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私立中高進学通信

2015年12月号

私学の光輝

恵泉女学園中学校

社会のために“自分ができること”を考えるクリスマス
クリスマス礼拝&活動

校門にある木をイルミネーションで飾って、クリスマスツリーに。校門にある木をイルミネーションで飾って、クリスマスツリーに。

 キリスト教に基づく教育を行っている同校では、礼拝を大切にしています。毎朝の礼拝に加え、イースター、母の日、収穫感謝祭など、折に触れて特別礼拝の時間を設けています。なかでもクリスマス礼拝は、1年で最も大がかりな礼拝。そのほかにも奉仕活動のための勉強会や、交流先の施設に配るプレゼントの制作などもあり、学校全体が準備でにぎわいます。

「クリスマスとは、『神様からいただいためぐみや喜びを、周りの人々と分かち合う意味を併せ持つ』行事です。そのため、毎年この季節には、古くから交流のある施設への訪問を始め、さまざまな奉仕活動を行っています」
(宗教部担当/松井信行先生)

 中学生を中心に行われるのが、「クリスマス勉強会」と「クリスマス訪問」。福祉の現場で働く方を15名ほど講師として招き、グループに分かれてお話をうかがいます。その後、老人ホームや聴覚障がい者の学校など約20カ所の施設を訪問して、交流会や清掃活動などを行うのです。また、特別養護老人ホームの利用者の方々に年賀状を書いたり、刺繍したハンカチや手作りのクリスマスカードを贈ったりして、交流先の施設のために各学年が趣向をこらして準備に取り組みます。

「本校がめざしているのは、『実践的キリスト教教育』です。単に聖書から話を聞くだけではなく、そこから自分たちに何ができるのかを考え、行動につなげていくことを大切にしています」

 例えば、中3生は体に負荷をかけて行動する“インスタントシニア”を体験し、お年寄りがどのような状況で生活をしているのか、どのように関わったら良いのかなどの理解を深めたうえで活動をしているそうです。こういった活動を通じて、生徒たちは自分と社会の関わりについての認識を深めていきます。

 クリスマス礼拝の当日には、生徒や教職員、保護者の方々からたくさんの献金が集められ、それは約50カ所の施設や団体に送られています。

「毎年、生徒たちから、自分が関心を寄せる施設や団体にも献金を送りたいという声が挙がります。その中から2014年度は、フィリピンのストリートチルドレンを支援する団体と、先天性の顔の変形で苦しむ子どもたちを治療している医療慈善団体にも献金を送りました。ストリートチルドレンの支援団体では、本校の3人の生徒が、すでに3年ほど自発的にボランティア活動をしています」

 社会の中で、自分には何ができるのかを考える機会に恵まれた生徒たち。その学びが、生徒の行動を次の一歩へと前進させていきます。

クリスマス礼拝には、聖歌隊の歌声とハンドベルの演奏が響きます。クリスマス礼拝には、聖歌隊の歌声とハンドベルの演奏が響きます。
生徒や保護者など大勢の人が集まりました。生徒や保護者など大勢の人が集まりました。
クリスマス礼拝では牧師先生のお話をうかがいます。2014年度は経堂緑岡教会牧師の松本敏之先生に来ていただきました。クリスマス礼拝では牧師先生のお話をうかがいます。2014年度は経堂緑岡教会牧師の松本敏之先生に来ていただきました。
ホールに飾られたろうそくの灯。クリスマス礼拝が近づくごとに1つずつ増やします。ホールに飾られたろうそくの灯。クリスマス礼拝が近づくごとに1つずつ増やします。

訪問先にお渡しする飾りやお世話になった方々に送るクリスマスカードは、すべて生徒たちの手作り。

(この記事は『私立中高進学通信2015年11月号』に掲載しました。)

恵泉女学園中学校  

〒156-0055 東京都世田谷区船橋5-8-1
TEL:03-3303-2115

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