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私立中高進学通信

2016年1月号

中1の始め方

和洋国府台女子中学校

未来を切り拓く力をつける
チャレンジからの学び、気付き

左から、小路先生、吉川先生、大竹先生。連係プレーで学級運営を進めています。

左から、小路先生、吉川先生、大竹先生。連係プレーで学級運営を進めています。

自ら考え行動する勇気を背中を押して見守る

 同校では、「凜として生きる」を教育理念として、日本の伝統文化を基盤としながら、海外の優れたものを取り入れ、英語教育、理数教育に力を注いでいます。

 特に、国際的に活躍できるコミュニケーション能力を身につけた自立した女性になるための教育が、中1から始められています。

「本年度の学年方針は“チャレンジ”です。具体的には、失敗する前にやめさせるのではなく、とにかくやらせてみる。目はかけているが、手はかけない。生徒には何事にも積極的にチャレンジし、失敗から学べる気付きを大切にするように見守っています。また同時に、くじけたときは声をかけることを心がけています」
(学級作り/吉川敬子先生)

プラスαの学びと自主性が身につく数学

 数学の授業では、やる気と自主性を重んじ、勉強を習慣づける工夫をしています。

「算数から数学に変わる中1は、まずノートの取り方から徹底指導。また、答えが“出ればよい”のではなく“求め方・プロセス”を大事にするように指導しています。
 具体的には、テストの解き直しをさせ、どこをなぜ間違えたかを生徒自身に分析させます。これによって過程がわかり、“自分の問題”として取り組めるようになります。さらに、授業と連動して行っているのがチャレンジプリントです。これは、確認問題とプラスαの問題で、生徒は好きな分だけ取り組めます。苦手な分野を繰り返し練習できるように始めたものです」(数学担当/大竹瞳先生)

 また5年前に設置された「数学の部屋」、通称「朝MATH」では、毎朝7時40分から、生徒の質問を受けつけるなど、やる気と自主性を重んじる取り組みが行われています。試験の前には順番待ちが出るほどにぎわうそうです。

伝える力をつける実践英語でレベルアップ

 同校のチャレンジ精神が大いに発揮されるのは英語の授業です。週6時間の授業のうち1時間がネイティブ(外国人教師)の授業に充てられています。

「英語は将来の受験はもちろん、就職して社会に出てからも、さらに必要とされることが考えられるので、特に力を入れています。英語で大切なのは、思っていることを表現する力です。中1では発音をネイティブ授業で学ぶとともに、日本語を英語に訳すライティング、教科書の暗唱などさまざまな取り組みをしています。
 発音にはフォニックス(教材)を用い、暗唱には暗唱カードを作るなど、イントネーションを含んだ英語と英文の理解を徹底して行います。また定期的に単語テストを行い、合格するまで追試を繰り返します」
(英語担当/小路冴子先生)

 授業の成果が試されるのが、学園祭とスピーチコンテストです。学園祭ではこれまで習った単語や英文を使って自己紹介を行い、スピーチコンテストでは2人1組で簡単な劇を発表します。希望者が多い場合はオーディションを行うなど積極性を応援します。

 これらは英語の指導方針「インプットからアウトプットへ」、教育精神の「自ら考え行動する」を象徴する行事となっています。学年が上がるごとにレベルアップを図り、県の大会にもエントリーするなど、生徒の成長を後押ししているのです。

最後まで面倒をみる細やかな指導

「本校の独自の取り組みとして、全学年に生活を記録するノートがあります。これは学習の振り返りや生活時間の管理などに用います。中1は週単位の目標スケジュールを立て、自らの評価を記します。保護者や担任のコメント欄もあり、三者のコミュニケーションに活用しています。生徒の気になることがチェックでき、授業や指導に役立てています。生徒の様子がわかり、アナログではありますが、重要なツールとなっています」(吉川先生)

初めての不安を安心に変える工夫

 初めての学校、初めてのクラスメートに不安を抱える中1生。県内外、広い範囲から通学してくる生徒が多いのも同校の特徴で、生徒を不安にさせないさまざまな工夫を行っています。お弁当グループ作りもその一つ。くじや席順、出席番号順など、約1カ月間ローテーションでグループを作ります。これによって生徒同士のコミュニケーション力もぐんとアップして、その後の学級活動や部活動の原動力になると言います。「初めての友達と女子トークに花が咲く様子は見ていてほほえましいですね」と、吉川先生。

 もう一つの工夫は「生活の記録」とネーミングをした記録ノートの活用です。記録もれがないよう指導をしながら、生徒と保護者、担任の三者のコミュニケーションの向上に役立てています。

進学通信2016年1月号
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