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私立中高進学通信

2015年11月号

未来を生き抜く学力のつけかた

自由学園(男子部・女子部)中等科

日々の生活と連動した実学の学びが
社会で生きる力を育む

標高2,000mを超える山を全員で登ります。宿や交通機関の手配から、登山コースの下見など、緻密な準備と計画を生徒たちが主導して行います。山の地形や歴史、気象現象、体力づくりなど、社会科、理科、体育などの要素を含んだ総合的な学びの場でもあります。

標高2,000mを超える山を全員で登ります。
宿や交通機関の手配から、登山コースの下見など、緻密な準備と計画を生徒たちが主導して行います。
山の地形や歴史、気象現象、体力づくりなど、社会科、理科、体育などの要素を含んだ総合的な学びの場でもあります。

机で学んだ知識を実際の生活に応用する
学園生活は、自分たちのことは自分たちの手で行う「自治」を基本としています。その中心となるのが、全生徒が順番に担当する「委員会」組織。どのようにして責任を果たすのか、自ら考え、学び、行動することが、自由学園の教育の根幹にあります。学園生活は、自分たちのことは自分たちの手で行う「自治」を基本としています。その中心となるのが、全生徒が順番に担当する「委員会」組織。どのようにして責任を果たすのか、自ら考え、学び、行動することが、自由学園の教育の根幹にあります。

 教室の中での勉強だけでなく、生活のあらゆることを学びの機会として、自分で考えることや本物に触れること、体を動かして実際に体験することを重視した教育活動を行っている同校。得た知識を実際の生活に応用する力を育てることで、豊かな人生を生きるための「人間の土台」を築く教育をめざしています。

「本校では、日々の生活の中から学ぶことを大切にしています。生活する中で抱いた疑問や発見したことを『なぜ?』と考えて学んだことこそが、その人の『生きる力』となると考えているからです」(女子部部長/佐藤史伸先生)

 学園生活は、自分の頭で考えて問題を発見し、解決することの連続。毎日の生活が、アクティブラーニングの実践の場となっています。

 自由学園には、「自労自治(=自分たちのことは自分たちでする)」という伝統があり、女子部中・高等科でも、約3万坪に及ぶキャンパスの清掃・管理から、日々の食事の準備や後片付けまで、生徒主体の学校運営が行われています。例えば、全校生徒分の昼食の準備をするのも、生徒たちが順番に担当。指定された塩分濃度で、人数分の料理を仕上げるためにはどれくらいの調味料を用意する必要があるのか。それを計算するためには、家庭科だけでなく、数学の知識を応用して考える力が必要になります。

社会人スキルと直結した学びが生徒の目的意識を高める

 生活の中にある疑問や課題を解決するためには、一つの教科だけではなく、複数の教科を横断して考える力が必要です。また、思考力や判断力と同時に、自分の考えを人に伝える発信力や表現力、工夫をしながら実践する行動力なども問われます。机上の知識の数歩先を行く学習により、生徒たちは社会で生きていくために必要な力を身につけていくのです。

「生活と連動した実学の学びが、社会人スキルに結び付いていることから、卒業生たちは多様な分野で活躍しています。実体験にあふれた学園生活の中で、生徒が見出す進路は、これからの人生を見据えた具体的なもの。高等科修了後、約半数の生徒が内部進学をし、残りの半数の生徒が他大学などへ進学をしますが、どの生徒も目的意識がはっきりしていますので、AO入試などで進学しているケースもあります」

生活と密着した独自のアクティブラーニング
クラスを2分した少人数制の授業で、一人ひとりをしっかりと指導します。クラスを2分した少人数制の授業で、一人ひとりをしっかりと指導します。

 教科教育は、さまざまな学問領域をただ知識として学ぶだけでなく、学んだ知識を実際に使い、応用して具体的な課題を解決するプロセスまでを学ぼうとするもの。緑豊かなキャンパスの中での体験や、その道の第一人者をゲスト講師とした授業など、本物に触れながら、幅広い教養を身につけます。

 また、高等科になっても選択科目制を取らず、卒業まで全員が同じカリキュラムで勉強することも大きな特徴の一つです。

「感受性が豊かな中高時代だからこそ、本物に触れて幅広い知性を育むことが、その後の人生の糧になると考えています」(佐藤先生)

協働して学びを深め自分のものにする「学業報告会」
「学業報告会」は一般のお客さまや保護者、入学希望者の方にも公開しています。「学業報告会」は一般のお客さまや保護者、入学希望者の方にも公開しています。

 クラスごとに、さまざまな教科で得られた学びを融合し、一つの課題に取り組むのが、2学期に行われる「学業報告会」。各学年でグループをつくり、1学期の授業で学んだことの中からテーマを設定して、実際の生活の中に学習を発展させ、研究・まとめ・報告を行います。今年は、「料理」(中1・化学)、「遊園地」(中3・物理と数学)などのテーマに取り組みます。

チームワークや段取り力
判断力などが問われる食事づくり
薪を使ったご飯の炊き方や魚のおろし方など、調理スキルも身につけていきます。薪を使ったご飯の炊き方や魚のおろし方など、調理スキルも身につけていきます。

 家庭科の授業の一環として、生徒たち自身が、毎日の昼食を交代で準備しています(当番は2週に1度)。90分という限られた時間の中で、全校生徒の食事を用意するために、リーダーは1週間前から先生と相談し、必要な食材や調理器具、担当の割り当て、調理の段取りなどを周到に準備。そのためにかかった費用や、栄養価なども計算して報告します。

(この記事は『私立中高進学通信2015年11月号』に掲載しました。)

自由学園(男子部・女子部)中等科  

〒203-8521 東京都東久留米市学園町1-8-15
TEL:042-422-1079(女子部)/042-428-3636(男子部)

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