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私立中高進学通信

2016年2・3月合併号

育ち盛り食事情 学食調べ隊

女子聖学院中学校

家庭と学校が手を携えて
生徒たちの食生活を支える

「手作りのお菓子を食べさせたい」という田部井校長先生の愛情から生まれた女子栄養大学とのコラボスイーツ。「手作りのお菓子を食べさせたい」という田部井校長先生の愛情から生まれた女子栄養大学とのコラボスイーツ。
中学の3年間は生徒の様子を見守り、サポートするためにランチの時間を重視。お弁当持参が基本ですが、購買部の愛情たっぷり手作り弁当も利用できます。女子栄養大と開発したスイーツの販売も始まった、同校ならではの「食」への取り組みを紹介します。
中1のランチタイムは生徒の成長段階に合わせて変化
「保護者の方には苦労もあると思いますが、お弁当は親子の心の絆。持って帰るお弁当箱で、子どもの様子もわかります」(田部井道子校長先生)「保護者の方には苦労もあると思いますが、お弁当は親子の心の絆。持って帰るお弁当箱で、子どもの様子もわかります」(田部井道子校長先生)

「中1のランチタイムには、いくつかの段階があります」

 と、田部井道子校長先生は言います。

「4月末までは班ごとに机をつけて、教師が食前のお祈りをしに教室に行きますが、5月頃からは各自が黙とうをする習慣をつけ、好きな生徒同士で食べ始めます。さらに11月頃からは、庭のベンチなど教室以外の場所でも食べて良いことになり、みんな思い思いの場所でランチの時間を過ごしています」

 中1の間は先生たちが昼休みに必ず教室をのぞきます。一人でポツンと食べている生徒がいれば、声かけをして仲間に入れるよう生徒に促すなど、人間関係を把握することもできるそうです。

「思春期の昼食というのはとても大事なもの。保護者の方には負担もあると思いますが、時間のない時は出来合いのものを詰めるだけでもよいので、とにかくご家庭からお弁当を持たせてあげるのが私は大切だと考えています」

お昼休みはクラスメートとの交流の時間
お弁当を保温できる暖飯器は11月~3月まで使用できます。お弁当を保温できる暖飯器は
11月~3月まで使用できます。

 各教室には、クラス全員分のお弁当が収納できる暖飯器が設置されています。何十年も前から備え付けられているそうで、チーズドリアなどを持ってきて、熱々のお弁当を楽しんでいる生徒もいます。生徒たちは時間になるとお弁当を暖飯器から取り出し、仲良しのクラスメートとお弁当を食べます。食事が終わったあとはおしゃべりタイム。上級生になると昼休みに委員会活動や生徒会活動も始まります。

家庭からの愛情弁当は生徒たちの励みにもなります。

温かいお弁当が購入できる購買部
購買部のメニュー。作る人によって微妙に変わるのも魅力です。購買部のメニュー。作る人によって微妙に変わるのも魅力です。

 家庭でお弁当が用意できないときは、購買部のお弁当を購入することもできます。毎日手作りの温かいお弁当を提供しており、多彩なメニューで生徒たちからも大人気です。購買部を運営するのは同校の同窓会組織である『翠耀会』の方々。1963年から購買部の運営を任され、現在までほぼボランティアで運営されています。当初は外部の業者から仕入れていましたが、衛生管理が心配になり手作りが始まったそうです。

 購買部でお弁当を提供するひとり、大野碧・翠耀会会長は、2011年まで同校の学校長を務めていました。

「気になる様子の子がいたら、みんなで見守ったり、マナーが悪いと叱ることもあります」

 子育て経験のある方たちが携わっているので、時には生徒たちの話を聞き、相談にのることもあるそうです。

  
大野碧さんは生徒たちのお母さんのような存在です。大野碧さんは生徒たちのお母さんのような存在です。
ロコモコ丼、カツ丼、明太子スパゲティも人気。「購買部のドライカレーが大好きです!」(中1)ロコモコ丼、カツ丼、明太子スパゲティも人気。
「購買部のドライカレーが大好きです!」(中1)
女子栄養大学とスイーツでコラボ

 2015年の9月から、生徒が19時まで利用できるチューター付きの自習室「ラーニングセンター」が開設されました。テスト前には100人以上の生徒がここで学んでいます。

「生徒たちを見ていると、菓子パンを食べたり、ダイエットと称して栄養のないものを食べたりしていました。そんなとき、箱根駅伝で優勝した東洋大学に女子栄養大学が食事で協力していたというニュースを聞いて、ハッと思いついたのです」(田部井校長先生)

 女子栄養大学の学長が同校の卒業生だった縁もあり、同校と女子栄養大学が共同でオリジナルのスコーンを開発、購買部で販売することになりました。脳に良いといわれる希少糖を使用し、1つ食べただけでもしっかり満腹感を感じられるような工夫もされています。

「放課後、ラーニングセンターに行く前に食べています。高校では抹茶味が人気なんですよ」(高2)

  
高2生がレポートしたメイキング。スコーンはパティシエ候補の女子栄養大生がひとつひとつ手作りしています。高2生がレポートしたメイキング。スコーンはパティシエ候補の女子栄養大生がひとつひとつ手作りしています。
販売されているスコーンは「クランベリー&クルミ味」「チョコ&オレンジピール味」「抹茶味」の3種類。販売されているスコーンは「クランベリー&クルミ味」「チョコ&オレンジピール味」「抹茶味」の3種類。

(この記事は『私立中高進学通信2016年2・3月合併号』に掲載しました。)

女子聖学院中学校  

〒114-8574 東京都北区中里3-12-2
TEL:03-3917-2277

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