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私立中高進学通信

2016年7月号

中1の始め方

八雲学園中学校

「指導員制度」と「チューター方式」で
新中学1年生の学校生活をサポート

終礼の時間、中1の教室に立ち会う指導員。やさしく厳しい目で後輩を見守ります。

終礼の時間、中1の教室に立ち会う指導員。やさしく厳しい目で後輩を見守ります。

新入生の不安を取り除く伝統の指導員制度

 希望に胸をふくらませて校門をくぐる新中学1年生たち。彼女たちがスムーズに学校生活を始められるように、同校は大きく二つの取り組みを行っています。まず一つは入学後1カ月間行われる指導員制度です。

「新中学1年生がスムーズに学校に慣れることができるように、高3の生徒がお世話をする制度です。中1の各クラスに高3の指導員が4名ずつ入り、新中学1年生の学校生活をサポートします」(中1副主任/増田佳子先生)

 指導員制度は同校の中学再開と同時に始まり、今年で20年目です。

「指導員は朝礼、掃除、終礼と、一日のうちに何度も中1のクラスに来てお世話をします。お昼も中1と一緒に食べるんですよ」

 教員は指導員に対してどんな指示をしているのでしょうか。

「特に細かい指示はしません。担任から簡単なレクチャーがあって、その後は指導員自身が考えて動きます。例えば、1日目か2日目に健康診断やスポーツテストがありますが、その時も指導員が誘導します。たまたま空き時間に様子を見に行ったら、指導員の司会で自己紹介大会をしていました。新中学1年生は不安もあったと思いますが、指導員のお姉さんたちのおかげでクラスメートのこともわかり、お互いに打ち解けられたようです。また、正しい制服の着方や髪の毛を結ぶゴムの色など、同じ生徒という立場だからこそ気づきやすいところにも声かけをしてくれます」

掃除後の反省会で後輩に注意。自らも通って来た道だけに間違えやすい点がわかります。掃除後の反省会で後輩に注意。自らも通って来た道だけに間違えやすい点がわかります。
休み時間に遊ぶ指導員と新中学1年生。「自分が同じ立場になって、当時の先輩の気持ちがわかります」と指導員のR・Iさん(右)。休み時間に遊ぶ指導員と新中学1年生。
「自分が同じ立場になって、当時の先輩の気持ちがわかります」と指導員のR・Iさん(右)。
後輩のおかげで初心にかえる
指導員を務めるM・Hさん(右)とH・Aさん(左)。中1の頃、指導員のお姉さんたちがとても大人に見えたそうです。指導員を務めるM・Hさん(右)とH・Aさん(左)。中1の頃、指導員のお姉さんたちがとても大人に見えたそうです。

 この制度は、新中学1年生だけではなく、指導員にも成長をもたらすようです。

「中1の頃、指導員の先輩たちにどのように接していただいたかを覚えているので、先輩たちに近づこうと新中学1年生のお世話をしています。中1生たちは、学校生活にまだ慣れていないのに掃除などもきれいにできて、こちらも見習うべき点があると思います。
 私たちも入学して6年もたつと、基本を忘れがちになります。中1の担任の先生が基本的なことを中1生に注意するのを聞いて、自分も初心にかえります」(M・Hさん)

「委員などを決める時、私たちが中1の頃は誰も手を挙げたがらなかったけれど、新中学1年生は積極的で感心します。私は来年は大学生になるので、大学で初めて会う人とどうやって打ち解けていくかということなどは、後輩を見習おうと思っています」(H・Aさん)

中1の5月からはチューター方式がスタート
「指導員は、開校当初は教員が指名していましたが、今は生徒が立候補します。中1の時に高3のお姉さんにお世話をしてもらって、将来自分もやりたいと思った生徒が多いようです」と増田先生。「指導員は、開校当初は教員が指名していましたが、今は生徒が立候補します。中1の時に高3のお姉さんにお世話をしてもらって、将来自分もやりたいと思った生徒が多いようです」と増田先生。

 学校生活をスムーズに送るためのもう一つの制度は、生徒1人に先生1人がつくチューター方式です。

「この方式も開校当初からあり、英語、芸術鑑賞、進路指導という学校の柱の中に組み込まれています。中1は5月から始まり、最初は学校側が担任以外の教員からチューターを決定しますが、2年生からは生徒が希望を出してチューターを決めることができます」

 チューターの先生は、担任とどう違うのでしょうか。

「チューターは生徒に寄り添う存在です。例えば、クラスの中のトラブルは担任に言いにくいこともありますよね。そんな時、必要があればチューターから担任の先生に伝えたり、生徒同士のトラブルなら、相手のチューターと相談したりもします。カウンセラーと違う点は、彼らには守秘義務がありますが、チューターは教員なので、必要があれば職員室で問題を共有し、解決に向かって動くことができます」

 また、同校には姉妹学年制度もあります。

「私は中1の副主任ですが、同時に高1の副主任でもあります。この制度はトータルで生徒を把握できるので、教員も動きやすいんですよ。例えば、現高1の生徒は、昨年は中3で私が担任をした生徒なので、何かあったら高校の先生と『中学の時こうだった』など情報交換できます。姉妹学年でミニ運動会などのレクリエーションもあり、学年を越えた生徒の交流が盛んです」

 同校は新中学1年生が学校に慣れ、これからの学校生活を楽しめるよう、さまざまな点で配慮しています。

学習習慣を身につけるスクールダイアリー

一日の授業内容や、終礼で聞いた連絡事項、家庭学習の内容などをまとめる生活の記録ノート。時事問題に対する興味を高めるために、1週間のニュースの切り抜きを貼る欄もあります。毎朝、担任に提出すると、帰りには担任からひと言コメントが返ってきます。新中学1年生も担任も、ノートのおかげで互いを把握しやすくなるようです。

「生徒が問題を抱えた時も、生活の様子やコメントから、変化に素早く気付くことができます」(増田先生)

スクールダイアリーと中間試験計画表。定期試験の2週間前に計画表を作成してチューターに提出します。中1にとって初の定期試験を、計画的な準備で乗り切ります。スクールダイアリーと中間試験計画表。定期試験の2週間前に計画表を作成してチューターに提出します。中1にとって初の定期試験を、計画的な準備で乗り切ります。
スクールダイアリーに家庭学習の内容や時間を書き入れて、勉強の習慣を身につけます。スクールダイアリーに家庭学習の内容や時間を書き入れて、勉強の習慣を身につけます。

(この記事は『私立中高進学通信2016年7月号』に掲載しました。)

八雲学園中学校  

〒152-0023 東京都目黒区八雲2-14-1
TEL:03-3717-1196

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