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私立中高進学通信

2016年2・3月合併号

中1の始め方

サレジオ学院中学校

「25歳の男づくり」への第一歩
友情を育み、学習習慣を確立する1年間

入学式当日の様子。

入学式当日の様子。

6年間を3つの時期に分けて指導を行う
前日には、入学式の練習などを行う『校内オリエンテーション』がありました。前日には、入学式の練習などを行う『校内オリエンテーション』がありました。

 ミッションスクールである同校では、学校生活を「生徒一人ひとりが神様から与えられた使命(ミッション)を実現するための基礎づくりをする場」と考えています。そのため、高校卒業時に完成形を求めるのではなく、「25歳」を目標に、社会に奉仕できる人間になっていてほしいという願いのもと、そこから逆算した教育プログラムを行っています。

「中高一貫教育の特性を活かすべく、6年間を2年ごとの3つの時期に分け、それぞれの段階で目標を決めて、生徒たちの成長に応じた指導を行っています」(中1担任・英語科/栗原健先生)

〈中1・中2〉の重点課題は、「学習習慣の確立」と「友達との友情を育むこと」。特に、中1の始めは、新しい友達をスムーズにつくり、学校生活になじめるように工夫がされています。

「始業式の次の日から、泊まりがけで『オリエンテーション合宿』に出かけ、協力したり、知恵を出し合ったりして行うゲームなどのアクティビティを通じて、先生やクラスの仲間との親交を深めていきます。2泊3日寝食を共にするので、とてもスムーズにスタートができていると思います」

 また、〈中1・中2〉は、中学・高校の6年間におけるベースとなる「学習習慣を育てる時期」です。これまでは受験勉強に力を注いでいた新入生も、塾の先生の手を離れたとたんに気が抜けてしまう傾向があるので、かなりの量の宿題が出されるそうです。

「英語・数学・国語の3教科を中心に、1日2時間の自宅学習を行うことを目標にしているので、リズムができないうちは、生徒の多くがかなり大変な思いをしている様子ですね。特に、部活動が本格的に始まる5月末以降には、疲れて宿題を終えずに寝てしまったという声をよく聞きますが、生徒がやりきるまで徹底的に指導しています。夏過ぎには、体力がつき、忙しい時には休み時間中に宿題を進めておくなどの要領も得て、徐々にリズムをつかめるようになってきます」

 その後に続く〈中3・高1〉は「進路意識を高める時期」。中高一貫教育の中で、中3から高1は「中だるみ」の時期になりがちですが、同校では、この時期を、人生の進路を考えさせ、モチベーションを高めながら、考える力や幅広い知識を養成するための時期と位置付けています。

 生徒たちの職業観を育むうえで大きな役割を果たしているのが、この時期に行われる学年行事です。仕事の現場を見学し、将来社会人として働いている自分を想像する『職場訪問』(中3)や、2泊3日の泊まり込みで、大学教授の講義やOBたちの体験談を聞く『進路ガイダンス』(高1)などの行事をきっかけに、自分の進路に対してよりはっきりとしたビジョンを描くようになり、「受験勉強に努める時期」である〈高2・高3〉に向けて、勉強に力を注ぐようになります。

          
仲間との距離が縮まる『オリエンテーション合宿』。部活動の紹介やミサなども行い、これから始まる学校生活の第一歩としています。
仲間との距離が縮まる『オリエンテーション合宿』。部活動の紹介やミサなども行い、これから始まる学校生活の第一歩としています。

仲間との距離が縮まる『オリエンテーション合宿』。
部活動の紹介やミサなども行い、これから始まる学校生活の第一歩としています。

大学入試制度の改革に向けた見直し

 今年度入学した中1生が大学受験を行う2020年度より、大学の入試制度が大きく変更されると言われていますが、それに先立ち、同校でも授業方法の大きな見直しを行っています。

「英語科の授業では、生徒同士が話し合ったり、発表する場を設けたり、英語で情報を集めてきて伝達するワークを取り入れるなど、新しいスタイルの授業への試みを行っています」

 生徒たちの思考力や発信力を育むことを目的とするこのような試みは、他の教科でも取り組まれ、試行錯誤しながら検討を重ねています。

「卒業生と話すと、本当にサレジオ学院が好きで、仲間を大切にしているということが伝わってきます。学校生活がスタートする中1は、その第一歩。多感な時期を共に過ごす仲間との友情を深め、勉強や部活動に打ち込み、6年間の学校生活を充実したものにしてもらいたいと思います」

中1の授業のひとコマ
体育の授業では、テニスにも取り組みます。12面のテニスコートで、クラス全員が同時にプレイ。入学から半年経った今、だいぶ上達しました。体育の授業では、テニスにも取り組みます。12面のテニスコートで、クラス全員が同時にプレイ。入学から半年経った今、だいぶ上達しました。
「使える英語」を楽しく身につける英語の授業。学んだ知識を「わかった」で終わらせず、実際に使うことを重視しています。「使える英語」を楽しく身につける英語の授業。学んだ知識を「わかった」で終わらせず、実際に使うことを重視しています。
実際に英語を使ってみる
ゲーム形式の授業

 中1生を対象にした英語科の研究授業。4人1組のグループのメンバーそれぞれが英語で書かれた別々の情報を収集して自分のグループに持ち帰り、他のメンバーと情報を共有すると、一つの物語の全貌がわかるというゲーム形式で行われました。

「読む」「話す」「聞く」「書く」を活用する授業の中で、英語でコミュニケーションを取ろうと生徒たちは大奮闘。習った英語を実際に使ってみることに、少し自信が持てた体験でした。

(この記事は『私立中高進学通信2016年2・3月合併号』に掲載しました。)

サレジオ学院中学校  

〒224-0029 神奈川県横浜市都筑区南山田3-43-1
TEL:045-591-8222

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