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私立中高進学通信

2016年2・3月合併号

注目のPICK UP TOPIC!

跡見学園中学校

人間力を高める
キャリア教育の成果

第一線で活躍するOGを招きシンポジウムを開催
シンポジウムの最後には、在校生が卒業生に花束を渡し、感謝の気持ちを伝えました。

シンポジウムの最後には、在校生が卒業生に花束を渡し、感謝の気持ちを伝えました。

現・生徒会長から卒業生に、「誰かに仕事を頼むとき、良い頼み方はありますか?」といった実際的な質問も。現・生徒会長から卒業生に、「誰かに仕事を頼むとき、良い頼み方はありますか?」といった実際的な質問も。

 跡見李子記念講堂で11月28日、企業の第一線で活躍する3名の卒業生をパネリストに迎えた『卒業生を迎えてのシンポジウム』が開催されました。

 シンポジウムのテーマは「マイライフ」。住川明子副校長先生の司会のもと、跡見生として過ごした中高時代の学びや学校生活が、どのように現在の職業選択につながり、どう役立っているかなどが広範囲に語られました。

 バイエルン製薬でマーケティングマネージャーを務める友末優子さんは、中3の時に住川副校長先生の授業で自立について考える機会を持ち、高2で1年間のオーストラリア留学を決意。高1の時に化学のレポートを褒められた経験から理系の大学をめざし、英語力と理系知識を活かせる製薬業界でキャリアアップを図ってきました。

「跡見学園には生徒の自主性を重んじ、多様な価値観を認めるカルチャーがあります」

 と友末さん。そこで培った対応力は今、専門家集団をどう動かすべきかという力につながっているそうです。

 *JICAで国際支援活動の広報を務める木村真樹子さんも、社会科の授業で時事問題を学んだことをきっかけに国際協力に関する職業をめざしました。高校の担任の助言から、グローバルな目的意識を持ってカリフォルニア州立大学へ進学。アフリカ留学、イギリスでの大学院経験を経て、現職に就きました。

「日本の伝統文化・芸能を学んだことが、海外ゲストを迎える際にとても役立っています」

 今年新卒で業界大手のリゾートトラストに入社、営業トップの成績をあげている宮内華子さんは、中高時代について次のように語りました。

「跡見生時代はマイペースで、友人とぶつかり合うことも多かったのですが、個性を見守る教師や友人との厳しくも温かな交流のおかげで、どんなお客様とも臆せず話ができるコミュニケーション力が身につきました」

 最後に住川先生は、次のように締めくくりました。

「今日来てくれた3人に共通するのは“目に見えない力強さ”を育んできたこと。そんな“人間力”の向上は創立者の教えでもあります。その人間力が、信念のある女性を育てるのです」

 このシンポジウムは、同校の伝統ある温かな校風と生徒の個性を伸ばすキャリア教育の一端を、確かに伝えてくれました。

※JICA……独立行政法人国際協力機構。開発途上国の貧困削減など、世界の格差是正に向けた活動を行っている。

シンポジウムには在校生だけでなく、跡見学園入学をめざす受験生と保護者も無料で参加。同校の校風や教育についてOGの生の声を聞くことができる貴重な機会となりました。シンポジウムには在校生だけでなく、跡見学園入学をめざす受験生と保護者も無料で参加。同校の校風や教育についてOGの生の声を聞くことができる貴重な機会となりました。
在校生の質問に、OGのみなさんはユーモアを交えながらも真剣かつていねいに答えていました。在校生の質問に、OGのみなさんはユーモアを交えながらも真剣かつていねいに答えていました。
「卒業して初めて、跡見には多様な価値観を持った生徒が集まっていたこととその良さに気づき、社会生活に経験を活かすことができた」と友末優子さん。

「卒業して初めて、跡見には多様な価値観を持った生徒が集まっていたこととその良さに気づき、社会生活に経験を活かすことができた」と友末優子さん。

国際的な仕事に就き、「国籍に関係なく、人としてのコミュニケーションを図れば思いは通じると気づいた」と木村真樹子さん。

国際的な仕事に就き、「国籍に関係なく、人としてのコミュニケーションを図れば思いは通じると気づいた」と木村真樹子さん。

「中学受験は1月からの粘りが大切。絶対に受かると信じて」と宮内華子さんは跡見受験生へエールを贈りました。

「中学受験は1月からの粘りが大切。絶対に受かると信じて」と宮内華子さんは跡見受験生へエールを贈りました。

恩師である住川明子副校長先生からOG3名の在学中のエピソードも語られました。

恩師である住川明子副校長先生からOG3名の在学中のエピソードも語られました。

中3から本格的なキャリア教育がスタート
跡見キャリア教育の中3~高1での取り組み
同校はキャリア教育を、年間行事に取り入れています。
なかでも力を注いでいる中3~高1にかけての取り組みについて高1学年主任の松井真佐美先生に聞きました。

 同校が進める中3~高1のキャリア教育は、通常では高2~高3で実施することの多い進路適性検査『R-CAP』を中3後期に行い、自分の仕事の好みや職業適合度、学問適合度を生徒自身がしっかり把握するところからスタートします。

「本校の具体的な取り組みが早いのは、志望大学に応じて、文系・理系へと選択科目やコースが分かれる前に、自分の将来、進路に対する意識を高めて、具体的な進路のイメージを強めてもらうためです」(高1学年主任/松井真佐美先生)

 続いて、高1に上がる春休みは、各自が興味ある職業を取材、レポートするフィールドワーク『職業調べ』を行ってポスターを作成。オリエンテーション合宿でポスターセッションを行います。その合宿では卒業生を招いた講演会も同時に開かれるそうです。

「『職業調べ』はR-CAPを経て、多種多様な職業への興味と自分の将来の可能性を考えると同時に、成果をポスターにすることで、まとめる力とプレゼン能力を伸ばす意味もあります。さらに今年からは、好きな本の紹介ポスターを作って評価を競う『ビブリオバトル』も導入しました。ここでも自分の意見をまとめ、プレゼンする力を磨きます。これら多様な取り組みは、職業意識、進路選びの意識を高めるだけでなく、将来の就職活動や社会人生活で必要となるコミュニケーション能力、自己発信能力を身につける格好の機会と考えています」

 生徒の意識向上と人間力のスキルを同時に高める同校のキャリア教育は、進路コース選択を見据えたさまざまな施策を展開しています。

高1直前に行う『職業調べ』は、生徒各自がこれから送る高校生活と、その先を見つめる契機となるべく、跡見キャリア教育の中に位置付けられています。高1直前に行う『職業調べ』は、生徒各自がこれから送る高校生活と、その先を見つめる契機となるべく、跡見キャリア教育の中に位置付けられています。
2015年度から導入された『ビブリオバトル』は、自らの考えをまとめ、より本の魅力が伝わるように発表できるように、自己発信能力を養う機会となっています。2015年度から導入された『ビブリオバトル』は、自らの考えをまとめ、より本の魅力が伝わるように発表できるように、自己発信能力を養う機会となっています。

(この記事は『私立中高進学通信2016年2・3月合併号』に掲載しました。)

跡見学園中学校  

〒112-8629 東京都文京区大塚1-5-9
TEL:03-3941-8167

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