Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2015年11月号

未来を生き抜く学力のつけかた

神田女学園中学校

生徒自身で考え
一人ひとりに適した進度で学ぶ
『KANDAラーニング』

脳を活性化して視野を広げ、グローバルに活躍できる人物を育てたい。そんな思いから、同校では英語教育にも力を入れています。

脳を活性化して視野を広げ、グローバルに活躍できる人物を育てたい。
そんな思いから、同校では英語教育にも力を入れています。

形式にとらわれず脳を活性化させる授業を

 近年、2020年度以降の大学入試改革を見据え、アクティブ・ラーニングに力を入れる学校が増えています。しかし、グループ学習を行うだけで生徒の考える力は伸びるのでしょうか。そんな疑問を抱き、アクティブ・ラーニングを再定義したのが同校の『KANDAラーニング』です。

「アクティブ・ラーニングの本質は、生徒の脳をアクティブな状態にすることです。本校でも『プロジェクト学習』というグループワークは行っていますが、通常の授業でも生徒の脳を活性化し、主体的に考える力を養えるはずです。そう考え、新たな授業スタイルへの挑戦を始めました」
(入試広報室長・外国語科主任・グローバル教育担当/伊守勇治先生)

入試に強い学力重視のアクティブ・ラーニング

 こうした考えのもと、同校では新たに二つの授業スタイルに取り組んでいます。一つは、教員が説明する前に生徒自身で問題に取り組み、わからないことを洗い出してから説明を聞くという授業形式です。

「先にわからないことや課題を見つけ、そのうえで授業を進めると、生徒は疑問点が解決され『わかった!』と理解できます。さらに演習を行うと、よく理解してから解くので『できた!』となります。『自分は何がわからないか』を客観的に知ることが、考える力を育てるのに重要なのです」(教務部長・国語科主任/小堀美和先生)

「理科も同様です。今までは実験器具を教員がそろえ、手順を説明してから実験に臨みましたが、それでは教師の手順を真似して終わりです。そこで必要な器具や手順も、グループごとに考えさせる授業にシフトしました。また、高3の授業では問題を解いてみてわからない項目は、生徒が自分で調べて解説を書くよう指導しています。みんな黙々と机に向かっていますが、脳は活発に動いているのでこれもアクティブ・ラーニングです。『アクティブ・ラーニングを取り入れると授業が進まないのでは』と危惧する保護者もいらっしゃいますが、『KANDAラーニング』なら学力を落とさないと自負しています」(理科・グローバル教育担当/池田幸代先生)

 もう一つは、演習の時間を増やし、一人ひとりの進度に合わせて学習を進める授業形式です。

「わからない生徒をせかさず、わかっている生徒を待たせない演習を心がけています。授業では、以前の復習にあたる演習、通常の授業、授業内容の演習という流れで学習を進めます。理解の早い生徒はどんどんプリントを進め、理解に時間のかかる生徒は教師や周りの生徒がサポートすることで、習熟度に合った演習を行うことができます」
(伊守先生)

 二つの授業スタイルを通して社会で必要とされるグローバルな視点も養いつつ、まずは大学受験に必要な力を育てたいと伊守先生は語ります。

「保護者のみなさんが安心できるよう、大学入試改革を見据えた授業を行うことも本校の大事な役割だと考えています。大学入試がどのように変化しても、それに対応できるよう、確かな学力を養っていきます」

未来を生き抜く
問題発見力

 教師の説明を聞くと、わかった気にはなるものの、問題は解けない……。そんなことのないよう、『KANDAラーニング』では「自分は何がわからないのか」という課題の発見を重視しています。説明を受ける前に、まず問題を解き、わからないポイント、つまずいた問題を認識するのが第一歩。そのうえで解説を聞くので、常に自分自身で考える状態が持続し、理解度が深まります。

 グループワークによる『プロジェクト学習』でも、問題発見力を養っています。

「最近ではグループで各国の大使館を訪れ、生徒たちが抱く疑問について取材しました。対象となる国について学ぶのはもちろん、大使館への行き方を調べたり、質問したいことを挙げたりするのも、すべて生徒が自発的に行いました。生徒の主体性に任せると、自ら問題を発見し、新しいことにどんどんチャレンジするので驚かされます」(池田先生)

プロジェクト学習の一環でケニヤ大使館へ。事前に何を聞きたいか明らかにしたため、相手の話もスッと頭に入ります。プロジェクト学習の一環でケニヤ大使館へ。事前に何を聞きたいか明らかにしたため、相手の話もスッと頭に入ります。
自分たちで問題を発見し、考えた結果を発表。『プロジェクト学習』を通じて、生徒の考える力を育てています。自分たちで問題を発見し、考えた結果を発表。『プロジェクト学習』を通じて、生徒の考える力を育てています。
未来を生き抜く
聴く力

 視野を広げるには、自分の意見を一方的に発信するだけでなく、相手の意見を受け止めることも大切です。同校では、聴く力を重視し、他の生徒の発表を聴く際は、途中で意見を挟むことなく静かに傾聴するよう指導しているそうです。

「人の話を聴くことは、多様性への寛容にもつながります。話し合いをするには、『そういう意見もあるのか』と相手の言葉を聴く姿勢が大事。これがグローバル社会で生き抜く力の育成につながると信じ、生徒に対して日常的に指導しています」(伊守先生)

みな集中して聴いてくれるので、発表にも熱が入ります。みな集中して聴いてくれるので、発表にも熱が入ります。
教師が「聴く姿勢」と声をかけると、手をそろえて静かに耳を傾けます。教師が「聴く姿勢」と声をかけると、手をそろえて静かに耳を傾けます。
未来を生き抜く
実行力

 日々の予定を自分で管理するため、中学生は『生活記録ノート』、高校生は『ライフノート』を持ち歩いています。その日なすべきこと、宿題をメモするほか、検定試験に向けてどのように勉強に取り組むかなど長期的な計画も記します。中学では、生徒一人ひとりに対して継続して学習指導を行う『学習コーチ』の担当教員がつくため、指導を受ける際に必ず持って行き、勉強計画を立てるのに役立てます。

「このノートを活用して、計画、実行、チェック、対策というサイクルをつくり、自己管理能力、実行力を育てることが狙いです」(小堀先生)

高校生が使う『ライフノート』。自分で学習計画を立て、実行します。

未来を生き抜く
諦めない力

 今後の人生では、大きな問題に直面することもあるでしょう。そんな時、必要となるのが諦めない力です。

「例えば国語のテストでは、記述問題に苦手意識を抱き、最初から諦めてしまう生徒もいます。こうした苦手を克服させるため、高2ではグループに分かれて評論を図式化して解説する授業に取り組みました。意見の発表や討論を繰り返したことで、記述問題の解答率もアップ。こうした積み重ねの結果、『こう話せば相手に伝わるのだ、とわかるようになりました』と語る生徒もいました。壁にぶつかった時には、まっすぐ進むだけではうまくいきません。多角的な視点を持ち、視点をずらすことで、諦めずに困難を乗り越えてほしいですね」
(小堀先生)

(この記事は『私立中高進学通信2015年11月号』に掲載しました。)

神田女学園中学校  

〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-3-6
TEL:03-6383-3751

進学通信掲載情報

【授業】革新的女子教育の推進
【実践報告 私学の授業】知識と教養、品格を身につける『KANDA流リベラルアーツ教育』
【中学入試のポイント】多様な受験生を受け入れる努力の成果を示せる入試
【未来を切り拓くグローバル教育】中3から第二外国語を学びトリリンガルに!
【6年間の指導メソッド】伝統と革新が生み出す次世代の女子教育
【制服物語】時代に即した制服でグローバルマインドを育む
【グローバル時代の学び方】主体的な英語の学びを後押しする新拠点 新しい学びを生む『K-SALC』完成
【私学だからできるオリジナル教育】『KANDAラーニング』がICT導入でさらに進化
【グローバル時代の学び方】地球規模に視野を広げる独自の『プロジェクト学習』
【Students' Chat Spot】時代に即した女子教育を進めてきた同校 国際社会で活躍できる力を育成
【SCHOOL UPDATE】KANDAラーニング&DEタイム 毎日の25分間で基礎学力を向上させる
【学校生活ハイライト】生徒一人ひとりの“情熱”が結集 創意あふれる『姫竹祭』には「語学の神田」ならではの展示や劇も出展
【未来を生き抜く学力のつけかた】生徒自身で考え一人ひとりに適した進度で学ぶ『KANDAラーニング』
【10年後のグローバル社会へのミッション】グローバルクラスが探究型学習をリード
【めざせ 次代のグローバルリーダー】日本女性の感性で国際社会に貢献するために語学力と問題解決力を養う
【全人教室│心を育む私学の授業】地域活動から国際支援へ グローバルな視点を持ったヒューマニストになる!
【授業発見伝】英語 国際社会で活躍するために「使える英語」を身につける
進学通信2015年11月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ