Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2016年4・5月合併号

Teacher's Lounge 先生たちの座談会

獨協中学校

チーム一丸となって面倒を見る
「学年会」の先生方の温かな指導が
男子の心身の成長を支えている

――本日は中1の学年会メンバーである4名の先生方に集まっていただきました。さまざまな不安を抱えて入学してくる中1の導き方についてお聞きします。

髙木 修 先生髙木 修 先生
数学科教諭。生活部担当。中1学年主任。若い先生方から、頼りになる大きな存在としてリスペクトされている。

髙木先生
入学式から最初の1週間はオリエンテーション期間で、教員が行うオリエンテーションのほか、生徒主体による新入生歓迎会が盛大に行われます。部活に正式に入部するのは5月の連休明けくらいからですので、それまでは仮入部という形でさまざまな部活動が体験できます。

鈴木先生
本校の上下関係はフレンドリーさが際立つといいますか、いわゆる“がちがちな上下関係”はまったくありませんので、一度入部した部活を途中で辞める生徒はほとんどいません。私も男子校出身者なのでよく理解できるのですが、男の子は基本的に年下を大事にする傾向が強いと思います。

平先生
私はバスケットボール部の顧問をしていますが、私がいないところでも、常に上級生が下級生の面倒を見てくれているので、そこは安心して任せています。生徒主体で何でもできる環境は、お互いに信頼し合っているからこそできることです。ちなみに、私も鈴木先生と一緒で男子の中高一貫校出身です。

萩野先生
私は本校のOBですので、当然ながら男子校出身者です(笑)。男子校の良さは、何といってもすぐにクラスが一体になれることではないでしょうか。実践を重んじながら伸び伸びと育てる獨協の校風は、昔も今もまったく変わっていません。

髙木先生
皆さんが男子校出身ということで少し驚きました。実は私も男子校出身者なのです(笑)。

――男子校出身の先生が身近にいらっしゃると、生徒たちも安心ですね。

鈴木佑麻先生鈴木佑麻先生
理科教諭。進路指導部担当。自ら男子の中高一貫校で学んだ経験をふまえた、懐の深い指導を心がけている。

鈴木先生
基本的に男の子は女の子より成長が遅いといわれていますが、私たちもそれを体験しているので、同じ目線で接することはできますね。一方的に“ちゃんとしなさい”という指導ではなく、今考えていることを一度よく聞いてから、次の指導をするようにしています。

髙木先生
生徒と教員の一体感が生まれる学校行事が、中1の夏休みに実施する臨海学校です。

 本校の臨海学校は1クラスずつ順番に実施するのが大きな特徴で、教員8名、ライフセーバー6人、養護教員が1名ついて徹底的にサポートしています。入学してしばらくするとすぐ、クラスに臨海学校委員会を立ち上げ、選ばれた委員を中心に、企画・準備に入っていきます。

萩野先生
少人数だからこそできる、中身が濃い臨海学校といえるでしょう。それを裏づけるように、『臨海学校が一番の思い出』という卒業生も多いです。

 泳力を養うという体育的な側面ばかりでなく、学園の海の家で過ごした仲間との3日間が、その後の心身の成長と合わせて、徐々に深い意味を持ってくるのだと思います。

鈴木先生
臨海学校が終わるとすぐに部活ごとの合宿も始まりますので、今度は異学年間の宿泊を通して成長していきます。実はすべての部活動に合宿があるのも、本校の特徴の一つだと思います。昔からいう同じ釜の飯を食べた仲間同士だからこそ、お互いにわかり合うことができ、伸び伸びとした校風も醸し出されているのではないでしょうか。

平先生
伸び伸びとした雰囲気があるなかで、ここはしっかりとやらなければいけないといった規律みたいなものも、自然に芽生えています。その一例が朝掃除です。バスケットボール部では今、中1から高2まででローテーションを組んで、月曜日から金曜日まで毎朝、数名ずつが体育館とその周辺の清掃に励んでいます。私は黙って見ているだけですが、一人ひとりが自分の役割をしっかり認識している様子がうかがえて、とても頼もしく感じています。

――学習面ではいかがでしょうか。

髙木先生
基本となるのはやはり『獨協手帳』です。常に自分の学習状況を“見える化”することで、いわゆるPDCAサイクル*で自己管理する方法を中1から実施しています。手帳には、宿題の取り組み状況、試験前の準備、試験後の振り返りなど、生徒一人ひとりの学習状況がすべて記入されています。保護者と教員のコミュニケーションツールとしても大いに役立っています。

鈴木先生
男の子にはけっこうこだわりがあって、『獨協手帳』の記入の仕方もそれぞれに個性的で、おもしろいです。

 もう中1の生徒ですから、書き方や使い方など細々したことは一切言わず、これからの学習に役立つことを、2つだけ言うようにしています。一つは、勉強は繰り返しやること。もう一つは、出された宿題は早く手を付けることです。

 それを言い続けた効果かもしれませんが、私のクラスでは今、授業でやっている範囲より先に進んで学習課題に取り組んでいる生徒がいまして、なかには勢い余って、中間テスト前に期末テストの範囲まで課題を進めてしまった生徒も2人いました。その姿勢は立派なものだと、思いっきりほめてあげました。

平 夏樹 先生平 夏樹 先生
数学科教諭。入試室担当。バスケットボール部の顧問で、自ら高校時代に全国大会に出場した経験を持っている。

平先生
生徒にやる気を持たせるという意味では、毎朝行っている朝読書(名称「まめ読」)が、かなり大きな教育的効果を持っていると思っています。私はいつも副担任として、それぞれのクラスに入って生徒の様子を間近で見ていますが、毎日同じことを朝に行うというのはすごく大切だと感じています。

萩野先生
中1は全部で5クラスあり、平先生はその全部の副担任として指導に当たっています。実際には“6番目の担任”といってもいいほど大きな存在です。担任に話しづらい相談でも、副担任にならできるということもあります。

――学年会の先生方が、一つのチームのようにまとまって指導されていることがよくわかります。

髙木先生
今日はこの場に同席していませんが、国語科の学年会教員が月曜日の朝に必ず、自ら選んだ短編を、生徒にも教員にも配ってくれます。自分ではまず選ばない特異なジャンルが多いこともあり、ある意味、とても新鮮な感動が毎週月曜日の朝にあるのです。これは生徒だけでなく私たち教員間でも好評で、読書を通した無言の会話のようなものが、学年間にあるのかもしれませんね。

鈴木先生
そうですね。先ほど、一体感という話が出ていましたが、友だちと一緒に同じ本を毎週読んだという体験や感覚が、生涯の良き思い出となって残るということも大いにあるとみています。

萩野元祐 先生萩野元祐 先生
保健体育科教諭。獨協中学高等学校の卒業生。「昔も今も素直な生徒が多い良い学校」と母校を紹介。

萩野先生
本校は図書館も自慢の施設の一つです。みんなよく本を読んでいて、ついこの間まで、私のクラスが図書館の本を借りる数でずっと1位をキープしていました。最近では1位の座を他のクラスに譲ってしまいましたが。貸出数までも競うような男子校特有の勢いのなかで、個々の勉強に対するやる気も、自ずと育まれているのではないかと思います。

 読書を通して自分たちのクラスが、学年が、そして学校全体が一体となることもまた、獨協で過ごした思い出となってくれたらうれしいですね。

※PDCAサイクル 学習や管理業務を円滑に進める手法の一つ。 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返して行う。

(この記事は『私立中高進学通信2016年4・5月合併号』に掲載しました。)

獨協中学校  

〒112-0014 東京都文京区関口3-8-1
TEL:03-3943-3651

進学通信掲載情報

【学校ってどんなところ?生徒の一日】先生方に見守られながらのびのびと知・徳・体をバランス良く育む
【本音で語る保護者座談会】“獨協愛”が先輩から後輩に受け継がれています
【行ってきました!学校説明会レポート】未来を見据え、他人のために行動できる人を育てる
【未来を切り拓くグローバル教育】「ドイツ研修旅行」で養う世界的視野の問題解決力 歴史と伝統が育む獨協独自の教育
【校長が語る 思春期の伸ばし方】社会へと視野を広げることで 人との関わりから男子は多くを学びます
【Students' Chat Spot】成長を実感! これからも、文武両道でがんばります。
【熱中! 部活動】【演劇部】より楽しい芝居を全員の力でつくりあげる
【目標にLock On!! 私の成長Story】チャレンジ精神の肯定で伸ばされた学生時代 今、自由な発想で社会を生きる
【熱中!部活動】【鉄道研究部/バスケットボール部】素直さと自由さを生かして仲間とともに成長する
【その先に備えるキャリア教育】成長 職業を絞り込むより方向性を探るキャリア教育
【Teacher's Lounge 先生たちの座談会】チーム一丸となって面倒を見る 「学年会」の先生方の温かな指導が 男子の心身の成長を支えている
【Students' Chat Spot】豊富な海外研修プログラム 研修に参加した高1生と高2生が語る獨協の魅力
【10年後のグローバル社会へのミッション】海外での多彩な「体験」がグローバルな発想と思考を育てる
【SCHOOL UPDATE】新入生合宿 他者と関わり信頼関係を築く3日間
【中1ギャップをなくせ! 学び始めの肝心帳】チームの力が高まることで個々も成長する支え合いの学習環境
【部活レポート】ワンダーフォーゲル部/吹奏楽部
【Students' Chat Spot】授業内容から学校行事まで 自慢のスクールライフ
進学通信2016年4・5月合併号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ