした取り組みによって、生徒の理解が一層深まりました」(加藤先生)

 また、教科の連携においてパイプ役を果たしているのが図書室です。調べ学習などで図書室が利用されるのは年間200時間にのぼります。2名の司書教諭は各教科をつなぐ役割を担いながら、生徒が調べ、まとめ、発表するのを陰ながらサポートしています。

「本校はさまざまな取り組みにより、夢や目標を持った主体的な学習者を育成しています。先生や親に言われたからではなく、自らやる気をもって取り組む生徒はぐんぐん伸びます。これは大学に進んだあとも同じです。そのためにも、知識をしっかりと身につける従来型の学習と、脳をアクティブに動かす探究型の学びをバランス良く取り入れています」(安井先生)

受験に向けた特別補講カリキュラム
講座 対象学年 担当者 内容
中学夏期講座 中学 同校教員 英語・数学(基礎・発展)の集中講座
英検講座 中1~高2 同校教員 学年にかかわらず、受検級に合わせた英検対策講座
中学特進講座 中学 同校教員 授業の内容をより深めたい生徒向けの講座
英語と数学で開講し、希望する生徒が参加する
週1回実施
キャッチアップ補習 中学 同校教員 授業以外に、学力を補うための英語と数学の講座
指名制で週1回開講
サマーチャレンジ(8月末) 高1 外部講師 3日間オールイングリッシュの集中学習で
新入試に対応可能な英語の4技能を伸ばす
勉強合宿(8月末) 高2 同校教員 外部の施設に宿泊して行う受験講座
英語・国語・数学の発展的な内容を含む
Tokiゼミ(校内予備校) 高校 外部講師 難関大学を一般受験でめざす校内予備校
年40回ほど開講するほか、夏期・冬期・春期に集中講座も開講

基礎の充実から発展的な内容まで、さまざまな特別補講カリキュラムが実施されています

2016年春主な大学合格実績
大学名 人数
北海道大学(総合理系) 1
新潟大学(歯学部) 1
早稲田大学 1
慶應義塾大学 2
上智大学 4
東京理科大学 1
明治大学 9
青山学院大学 5
立教大学 3
中央大学 3
法政大学 8
学習院大学 1
マサチューセッツ大学 1
学習院女子大学 2
聖心女子大学 6
津田塾大学 1
東京女子大学 1
大学名 人数
日本女子大学 3
國學院大學 1
成蹊大学 3
成城大学 1
東洋大学 4
獨協大学 1
日本大学(芸術学部を除く) 2
武蔵大学 1
明治学院大学 9
横浜美術大学 3
多摩美術大学 12
武蔵野美術大学 4
日本大学(芸術学部) 2
東京造形大学 8
女子美術大学 15
東京工芸大学 5
大阪芸術大学 1

(この記事は『私立中高進学通信2016年7月号』に掲載しました。)

トキワ松学園中学校  

〒152-0003 東京都目黒区碑文谷4-17-16
TEL:03-3713-8161

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