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スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

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私立中高進学通信

2016年特別号

グローバル時代の学び方

橘学苑中学校

誰もがしっかりと学び、自分を鍛え、
自信と勇気を得て伸びていける学校へ

自信と勇気を得て伸びていける学校へ

「生徒が知らず知らずのうちに活動的になり、自分で考えて、積極的に発表するようになる学校をめざしています」(相場校長先生)

 橘学苑は太平洋戦争の最中、「平和な社会を築くためには、人を育てることが必要」と考えた土光登美先生によって創設されました。創立75周年に向けて、教育のさらなる質の向上をめざす同校の相場和生校長先生にお話を聞きました。

文理コース2006年には『文理コース』に『特別進学クラス』を開設。思考力を深めて、国公立・難関私立大学への現役合格をめざすクラスです。

――これからのビジョンをお教えください。

 本校は2004年に男女共学にすると同時に、高校に『国際コース』『文理コース』『デザイン美術コース』のコース制を導入しました。ここから本校は大きく変わってきたのです。男女共学の一期生が卒業した時の大学進学率は25%でしたが、今年の3月には大学進学率68%という数字を残すことができました。中高一貫生だけでみると75%になります。これまで、中高一貫生からは北海道大学や横浜国立大学、早慶上智といった難関大学の合格者が出ています。約10年でここまで進学実績を伸ばした学校は少ないのではないでしょうか。この結果は、本校の教員たちが子どもたちに愛情を注ぎ、個性を育む教育に力を尽くしきた結果だといえます。

 今後の目標としては、こうした伝統を大切にしつつ橘学苑ならではの教育をさらに推進していくことです。これは、単に進学実績を伸ばすという意味ではありません。すべての生徒が、入学後自分を鍛えて伸びていける学校、そんな学校づくりに、今まで以上に力を注いでいきたいのです。今の子どもたちに必要なのは自信や勇気です。本校では、生徒が達成感を味わえる機会をさらに数多く設けていきたいと考えています。達成感の積み重ねによって、自信や勇気や自己肯定感が生まれて、生徒はどこまでも伸びていくはずです。

――生徒に達成感を得させるために、どのような取り組みを行っていますか。

 取り組みのひとつがグローバル教育です。諸外国の方を講師に招いた交流会「世界との出会い」を行うほか、英語教育にも中1時から力を入れています。英語の四技能をバランスよく伸ばすことがねらいです。実用英語技能検定試験をはじめとする、検定試験の結果を評価する難関大学も増えてきました。現在、英検では「聞く・話す」の二技能にも重点が置かれています。

 中学生には学年ごとに目標級を設けて、英検の受検を奨励しています。中1は5級、中2は4級、中3が3級。これは全員がめざす級であり、優秀な生徒にはさらに上の級を受けてもらいます。それぞれの目標に合格することで、達成感や自信を得ることができます。少人数制の英語の授業を通して身につけた“使える英語”を、検定試験の結果に結びつけていきたいと考えています。今後はGTECやTOEICの受検も奨励していく予定です。

 中3になると、こうして身につけてきた英語の力を、『イギリス・ロンドン海外研修』で試すことができます。生徒は現地の家庭にホームステイしながら、午前中は英会話のレッスンを受け、午後は大英博物館やバッキンガム宮殿などの名所を見学します。生徒たちは、英語が通じたときの喜びとともに、通じなかったもどかしさも感じて帰国します。この体験が英語をさらに学ぶための意欲へとつながっていきます。

――貴校が推進するアクティブ・ラーニングについてもお聞かせください。

 ご存知のように、2020年から大学入試制度が大きく変り、思考力や判断力や表現力が問われるようになります。そのための備えを今からしっかりとしなければなりません。そこで、本校ではすべての教科の定期試験に思考力を問う、記述式の問題を出題することにしました。また、どの教科にも積極的にアクティブ・ラーニングを取り入れ、グループワークによって答えを導き出すような授業を展開していきます。そして各教科の教員が、1年間でつくった記述式の問題や授業方法をデータ化して、全教員で共有したいと考えています。共有することによって「こうすれば生徒の思考力を養える」、「こうすれば表現力が豊かになる」ということを教員間で参考にすることができ、授業の質もさらに高まるはずです。

国際コース高校の『国際コース』では、全員が1年間ニュージーランドに留学。グローバル社会で活躍できる問題解決能力やコミュニケーション能力を高めます。

――グローバル教育やアクティブ・ラーニングによってますます主体性が生まれますね。

 そうですね。しかし、そこにしっかりとした土台がなければ、こうした取り組みも充分な成果を発揮できません。そこで私は、生徒に「3つの『あ』を大切にしよう」と繰り返し呼びかけています。まず、「あいうえお」の「あ」です。これは、物事の始まりです。生徒にとっては「学ぶ力」と言い換えることができます。「授業をしっかりと聞き、予習復習に励みましょう」という意味になります。部活動で技能や技量を磨くことも学ぶ力を高めることにつながります。頑張ったことは、試験や試合の結果に返ってきて、大きな達成感も得られるはずです。

 もうひとつは「あいさつ」の「あ」です。礼儀やマナーの基本であり、あいさつからコミュニケーションが始まるからです。また、自らすすんで明るいあいさつする習慣からは、前向きな意識が生まれるでしょう。

 3つ目は「あした」の「あ」です。明日つまり将来、自分がどんな大人になりたいのかを常に考えていてほしいと思います。夢が見つかれば、その夢に向かって努力できます。夢の実現には勉強が必要なことも、自ずと分かってくるでしょう。

 本校での学校生活を通じて学ぶ喜びを知ってもらい、グローバル社会に貢献できる人材を育成したいと考えています。

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