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私立中高進学通信

2016年6月号

その先に備えるキャリア教育

女子美術大学付属中学校

学校生活の積み重ねが多彩な未来への入り口に

“智の美・芸の美・心の美”を柱に、実社会で求められるスキルに直結する教育活動を行っている同校。幅広い分野で活躍する卒業生を輩出しています。

 創立100周年を2015年に迎えた同校。「知性」が「感性」を支えるという考えのもと、多くの美術の授業時間を確保しながら、学習面も重視したカリキュラムによる教育を実施しています。

「毎年、高校卒業生の約90%が女子美術大学をはじめとする美術系の大学に進学しています。日々の学校生活を通して、自分の表現とは何か、自分らしさとは何かを模索し、内面に目を向けてきた生徒たちは、どの分野に進むにしても強い動機と意志を持って進路を選んでいると感じます。それを応援すべく、高3ではそれぞれの希望する進路への受験対策を中心とした柔軟なカリキュラムを組めるようにしています」(広報部主任/小島礼備先生)

 女子美術大学に進学した卒業生のその後の状況を見てみると、デザイン関係や広告代理店、企業の広報部など、美術を活かして活躍できる仕事に就いている人が多いようです。その背景には、実社会で求められるスキルに直結する教育活動を行う同校ならではの取り組みがあると言います。

「運動会や女子美祭(文化祭)などの学校行事は、企画から制作、発表、撤収に至るまですべてを生徒たちの手で実行しています」

 女子美祭の出し物は、団体ごとにプレゼンを行い、優れたもののみがコンペで選ばれます。さらに行事の後には必ず反省会を行って次年度の準備につなげます。「仕事でやっていることは、中高時代の学校行事でやっていたことと同じ」だと多くの卒業生たちが口をそろえます。

「『何にでも挑戦する』『自分から行動する』ことは、本校の風土の一つです。行事に限らず、自分の表現を他者に見てもらったり、評価してもらったりするためには、自分からどんどん前に出ていかなくてはなりません。自分の作品を言葉にして他者に説明する場面も多いため、プレゼン能力も磨かれます。このような学校生活の一つひとつの場面が、生徒たちにとって大切な学びの機会になっています」

 楽しさと同時に、厳しさもともなう美術の世界。生徒たちは、個性を尊重し、相手を認めて受け入れ合うことを当たり前のこととしていると言います。そんな仲間と支え合い切磋琢磨する6年の時間の中で、生徒たちは人間的にも大きく成長していきます。

Report
「自分とは何か」に向き合い続ける

 作品制作の後に必ず行われている「作品講評会」では、美術の教員が一つひとつの作品にコメントをしていきます。また、ぶれずに作品に取り組むために、主題は何かを作文してから、制作に取り組むこともあるそうです。

「どうしてこの作品を作ったのか、どこに工夫を凝らしたのかなどを言葉で説明する機会も多く、プレゼン能力が身につきます」(小島先生)

作品を通じて自分とは何かを問い続けて過ごすことが、将来の目標設定への動機づけを得る大きなきっかけになっています。

進路や将来について考える
高2の夏休みに行われる体験プログラムの様子。高2の夏休みに行われる体験プログラムの様子。

 進路や将来について考える時間を提供するために、女子美術大学、女子美術大学短期大学部の「キャンパス見学会」や「アトリエ訪問」、大学と中高の先生が連携して授業を行う「中高大連携授業」などの機会を設けています。また、中学の総合学習では、社会で活躍する卒業生たちの話を聞く機会を設けるなどして、早い段階から将来に対するイメージを広げています。

企画力が勝負の厳しい世界

 体育と美術が融合するのが同校の運動会の最大の特徴。応援合戦の振り付け、衣装制作などを、学年をまたいだ縦割りグループで分担して企画し、発表までを行います。

 女子美祭は、クラス・クラブ単位で企画書を制作し、プレゼンによって選ばれた団体のみが展示や発表の場を与えられる厳しい世界。「実現可能なこと」「斬新なこと」「安全面がクリアされていること」「片付けまでが考慮されていること」などのポイントを踏まえ、選考も生徒たちの手によって行われます。

運動会の応援団の様子。意見を調整し企画をまとめていきます。運動会の応援団の様子。意見を調整し企画をまとめていきます。
女子美祭のポスター案。生徒による投票で、最終的には1点が選ばれます。女子美祭のポスター案。生徒による投票で、最終的には1点が選ばれます。

(この記事は『私立中高進学通信2016年6月号』に掲載しました。)

女子美術大学付属中学校  

〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8
TEL:03-5340-4541

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