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私立中高進学通信

2015年11月号

未来を生き抜く学力のつけかた

足立学園中学校

男子の知的好奇心を刺激し
学習意欲を高めながら未来へと導く授業改革

タブレット端末を使った授業が行われています。

タブレット端末を使った授業が行われています。

ダイヤの原石を磨くため
授業環境の整備を実施
お話をうかがった寺内幹雄校長先生。お話をうかがった寺内幹雄校長先生。

 今春、東京大学・京都大学に現役合格者を出して、注目を集めている同校。学校改革の目標「現役合格率90%以上」を、コンスタントに達成しています。寺内幹雄校長先生は、授業改革を掲げ、さらなる躍進をめざしています。

「生徒たちのためにどんな授業を行うべきか、教員には常に考えてもらっています。ときには、お互いの授業を見学し、教科の枠を越えて評価し合うこともあるので、教員は、良い刺激を与え合っていると思います」

 寺内先生はここ2、3年で授業改革の手ごたえを感じたと言います。

「生徒が授業に主体的に参加するようになったと、教員からよく聞かれるようになりました。英語の授業以外で“英語でプレゼンしてもいいですか”と言う生徒もいるようです。
 また4月に入学したばかりの中学生も、夜遅くまで自習室で勉強に励む高校生の先輩の姿などが良い刺激になっているようで、学習に対する意欲を高めています。
 本校には、磨けば光るダイヤモンドの原石のような生徒たちがたくさんいることを実感し、その生徒たちを進化させ、輝かせたいと思いました。そのために、生徒が自ら学べる学習環境の充実を図る必要性を感じ、先端のICTの導入や、各教科で趣向を凝らした授業を実施するなどの改革を進めてきたのです」

授業改革の成功を担う
先行型の受験指導

 同校の国語・英語・数学は、中学3年で高校1年の授業内容に入れるように、独自に指導計画を立てて実施しています。

「6年間の学習内容を5年間で終えて、残りの1年はじっくりと目標大学を見据えながら受験に備える、という指導計画が定着しています。東大・京大をはじめ、最難関大学、難関大学の合格者が増えているのも、しっかりとした学習システムが、生徒たちの間に浸透しているからこそだと思っています」

 校長に就任して今年で4年目を迎える寺内先生は、約40年前に初めて教壇に立った日から、男子校として同校がめざす全人教育の役割を、常に考え続けてきたと言います。

 より本格化する授業改革において大きな役割を担う教員たちの指導力には信頼を寄せていると語りました。

「4月に入学してきたダイヤモンドの原石たちが、ICT教育や積極的な先生方の手によって、ていねいに磨かれ、さっそく頭角を現しつつあるのが今です。今後は本校の学びの質が、さらに向上していくことを期待しています」

6年間の内容を5年間で終えて受験に備える指導計画
未来を生き抜く
趣向を凝らした授業
渡辺先生が担当する高1の生物の授業。時折英語が飛び交います。渡辺先生が担当する高1の生物の授業。時折英語が飛び交います。

 趣向を凝らした授業の一つに、高1の生物の時間で実施される「生物・英語・道徳の融合授業」があります。

「男子校ということもあり、動物・昆虫・魚など、特定の生物分野に詳しい生徒が多く在籍しています。カエルの解剖に真面目に取り組む生徒たちの姿を見て、もっと深く、そしてもっと楽しく、生物学と向き合ってもらいたいと思うようになりました。
 そこで、英語で書かれたiPS細胞の論文の翻訳に挑戦してもらいました。高1生には高度なレベルですが、一般向けに分かりやすくまとめた英文資料などを活用しながら、真剣に取り組んでいました。
 加えて、iPS細胞を医療に用いることの是非など、授業の中でどんどん意見交換してもらっています。いずれは英語によるディベートまで発展させたいと思っています」(理科/渡辺裕多先生)

 大学の博士課程まで、一貫して生物学と向き合った渡辺先生。自らの研究成果を英語で発信できる生徒の育成をめざします。

「英論文翻訳の課題として、『ティラノサウルスには羽毛があった』という論文に挑戦してもらいました。翻訳のヒントとして『最新の研究では、ティラノサウルスのDNAは鳥類に移っている』と提示すると、生徒たちは一様に目を輝かせます。英論文の読破に挑む熱心な生徒の姿を見てますます期待は膨らんでいます」

 一人ひとりの知的好奇心を刺激し、科学的な思考力を伸ばす楽しい授業が今、始まっています。

未来を生き抜く
ICT教育と教科融合授業
寺川先生が担当する中2の授業を見学。主体的に授業に臨む生徒たちの笑顔がありました。寺川先生が担当する中2の授業を見学。主体的に授業に臨む生徒たちの笑顔がありました。

 タブレット端末を用いた反転学習や、オリジナルの映像教材を用いたディスカッション形式の授業など、ICT教育を積極的に取り入れているのが、英語科の寺川信先生。学習指導係も務める寺川先生のきめ細かな個別指導は定評がありますが、クラス担任としてこれまで、東大現役合格者を複数輩出してきた実績も注目されています。

「例えば、英文法などで一人ひとりの文を添削していると、どうしても時間が足りなくなりますが、間違いやすい箇所をあらかじめ電子黒板に映し出し、“なぜ間違いなのか”を全員で確認し合えば、より効率的であり、さらには自分達の克服課題として共有できるメリットもあります。また、ICT授業の導入以降、生徒一人ひとりが積極的に授業に臨むようになったことを強く感じています」

 同校のICT教育を先導する寺川先生に、“もう一方の授業改革”として生物の渡辺先生が取り組んでいる「生物・英語・道徳の融合授業」について、感想をうかがってみました。

「私たち英語科の教員は、実際に英語の使用場面を想定して教えているのですが、具体的にその使用場面がなければやはり定着が難しいので、生物の授業の中で、現実にそういった機会が用意されているのは、非常にありがたいことです。何のために英語を学ぶのかという原点が、一つの大きな目標を持つことで、より具体的になることを期待しています」

(この記事は『私立中高進学通信2015年11月号』に掲載しました。)

足立学園中学校  

〒120-0026 東京都足立区千住旭町40-24
TEL:03-3888-5331

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