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私立中高進学通信

2016年6月号

こどもの自立を促す教育

昭和学院中学校

リーダーシップと自己発信力を身につけ
多様性を受け入れる心を育てる

約6万7千冊という豊富な蔵書を活用して、毎朝20分間の「朝読書」を実施。学期ごとにテーマを決めて読む本を選びます。

約6万7千冊という豊富な蔵書を活用して、毎朝20分間の「朝読書」を実施。
学期ごとにテーマを決めて読む本を選びます。

――実体験を通しての「生きた学び」を大切に、学校側からの「しかけ」を増やしている同校。生徒主導の行事運営、充実した設備を利用して行う読書イベントなど、具体的な取り組みを三部陽祐先生にうかがいました。

学校活動は常に生徒主導で運営
「自分とは何か」を知ることが大切
三部陽祐先生三部陽祐先生
昭和学院中学校理科(生物)教諭。高校で進路指導を10年間担当してきた経験を生かし、4月から中学1年の学年主任に。硬式テニス部顧問。

 昭和学院では2年前から意識的に、生徒が自主性を持てるような「生きた学び」をいくつも実践しています。

「一昔前と違い、大人や社会が子どもを管理する機会が増えている中で、生徒を自立へ導くには学校側からの『しかけ』が必要だと感じています」

 その中心となるのが、行事や部活動、生徒会活動など、あらゆる場面で生徒主導の運営をしていくことです。

「なるべくリーダーを持ち回り制にすること、運営する側に回ることで、人をまとめる側の苦労を知って、次にサポートする側になった時にどうすればいいかもわかってきます。そのため、大きな行事は学年の枠を取り払い、いろいろな学年のいろいろな考えを持った者同士で学び合う機会をつくっています」

 生徒主導になったことで、準備に倍以上の時間がかかることや、うまくいかないことも出てきます。

「それも含めて、自分たちの経験としてほしい。学校の中では失敗こそ成長するチャンスになります。得意、不得意があってもいいから失敗の原因を振り返り、確認まで行うことが、次に成功するために重要だと考えています」

 三部先生は高校生を指導してきた経験から、「自分とは何か」を知ることが自立につながり、多様性を受け入れられる大人に成長できると語ります。

「限られた人としか接する機会がないと、自分と違う考えを受け入れにくくなり、成長につながらない。見た目や考えが違うことにとらわれず、互いの意見や思いをまずはつたない言葉でもいいから、できるだけメールなどの道具に頼らないで面と向かって話し合おうと呼びかけています」

 高校のホームルームでは、「自由」をテーマにして話し合う時間を通して、自立について考えたそうです。

「自分の要求をすべて通すのが自由なのではなく、ある程度の制限がある中に本当の自由がある。それは自立だけではなくて、自分を律する『自律』につながっていくと思います」

 
朝読書とビブリオバトルで自己発信力を身につける

 2010年にキャンパスをリニューアルした同校では、図書館資料を利用した探求学習や朝読書も自立へ向けた取り組みの一環として実施。今まで小テストにあてていた時間を読書に切り替え、習慣づけるようにしてきました。

「図書館は旧校舎の頃からキャンパスの真ん中にありましたが、現在は2階の中央にメディアセンターとして生まれ変わりました。各教科の探求学習での活用だけでなく、本の世界から世界の広さと多様性を知り、言葉で考える力を育むという願いがあります」

 さらに学期ごとに1回、それぞれが読んだ本の中で一番面白かった本を各クラスでプレゼン。選ばれた代表が、今度は全校生徒の前で発表する「ビブリオバトル」を開催しています。

「毎回生徒たちには、自分が推薦する本のどこが面白かったのか、他の生徒の気持ちを引き込むような工夫が求められます。代表の生徒は数百人の前で話す度胸が必要になるので大変ですが、それが自信につながります」

 読書で得た知識や世界観は、校外教育や、高1の夏に経験するカナダでのホームステイなど外での「生きた学び」で生かされます。

「今の中学生が社会に出る頃には、国際化や価値観の多様化はもちろん、想像もつかないような仕事の選択肢が増えているはずです。その時に、自信を持って自立した大人になってくれるよう、教師も広い目で世の中を見て一緒に成長していきたいですね」

高1の夏休みに希望生徒が体験するバンクーバーでのホームステイ。多様性を実感し、大きく成長します。高1の夏休みに希望生徒が体験するバンクーバーでのホームステイ。多様性を実感し、大きく成長します。
学院メインアリーナで開催する合唱コンクールや文化祭などの行事は生徒が主役です。学院メインアリーナで開催する合唱コンクールや文化祭などの行事は生徒が主役です。
京都での校外教育の様子。生徒の代表が長い時間をかけて話し合い、準備を進めます。京都での校外教育の様子。生徒の代表が長い時間をかけて話し合い、準備を進めます。
各クラスの代表が、自分が面白いと思う本をプレゼンする「ビブリオバトル」。全校生徒の前で自分の考えを伝える貴重な機会です。各クラスの代表が、自分が面白いと思う本をプレゼンする「ビブリオバトル」。全校生徒の前で自分の考えを伝える貴重な機会です。

(この記事は『私立中高進学通信2016年6月号』に掲載しました。)

昭和学院中学校  

〒272-0823 千葉県市川市東菅野2-17-1
TEL:047-323-4171

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