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私立中高進学通信

2016年4・5月合併号

Teacher's Lounge 先生たちの座談会

玉川聖学院中等部

生徒の視野を広げる新たな出会いを求めて
実施予定「オーストラリア修学旅行」

――グローバル教育の必要性が叫ばれる中、貴校では、学校生活のさまざまな場面で異なる文化や境遇にある人と交流を深める機会を設けているとうかがっています。その背景にある理念や考え方は、どのようなものなのでしょうか?

学院長 安藤理恵子 先生学院長 安藤理恵子 先生
「聖書の教えに基づいた、一人ひとりの大切さ」を伝えることを使命に、世界をつなげる女子教育に力を注いでいる。

安藤先生
『異文化体験』、つまり「異なる文化や価値観を持つ人と心を通じ合わせる経験」を通じて、世界をつなげ平和を実現する心を育てること、これが本校のめざしているグローバル教育のあり方です。海外に限らず、日本の社会の中にも“異文化”は存在しています。例えば、ハンディキャップをお持ちの方や、高齢の方、東日本大震災の被災地の方など、普段の生活の中では触れ合うことが少ない方々と接する機会を学校生活のさまざまな場面で取り入れています。

櫛田先生
お会いするだけでなく、実際に話をし交流することを大切にしています。特に、中1から高1では、毎年必ず全員が高齢者施設を訪問するなどの機会を設けています。その体験から何かを感じた生徒は、有志でのボランティア活動にも熱心に取り組むようになります。

鈴木先生
そのような場面を日常的に設けることで、自分とは異なる人がいることを当たり前のこととして捉えることができるようになりますね。

安藤先生
海外の人との交流もこのような考え方の延長線上にあります。「話す言葉が異なる人とも、表現の仕方が異なる人とも、仲良くなることができるのだ」という自信を育てるために、2017年度の中3生から実施予定のオーストラリア修学旅行でも、現地の人と交流する機会を大切にしたいと思っています。

――『オーストラリア修学旅行』では、何を目的に、どのようなプログラムを行う予定なのでしょうか?

中等部教頭 櫛田真実 先生中等部教頭 櫛田真実 先生
数学科担当。修学旅行の実施に向けてオーストラリアにも足を運び、視察などを行っている。

櫛田先生
まずは、英語圏の国で自分の実力を試すことで、英語の勉強に対する意欲が高まることを期待しています。高1のプログラムとして、選抜された生徒のみが参加できる『フロリダ英語研修』がありますが、これに参加するためにもっと英語を勉強しようと思う生徒も出てくるかもしれません。高校生になった時の意欲につながるように、中等部では全員に機会を与えて、種まきをしている感じですね。

安藤先生
生徒の視野が大きく広がるためには、まず誰かと出会うことが非常に効果的です。人との出会いによって共感することができれば、興味や探究心は一気に向上します。英語は使うもの、相手に通じると楽しいもの、という体験を中学生のうちに持つことは学ぶ意欲と自信につながります。この修学旅行でも現地の人との生きた交流が中心になるようにします。

櫛田先生
具体的には、都市部から少し離れた農場での「ファームステイ」のプログラムなどを検討しています。4人1組のグループで滞在して、友達と協力しながら生活し、文化や言葉の壁を乗り越えていく体験は、本校の総合学習のテーマでもある「人間関係」(中1テーマ)という面でも、生徒たちの成長につながるのではないかと考えています。また、大自然の中で、「環境問題」(中2テーマ)について学んだり、オーストラリアの原住民の差別の歴史から「人権」や「平和」(中3テーマ)について考えたりする機会にもなるでしょう。オーストラリアの人や歴史、文化と出会う中で、日本の歴史や文化について改めて発見する機会にもしてほしいです。

安藤先生
どうしてもはずせないプログラムは現地の女子校との交流です。同年代同士で一緒に何かを体験できるようにします。本校高等部2年の韓国修学旅行で訪問している崇義(スンイ)女子高とは姉妹校になり、毎年相互にホームステイプログラムを持つほど親しくなったという実績があります。オーストラリア修学旅行でも、生徒同士の交流が継続的に深まるようなプログラムにしたいと思います。

鈴木ゆき子 先生鈴木ゆき子 先生
国語科担当。「オーストラリア修学旅行」を初めて体験することとなる中1生の学年主任として、生徒の指導にあたっている。

鈴木先生
本物の出会いをどれだけ提供できるかがカギですね。中3の春には、10数カ国の方々にその国を紹介していただき、交流を持つ『国際デイ』というプログラムを設けています。その後、実際にオーストラリアに行って文化や生活の違いを体感することで、世界の人と「共に生きる」ためのルールを学んでほしいと思います。中等部生徒会では被災地の中学校とスカイプ交流を全校集会で実現したことがあるので、オーストラリアの現地校とも事前交流ができるのではないかと考えています。

安藤先生
本校は今年の高1からタブレット(i-pad)を教材として導入するので、英語学習や海外交流について高等部で楽しく学ぶアイディアが広がると思います。そういう意味でも中3のオーストラリアの経験はいいタイミングですね。

櫛田先生
自分が当たり前だと思っていることも、ほかの人から見たら、当たり前とは限らないことを肌で感じてほしいのです。違いのある人とともに生きる喜びを楽しく経験することで、ものごとを柔軟に受け入れられる力を身につけ、どのような人間関係の中でも潤滑油のような存在として働ける女性に育ってほしいですね。

鈴木先生
第1回目のオーストラリア修学旅行を経験する現在の中1の生徒たちが、新しい出会いを十分に楽しんで、今後の可能性についてもたくさんのヒントを与えてくれると思っています。

現地の中学生とも交流予定。現地の中学生とも交流予定。
オーストラリアの圧倒的な大自然。都市部から離れた土地でのファームステイを予定しています。オーストラリアの圧倒的な大自然。都市部から離れた土地でのファームステイを予定しています。

(この記事は『私立中高進学通信2016年4・5月合併号』に掲載しました。)

玉川聖学院中等部  

〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7-11-22
TEL:03-3702-4141

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