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私立中高進学通信

2016年4・5月合併号

未来を生き抜く学力のつけかた

三輪田学園中学校

激動の時代を迎えても
社会の変化に対応できる柔軟な力と誠実さを身につける

「総合社会」の授業では、国内外の社会問題を学びます。世界に目を向け、論理的に考える力を養っています。

「総合社会」の授業では、国内外の社会問題を学びます。世界に目を向け、論理的に考える力を養っています。

本物に触れる『美育』で豊かな感性を育てる
お話をうかがった吉田珠美校長先生。和服姿で生徒に接し、日本の伝統を伝えています。お話をうかがった吉田珠美校長先生。和服姿で生徒に接し、日本の伝統を伝えています。

 今年4月、創立130周年を迎える同校は、建学の精神『徳才兼備』を守り、学力形成と人間教育を推し進めています。卒業生でもある吉田珠美校長先生は、創立者の理念を受け継ぎ、自立した女性を育てています。

「教育の基本は『知育・徳育・体育』だと言われていますが、本校ではそこに『美育』が加わります。美育とは、自然の中にある美を感じ取り、一体化すること。感性を育てることが、思いやりの心、徳につながると考えています」

 そのために力を入れているのが、本物に触れる授業です。年に1度、オペラ、文楽、歌舞伎などの芸術鑑賞教室を開くほか、筝曲そうきょくなどのクラブ活動にも一流の先生を招いています。

「伝統に価値を感じない方も増えていますが、変わらないものの価値は確かにあります。流行を追い求めるのではなく、伝統に裏打ちされた本物を学ぶことが、未来を生きる力にもつながるのではないでしょうか」

30年後の未来を見据え5つの力を養うべき

 伝統を重んじながらも、時代の変化に立ち向かう力も育てています。

「2020年に大学入試改革を控えていますが、本校が見据えているのはさらに先です。2045年、人工知能が人間の知能を超えるのではないかと予測されています。それにより、人間の仕事が機械に奪われるとの懸念もあります。でも、私の考えは少し違います。人工知能が進化し、グローバリゼーションが加速しようと、人間にしかできない仕事はあるはずです。激動の時代でも、自分で仕事をクリエイトできるかどうかが、その人の価値になると思います」

 その土台をつくるのが、同校が掲げる5つの力です。

「第一に世界に興味・関心を持ち、学び続ける力、第二に問題を解決する論理的思考力、第三にリーダーシップとフォロワーシップ、第四に対話する力・共感する力、そして最後が確かな職業観にもとづく人生設計力です。

 今後の社会では、世界の人々と協力し、グローバルな問題を解決することになるでしょう。それには、自分の専門分野を持ち、ツールとして英語を使いこなし、互いに支え合うことが重要です。まずは4つの力を身につけ、そのうえで第五の力を発揮してほしいですね。結婚、出産など人生の選択を求められる場面でも、きちんと選択し、選んだ結果を背負う覚悟を持ってほしいと思います」

 同校がめざすのは、時代の変化を前に立ちすくむのではなく、周囲と協力しながら変化に立ち向かえる女性だと、吉田校長先生は語ります。

「校訓『誠のほかに道なし』を念頭に、誠実さを重んじて未来を生きてほしいですね」

今、世界で何が起きているのかを理解し考える力を養う『総合社会』
食品メーカーが原料の産地偽装を会議で決定するまでの流れをシミュレーションする授業。不祥事を起こした企業にも、公害の原因企業にも、まっとうな考えの社員が少なからずいたはずなのに、なぜ彼らの主張が取り上げられなかったのかを考えました。食品メーカーが原料の産地偽装を会議で決定するまでの流れをシミュレーションする授業。不祥事を起こした企業にも、公害の原因企業にも、まっとうな考えの社員が少なからずいたはずなのに、なぜ彼らの主張が取り上げられなかったのかを考えました。

 高1では、社会問題についてディスカッションする『総合社会』の時間を設けています。宗教紛争、格差社会、尊厳死など扱うテーマはさまざま。生徒たちの問題意識を喚起するとともに、論理的な思考力、問題解決力も養っています。今後はLGBT*についての授業も予定しているそうです。

「生徒の大半は、貧困や格差とは無縁に育ってきました。社会問題を知らないまま、大人になることもできるでしょう。でも、本校ではあえて現実を突きつけています。自分たちがどれだけ恵まれているか、どんな社会貢献ができるか、考えてほしいと願っています」(吉田校長先生)

※LGBT 同性愛や性同一性障害など性的マイノリティを指す。

読書を通じて社会を考え卒業論文を執筆

 中3では、平和、環境、国際理解などさまざまなテーマの本を読む『社会科読書』に取り組みます。各テーマの中から、特に関心の深い分野を選び、卒業論文を制作します。

「『わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。』という本を読んだ生徒たちから、文化祭でフェアトレードのチョコレートを販売しようという動きも生まれました。こうした気づきを刺激するのが、社会科読書の目的です。広い世界を知ることで、自分の生き方をしっかり考えてほしいですね」(吉田校長先生)

 社会科読書以外にも、中1では『国語読書』、ビブリオバトルも実施し、読書に親しんでいます。

『国語読書』では、文芸作品をじっくり味わいます。優れた文章に触れることで感性が刺激され、読書習慣も身につきます。『国語読書』では、文芸作品をじっくり味わいます。優れた文章に触れることで感性が刺激され、読書習慣も身につきます。
心に残った本をプレゼンテーションし、その内容や発表姿勢を生徒たち自身で評価するビブリオバトル。読書の楽しさがさらに広がります。心に残った本をプレゼンテーションし、その内容や発表姿勢を生徒たち自身で評価するビブリオバトル。読書の楽しさがさらに広がります。
中学3年間で約100回の実験を行う理科の授業

 論理的な思考力を鍛えるには、理系分野の学習が効果的です。本校では一般的なカリキュラムとは一線を画す「体系数学」を学ぶほか、実験を重視した理科教育を実践しています。実験のペースは週1回。中学3年間で約100回もの実験・実習を経験できます。

「中1理科のアジの解剖では、うろこの感触、血の匂いなど、写真だけではわからないことまで実感できます。自分の手を動かし、五感を刺激するからこそ、学習内容も身につきます。また実験前には、必ず推論を立ててもらいます。そのうえで実験結果と照らし合わせて、推論と何がどう違うのか、それはなぜなのかを考えるようにしています。こうした流れで、論理的思考力を養っています」

ただ実験を行うだけでなく、推論を立ててから、実証を行うことで論理的思考力が培われます。ただ実験を行うだけでなく、推論を立ててから、実証を行うことで論理的思考力が培われます。
同校の近くにある法政大学と連携した実験・実習も。大学の設備を使い、教授の指導のもと実験を行います。同校の近くにある法政大学と連携した実験・実習も。大学の設備を使い、教授の指導のもと実験を行います。

(この記事は『私立中高進学通信2016年4・5月合併号』に掲載しました。)

三輪田学園中学校  

〒102-0073 東京都千代田区九段北3-3-15
TEL:03-3263-7801

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