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私立中高進学通信

2016年1月号

授業見聞録

文化学園大学杉並中学校

カナダ人教師による
グローバルな教育

楽しいクイズで、積極的なやりとりが交わされます。

楽しいクイズで、積極的なやりとりが交わされます。

「見えない学力こそが大切」と語る松谷茂校長。「見えない学力こそが大切」と語る松谷茂校長。

 日本初のダブルディプロマコースが2015年4月にスタートした同校。カナダのブリティッシュコロンビア州(以下BC州)のオフショアスクール(海外校)として認定を受けた同校(高校)では、日本とカナダ両方のディプロマ(高校卒業資格)を取得することができます。

 現在、第1期生となる高校1年生14人が、世界大学ランキングに名を連ねるグローバル大学への進学も視野に入れて、BC州のネイティブ教師による授業を受けています。

 BC州の教師による授業には、英語のほか、数学、理科(生物、化学)などの教科があります。また、進路などに関する情報収集や、計画を立てるスキルを体系立てて学ぶPlanning10 など、自分の将来設計について考える授業も組み込まれています。生徒は、こうした授業を通して論理的思考力や問題解決能力、判断力といった「生きる力」をグローバルな視野で育てていくのです。

 授業はカナダと日本の教師の2人体制で進められる理数科目と、カナダの教師のみで行われる科目がありますが、教科書も含めて内容はすべて英語。今回拝見した生物基礎の授業では、BC州から派遣されているダン・マイルズ校長が教壇に立ち、理科主任の西田真志教諭が補佐となって授業が行われていました。授業は全員参加のクイズやグループワークを中心に展開するアクティブ・ラーニング。教室には、英語を用いて活発な意見交換を行う生徒たちの声が響いていました。

 こうした頼もしい姿に松谷茂校長は目を細めます。

「英語だけ話せても中身がなければ、グローバル社会は生き抜けません。日本人としてのアイデンティティーを基本に、日本の教育をしっかりとしたうえで英語力を鍛えていくことが、本来の人間性の育成だと考えています」
(松谷校長)

 ダブルディプロマコースでは、日本とカナダの高校のカリキュラムを並行して行うため、通常の高校より授業数が1.3倍ほど多くなっています。

「負担は少なくないですが、卒業時には全員が、英検1級程度の実力が身についていることでしょう」

授業レポート
授業はすべて英語。小気味良いテンポで、生徒のやる気を自然に引き出す

“good morning!”マイルズ校長の元気な声に生徒たちの笑みが自然にこぼれます。今日の生物の授業のテーマは「食物連鎖」。まずはストレッチで体をほぐすと、全員参加のクイズから授業は始まります。今日の学びのキーワードとなる単語を、クイズ形式で確認していくのです。

 マイルズ校長は終始笑顔を絶やさずに、生徒の発言や行動の一つひとつに対して必ず“Thank you”の言葉で応えていきます。たとえ正答できなくても、行動を起こしたその意欲こそが大切と考えているからです。

 次に生徒一人ひとりに動植物の名前が書かれたカードが配られます。そして太陽を演じるマイルズ校長を中心に円になり、例えば、ヘビ→カエル→虫というように、「食べる-食べられる」関係を1本の紐で結んでいきます。最後は複雑に絡み合った紐を切り、そのたった一つのつながりが断たれることで生態系が崩れてしまうことを、グループワークで具体的に学んでいきます。

 全員が主体的に参加して展開される授業は、マイルズ校長のリードでテンポよく進められ、50分間が短く感じられるほど。また、英語での理解が難しい内容には、西田先生によるフォローの説明が加えられます。

「生徒の英語力の進歩は、目覚ましい」と、誇らしげに生徒を見守る西田先生。同校は、カナダからの新しい風を受けて、飛躍を遂げようとしています。

理科主任の西田先生による、ていねいな指導で理解を深めます。理科主任の西田先生による、ていねいな指導で理解を深めます。
蝶のカードを手にした生徒。生徒はカードに記された動植物になりきって捕食の関係を学びます。蝶のカードを手にした生徒。生徒はカードに記された動植物になりきって捕食の関係を学びます。
捕食の関係を紐で結ぶことで、互いが必要不可欠な存在であることを学びます。捕食の関係を紐で結ぶことで、互いが必要不可欠な存在であることを学びます。

(この記事は『私立中高進学通信2016年1月号』に掲載しました。)

文化学園大学杉並中学校  

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-48-16
TEL:03-3392-6636

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