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私立中高進学通信

2016年4・5月合併号

中1の始め方

狭山ヶ丘高等学校付属中学校

『生活の記録』と1分間スピーチは
将来の大学入試に通じる力を育てる

授業やホームルームの始めには、目を閉じて心を落ち着かせる「黙想」を行い、自分を見つめる内省の力を育てます。

授業やホームルームの始めには、目を閉じて心を落ち着かせる「黙想」を行い、自分を見つめる内省の力を育てます。

1日を振り返り明日につなげる『生活の記録』

 授業が終わった午後3時15分。教室では帰りのホームルームが始まります。日直の「黙想します。始め」の声とともに、それまでにぎやかだった教室が、一瞬にして静寂に包まれました。黙想を終えると、各教科の係から次の授業内容や持ち物の注意などが伝えられます。補習や小テストの範囲など細かな連絡事項まで、次々と担当の生徒が報告します。

 報告を聞きながら生徒が記入しているシートは『生活の記録』です。連絡事項をメモするほか、今日1日を振り返り、良かった点や反省点などを書きこみます。自宅では『生活の記録』をもとに勉強の内容を決めたり、翌日の準備をしたりします。保護者にコメントをもらったら、翌日、担任の先生に提出します。

 教科担任制の中学校では、担任が常に教室にいるわけではありません。学習習慣の定着や生活面での様子を知るために、顔を合わせて話すのに加えて、より深い交流が必要です。

 中学1年担任の新田文子先生は「毎日コメントを書くことで、生徒の様子がよくわかり、日々の過ごし方についてアドバイスできます。保護者の方のコメントも参考にしています」

 と、『生活の記録』を大切なコミュニケーションツールとして位置づけます。

 また、『生活の記録』は、長期的な視点で自分を振り返る材料になります。生活リズムの確立や自己管理能力の育成にも役立ち、中学3年間、取り組み続けることで自分をコントロールできる力がつくのです。

人に聞いてもらえる話し方

 帰りのホームルームでは、日直は司会役を務めるだけでなく『1分間スピーチ』を披露します。どのような場面でも、自分の意見が表明できる生徒を育てたいとの思いから継続している取り組みです。

 入学直後は「入りたい部活動」「小学校のころに頑張っていたこと」などのテーマを設定していましたが、中1の終わりになると「気になる新聞記事」などをテーマにし、社会への関心も引き出していきます。上手な生徒のスピーチを真似て、全員が徐々に「意見、理由、具体例、まとめ」といった話し方の流れを身につけていきます。学年により目標を変えてスキルアップを図っています。

達成感を持てる仕組みで心身ともに鍛える

 同校では、4月1日から入学式までの登校日を『入学前ゼミ』と名付け、国語・数学・英語の授業に加え、あいさつやホームルームの進め方など、生活面を指導しています。これは生徒だけでなく、先生方にとって重要な意味を持つそうです。

「私は高校での担任の経験から、中学時代に生活習慣を整え、主体的に勉強に向き合う気持ちを育てることが重要だと考えています。特に英語は小学校によって学んできた内容や取り組みが異なります。教師が一人ひとりの既習事項を確認し、足並みを揃えて新学期を迎えるようにしています」(新田先生)

 『入学前ゼミ』の間に生徒は友達ができ、先生との心の距離も縮まります。そして迎える入学式は、厳粛な雰囲気の中で初めてクラスで乗り越えるハードルとして認識されるのです。

 入学式を終え、授業が本格的に始まる前に行われるロングホームルームは、『新入生研修』と呼ばれ、生活指導部や高校の進路指導部の先生が、6年間の過ごし方について説明してくれます。

「みんなは自分のこの先のことを考えたことがあるかな。中高6年一貫校に通うなかで、将来の見通しを少しずつつけて過ごせるようになってほしい」

 などと、自覚を持って過ごせるように中1生にもわかる言葉で伝えるようにしているそうです。

 これから中学生になる子どもは、知識活用型の新しい大学入試に挑む世代です。国語・数学・英語は基礎力重視でこまめに小テストを行います。1日1教科、ミニプリントが配られ、放課後までに解き終えます。「勉強をすれば点数が取れる」レベルに難易度を調整し、達成感を味わえるように工夫しています。

 生徒の気持ちの変化をしっかりとらえ、授業や行事を達成感のあるものに位置づける。そして『生活の記録』や日々の関わりの中から生徒の成長を読み取り、一歩先の課題を用意する。この循環の中から自分で考え、行動し学べる生徒が育っています。

「生活の記録」は生徒と先生、保護者が一体となって生徒の自律心を育てるツールです。生徒たちは真剣なまなざしで取り組みます。先生からのコメントを読むのも楽しみだそうです。「生活の記録」は生徒と先生、保護者が一体となって生徒の自律心を育てるツールです。生徒たちは真剣なまなざしで取り組みます。先生からのコメントを読むのも楽しみだそうです。
日直による『1分間スピーチ』。休日に観た映画について、その魅力や学校の勉強で参考になる点を話しました。日直による『1分間スピーチ』。休日に観た映画について、その魅力や学校の勉強で参考になる点を話しました。
新校舎の教室は居心地よさ満点  前向きになれる仕掛けがいっぱい

 2015年3月に完成した2号館に中学の教室があります。白を基調とした清潔感のある空間が、生徒たちのカラーとほどよくなじんで、まるで「自分の部屋」のような居心地の良さが生まれていました。

 教室前方には生徒手作りの時間割が掲示されています。カラフルな色合いは隣の掲示板の表示とも連動していて、見てすぐにわかるようになっています。

ポップな時間割は生徒のアイデアです。ポップな時間割は生徒のアイデアです。
連絡事項は係の生徒が自主的に記入していきます。連絡事項は係の生徒が自主的に記入していきます。

(この記事は『私立中高進学通信2016年4・5月合併号』に掲載しました。)

狭山ヶ丘高等学校付属中学校  

〒358-0011 埼玉県入間市下藤沢981
TEL:04-2962-3844

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