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私立中高進学通信

2016年1月号

中1の始め方

森村学園中等部

新入生の不安を取り除き
スムーズな中学生活をスタート

期待と不安で胸がいっぱいの新学期。初等部からの入学生がきっかけになり友達ができることが多いという。

期待と不安で胸がいっぱいの新学期。初等部からの入学生がきっかけになり友達ができることが多いという。

友達づくりのきっかけとなる初等部生

 通い慣れた小学校を卒業し、新しい環境での生活がスタートする中1の新学期は、誰にとっても緊張するもの。付属や併設の小学校を持つ学校に中学から入学する新入生は特に不安が大きいと言われています。同校では、新入生たちがこの不安を払しょくし、いち早く学校生活に馴染めることを第一に考え、1学期のプログラムを組んでいます。

「中等部に入学する約200人のうちの半数が、併設する初等部から入学してきます。このような環境のもと、初めは不安そうな表情を見せる新入生もいますが、すぐに打ち解けています」(入試広報部長/小澤宗夫先生)

 新入生がスムーズに学校に馴染んでいるポイントの一つは、同校のアットホームな校風にあるそうです。

「家庭的な雰囲気の中、お互いの存在を認め合う兄弟姉妹のような関係性で育ってきた初等部からの入学生には、誰でも受け入れようという穏やかな空気が漂っています。また、みんな新しい友達に出会うことを楽しみにしながら、入学式を迎えています」

 クラス分けでは、初等部からの入学生と中等部からの入学生が混在しますが、中等部入学生の友達づくりをリードしてくれるのが、初等部からの入学生の存在。

「初等部から入学した生徒に話しかけられたのがきっかけで、友達や先輩などとのつながりができたという中等部入学生が多いようです。中等部からの入学生がすぐに学校に馴染んでいく背景には、初等部から入学する生徒たちの気質が、一役かっているのでしょう」

生徒同士の距離を縮める1学期の行事・部活動
4月の下旬に行う『プロジェクトアドベンチャー』の様子。さまざまな行事を通じて、生徒の距離が縮まります。4月の下旬に行う『プロジェクトアドベンチャー』の様子。さまざまな行事を通じて、生徒の距離が縮まります。

 先生のほうでも、新入生が他の生徒と仲良くなれるような仕掛けをしていきます。

「4月の後半の校外行事では、青空のもと、『プロジェクトアドベンチャー』というアクティビティを行います。協力したり、知恵を出し合ったりしながら、グループでアクティビティに取り組むのですが、この時のグループ分けは、意図的に初等部入学生と中等部入学生を織り交ぜた形とし、知らない者同士が知り合うきっかけとしています。コミュニケーションを取りながらのアクティビティを通じて、生徒同士の距離が一気に縮まります」

 1学期には、その後も行事が目白押し。5月の体育祭、7月の林間学校、そして9月にあるみずき祭(文化祭)の準備などの協働作業を通じて、友達も増えていきます。

「1学期は、行事の多い忙しい時期。教員も、行事を通して生徒たちが学校生活に馴染んでいく手助けをしています」

 また、4月の第3週目頃からは、「部活動見学期間」が始まります。新入生たちはこの期間を利用して、いろいろな部活動を「お試し」します。ゴールデンウィーク後には、入部する部活動に各自で正式登録し、本格的に部活動が開始します。部活動は、互いの出身小学校は関係なく、仲間同士の距離を縮めるのに役立ちます。

5月には「生徒面談」

 本校では、中高6学年とも、1学期及び2学期に担任と生徒本人による「生徒面談」が行われます。1学期の面談は5月下旬から始まります。

「入学して1カ月余りが経過し、学校生活に少しずつ慣れ始めた生徒たちの話を、担任はていねいに聞き取ります。なかには本校が第一志望ではなかった生徒もいますが、入学早々そのような生徒から『森村に入学して良かった』という声が届くと、うれしいものです」

学園の理念を理解する『創立者森村市左衛門研究』

 幕末明治の激動の時代に、日米貿易の道を切り拓いた創立者森村市左衛門翁の自宅の一部を開放して幼稚園・小学校を開設したことを始まりとする森村学園は、「真に社会に役立つ人間を育てる」ことをめざし、創立当初より人格形成を第一の目標とした教育を実践しています。

 中1では、その翁の人生を、関連する書物やビデオなどから学習。翁の生きざまと、実業界での経験により生まれた「正直・親切・勤勉」という校訓の本当の意味を知ることを、これから始まる学校生活の第一歩としています。

(この記事は『私立中高進学通信2016年1月号』に掲載しました。)

森村学園中等部  

〒226-0026 神奈川県横浜市緑区長津田町2695
TEL:045-984-2505

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