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私立中高進学通信

2016年4・5月合併号

カリキュラムを読み解く

横浜富士見丘学園中学校

社会変化に対応できるキャリア教育

男女共同参画、国際化、知識基盤社会が進む中で、力強く生きる女性の育成をめざす同校。6カ年一貫のキャリア教育プログラムのもと教育改革を進めています。1~2年次(中1~2)と4年次(高1)の取り組みから、めざす方向性を探ります。
2年生は学校のある地域について調査をします。地域の課題は日本の課題。視野を社会に向けるきっかけになります。

2年生は学校のある地域について調査をします。地域の課題は日本の課題。視野を社会に向けるきっかけになります。

キャリア教育を統合しより充実した内容に

 セブ島での英会話研修などアジアと連携した英語教育を推し進めてきた同校。続く教育改革のターゲットは実社会で求められる多様なスキルの獲得をめざしたキャリア教育です。

 社会の変化に対応し、グローバルな視点と意欲を持つ女性、日本文化を発信できる女性を育成したいとの思いから、これまでのキャリア教育の取り組みを総合的な学習の時間に集約し、教科での教育とも連携して充実を図っています。

「これからの社会で求められるのは発信して伝える力です。1年次は自己理解・他者理解を通してインタビューや発表のスキルの基礎を身につけます」

 と、話すのは国語科の永井マミ先生です。1年次は5月の中旬に富士方面へのオリエンテーション合宿に出かけ『他人史』を作成しました。2人でペアになり、互いにインタビューした内容を模造紙にまとめ、クラス全員の前でプレゼンテーションをするのです。自分のことを相手に伝える、また相手の話をよく聞くというコミュニケーションの基本を学びます。

 1学期後半は9月の文化祭に向けて『学校史』のレポート制作が始まります。行事や制服などテーマごとにグループを組み、先生方や教育実習に来ている卒業生に話を聞きます。

 調べものといえばインターネット検索がもはや一般的な時代ですが、学校の歴史を深く知るには地道な調査が必要です。ゆかりのある人に話を聞き、当時の記念誌や過去の学校新聞を探し出し、読んで確かめるという、調査の基本を体験しました。

「卒業生の中にオリンピックで活躍した先輩がいたことを知り、どのようにしたら会えるのか、連絡の取り方を教員に相談するといった積極的な姿も見られました」(国語科/永井マミ先生)

女性の活躍を知る職業調べ

 広く社会に目を向け、自分の未来につながる気づきを得るのが2年次の目標です。

「職業理解」の取り組みでは、「日本で初めてその職業についた女性」をテーマに、日本で初めての医師、弁護士、国会議員などの苦労や生き方を調べました。

 現在、取り組んでいる「地域研究」は、学校のある二俣川駅周辺地域の現状や課題を調べています。住民の皆さんにも協力をいただきアンケート調査を実施しました。

「地域が抱える高齢化や地域活性化といった課題は、日本がいま抱えている課題の縮図であり、生徒の将来にとって無縁ではありません。地域研究を通して課題を知り、その解決案を考えて地域に貢献する経験は、生徒の未来を拓く学習であると実感しています」(国語科/秋本祐女先生)

 現在、集計と分析を進めています。成果は来年5月に地域の皆さんを学校に招いて発表する予定です。

グローバル企業とともに課題探究の力をつける

 4年次(高1)の授業科目には、パソコンを使ったデータ処理などを学ぶ『社会と情報』が加わります。その授業の中には、企業連携型の学習を取り入れています。実在の企業からのミッションに基づき、パソコンを活用して課題を調査、解決案をプレゼンテーションする企業と連携したプロジェクト型学習に挑戦するのです。ブレーンストーミングやプレゼンテーションなど、実際の社会生活で必要になる基本的なスキルや活動が盛り込まれており、活動期間は約半年にわたります。企業の人が直接、授業を行うこともあり、生徒は“その企業の一員” の立場を想定して、課題解決の道を探ります。

「街頭アンケートでは回答してくださる方をみつけるのに苦労しましたが、対応してくださった方のやさしさにも助けられ、いい経験ができました」

「話し合いで出た意見をまとめるのは大変でしたが、最後は納得のできる案を発表できました」

 など、多くの生徒がやりがいや充実感を持てたようです。

「プロジェクト型の探究活動は、目標に向けて意見や情報に優先順位をつけ、まとめる力が大切だと知る、よい機会になりました。この経験が将来を切り拓く力になれば」(4年学年主任/露木直行先生)

 そのほか約2年間をかける論文作成、大学教員を招いての模擬授業など多彩なプログラムが5年次(高2)にかけて集中します。新たなスタートを切ったキャリア教育の充実は、順調に軌道に乗り始めています。

1年生の「他人史」づくり。ペアになったクラスメイトへの取材を通して自己開示が自然にできるようになります。1年生の「他人史」づくり。ペアになったクラスメイトへの取材を通して自己開示が自然にできるようになります。
民間企業と連携した学習プログラムで街頭アンケートをとる4年生。「勇気がいりましたが、ためになった」と自信がつきました。民間企業と連携した学習プログラムで街頭アンケートをとる4年生。「勇気がいりましたが、ためになった」と自信がつきました。

(この記事は『私立中高進学通信2016年4・5月合併号』に掲載しました。)

横浜富士見丘学園中学校  

〒241-8502 神奈川県横浜市旭区中沢1-24-1
TEL:045-367-4380

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